さて沢村戦も終わったので、57巻も試合と試合の繋ぎの話です。
つーわけで次は鷹村さんの試合です。
網膜剥離、ボクサーに特有のものかなと思ってましたが先日俺の知り合いもこれにやられてました。眼球の後ろ側が傷つくことなんて日常生活じゃまずありえないと思いますけどね…
この時代はまだジュニアミドル級という呼び方が使われてたんですな。1998年からボクシングの階級は一部名称が変更されているので一応復習しておきましょう。
ストロー級→ミニマム級
ジュニアフライ級→ライトフライ級
ジュニアバンタム級→スーパーフライ級
ジュニアフェザー級→スーパーバンタム級
ジュニアライト級→スーパーフェザー級
ジュニアウェルター級→スーパーライト級
ジュニアミドル級→スーパーウェルター級
スーパーウェルター級王者なんて肩書き、めちゃくちゃ強そうですよね…
そして二階級制覇に挑む鷹村。
A PASSING POINT!鷹村は防衛記録を伸ばすのではなく複数階級制覇を目標としたわけです。まぁどちらが価値があるのかは正直難しいところですよ、新しい階級で王者に挑み続けることはもちろんかっこいいことですが、王者としてベルトを守り続けることもまたかっこいいことですからね…
ミドル級王者、弱いわけがありません。フライ級やバンタム級が体格の小さなアジア人、中南米人のためのカテゴリーであるならば、まさに欧米人のためのカテゴリーがミドル級ですから。そんなミドル級のチャンピオンをアジア人が粉砕したのは過去にたったの2回しか例がありませんからね…