キン肉マン第25巻の考察、その後編です。きよのブログ第2000回目を彩る至高の名言がようやく登場します。
さて熊本へと向かうロビンとテリーが辿り着いてたのは会津若松城、そこでは剛力チームの中堅が登場してました。
そんなゴーレムマンですが、やはりマンモスには敵いません。
ゴーストキャンバス!
イスラエル出身の25歳。こいつとイラク出身のキャノンボーラーが仲良いわけがありませんよね(笑)ビッグボディはチーム結成に際してそーゆー国際情勢的な事も考えなきゃいけなかったんですよ。
ちなみにゴーレムマンは身長300㎝体重1t、これはサンシャインと全く同じ数値です。これには理由があり、ゴーレムマンが読者投稿されたハガキに「サンシャインの兄?」という説明書きがあったからだそーです。まぁサンシャインは28歳なのでゴーレムマンが弟という解釈ならアリですかね…
ゴーストキャンバス!
ゴーレムマンの出血量が多すぎるような気もしますがね(笑)まぁキン肉マン史上ブロッケンマンに匹敵する酷い殺され方をしたゴーレムマンですが、その生涯で発した言葉は「グオオ」「グオーッ」「ゴアッ」の3つのみ。レオパルドンも「次鋒レオパルドンいきます」「グオゴゴゴ」「ギャアーッ」の3つのみ。副将キャノンボーラーに至っては作中一言も喋ってません(笑)剛力チームは寡黙な男が揃ってるんですよ…
こちらはアメリカはデトロイト出身の18歳。キングを名乗ってるけどこいつ未成年です(笑)
そんなキングザ100トン、やはり注目すべきはその体重です。先ほども述べましたがサンシャインとゴーレムマン、さらにはザ魔雲天というキン肉マンを代表する3人の巨漢超人の体重が1トン、その100倍というのは常軌を逸する重さです。でも例えば鉛なら1㎥で11トン以上の重さになりますからね、キングザ100トンの体重も不自然とはいえません。やっぱ金属というものは重いんですよ…
そんなキングザ100トン、まずはミートくんを処刑します。
ジェットローラーシーソー!
このリングは一体どーゆー構造になっとるんでしょーか?リング下にコンニャクでも入ってるんでしょうかね(笑)
そんなわけで跳ね上げられたミートくん、天井に直撃すれば即死ですが…もちろんそんなことにはなりません!
ミートくんがミキサー大帝を撃破した頃まだ福島にいたロビンとテリーがとんでもない速度で熊本に到着しました。まぁテキサスやロンドンから福島まで音速以上の速度で辿り着いてますからね、福島から熊本なんて目と鼻の先ですよ(笑)
そんなわけでキン肉マンにとってはこれ以上ない救援と合流。
この左上の看護婦の1コマ、これって必要か?そして友情パワー全開。
キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、この3人を称して「正義超人三羽ガラス」と呼びます。当初は残虐なキャラとして登場したラーメンマンやウォーズマンとは異なり、この3人は生粋の正義超人ですからね。キン肉マンがキン肉星の王位に就くためのチームメイトとしてロビンとテリーだけは何があっても外せません。
とここでマリポから当然すぎる異議申し立て。
まぁマリポが言ってることは正論です。しかしキン肉マンはこの正論を無視し、技巧チーム戦ではメンバー表に名前のないウォーズマンとラーメンマンを出場させ、知性チーム戦でもジェロニモとサムライを強行出場させてます。考えてみると知性チームは最初から最後まで5人で戦い抜いてるのに、キン肉マンチームは総勢8人だもんなぁ…そりゃ体重が80トン減って素早くならないわけがありませんが、それにしてもまだ20トンもある巨体でそのスピードは凄すぎます。ちなみにこの状態のキングザ100トンのことを俺はキングザ20トンと呼んでいます(笑)
この辺りからですかね、ゆでたまごはリング下に多くのギミックを隠し始めるんです。それにしてもこんな仕掛けを一体誰が設置してるんでしょーか?キングザ100トン本人が前日からこっそりと準備してたのか、それとも業者に依頼したんでしょーか(笑)
そしてキングザ20トンは重りを20トン追加。
さらに40トン追加したキングザ80トン、しかしテリーはこれを弾き飛ばします。
さ、考えてみましょーか。F(荷重)=ma(質量×重力加速度)の公式を単純に当てはめるのであれば、95kgの質量のテリーマンが80トン以上の荷重を生み出すために速度を倍掛けしていくほかありません。テリーの体重はだいたい80トンの1/800ですから、キングザ100トンの落下速度の800倍の速度でこのシーソーに着地すれば100トンを弾き飛ばすことは可能なはずです。そこで100トンが仮に5mジャンプして自由落下したと仮定すると着地時の100トンの落下速度はおよそ9.9m/sとなりますからその800倍で7,920m/s、つまりテリーマンに求められる速度はマッハ23です(笑)まぁ厳密に言うとテリーが先に着地している分計算はもっと複雑になるでしょうけどね…
さ、考えてみましょーか。F(荷重)=ma(質量×重力加速度)の公式を単純に当てはめるのであれば、95kgの質量のテリーマンが80トン以上の荷重を生み出すために速度を倍掛けしていくほかありません。テリーの体重はだいたい80トンの1/800ですから、キングザ100トンの落下速度の800倍の速度でこのシーソーに着地すれば100トンを弾き飛ばすことは可能なはずです。そこで100トンが仮に5mジャンプして自由落下したと仮定すると着地時の100トンの落下速度はおよそ9.9m/sとなりますからその800倍で7,920m/s、つまりテリーマンに求められる速度はマッハ23です(笑)まぁ厳密に言うとテリーが先に着地している分計算はもっと複雑になるでしょうけどね…
さてここで2つの球体に変化したキングザ80トン。
しかしここでついにテリーが逆転。
しかしこのテキサスクローバーホールドを脱出したキングザ80トン、テリーをシーソーへと戻します。
半分になったからとテリーはこの球体を持ち上げていますが、この球体1つで40トンもあります。ザ魔雲天を40人持ち上げてるのと同じことですからね、これができるんならテリーは魔雲天を片手で振り回せますよ(笑)
さらにテリーを苦しめるキングザ80トン。
リング中央で腰までキャンバスに埋まっていたテリーがなぜロープ際に?というツッコミどころはありますが、やはり注目すべきはテリーがこの体勢で80トンの重みに耐えている点です。これに耐えられるんならこの世にあるすべての技に耐えられますよ…
ここでキングザ100トンの股にテリーが左脚を突っ込むとサソリ固めになります。つまりテキサスクローバーホールドとは足の抜けたサソリ固めです。どちらが痛いかというと俺はテキサスクローバーホールドの方が痛いと思いますが、実際にはテキサスクローバーホールドを使うレスラーはあまりいません。なぜかというとテキサスクローバーホールドよりもサソリ固めの方が技を掛けるのが簡単だからでしょうね…
このマリポの発言から分かることが2つあります。1つ目はマリポと100トンの付き合いは結構昔から続いてるということ、そしてもう1つは完全武装の状態でずーっとリングサイドに座っていた100トンの姿をマリポは全く見ていなかったということです(笑)
そして余裕の100トンからアピールポーズ。
つーわけで砕け散った100トン、しかしここで飛翔チームの忠誠度の高さが再び。
そんなこんなで結果は両者ノックアウトで引き分け。
そんなこんなでついに大将戦、キン肉マンマリポーサvsロビンマスク。リングに向かうロビンとキン肉マンとのやりとり、これこそが俺のブログの2000回目を飾るに相応しい超名言です!
さて試合に戻りましょうか。とんでもなく身軽なマリポにいきなり翻弄されるロビンマスク。
マリポはモクテスマ星生まれのモクテスマ星育ちです。この星の名前はもちろん「マスク持て」のアナグラムなんでしょうが…問題なのはそこではなく、キン肉星生まれじゃないと宣言している時点でマリポはキン肉大王と王妃の子供ではないと認めちゃってるんじゃないでしょーかね(笑)
これね、実際やろうと思ったら相当難しいです。人差し指と中指の第一関節だけ曲げるのは至難の技ですからね、ぐわしより難しいです(笑)
そんなわけで身体中の骨がバラバラになっちゃったテリーマン、しかし元気に100トンを粉砕(笑)
もちろん実際のプロレス技としても存在している技ですが…これって本気でやったら人を殺しちゃう技ですよね。後頭部に膝はマズい。
ミスターVTRとキングザ100トンはマリポのため、飛翔チームのために命を捧げてます。飛翔チームは対戦したのがキン肉マンチームだったがゆえに敗れ去ることになりましたが、チームとしての総合力なら剛力チームや技巧チームを上回ってるんじゃないですかね…
これはテリーにとっては痛恨の引き分けです。テリーの戦績を振り返ってみてロビンに負けたのはまぁ仕方ないし、アシュラマンと引き分けたのも構わないんです、なぜならロビンもアシュラマンもレギュラー格の超人ですから。同じようにラーメンマンがウォーズマンに負けたり、そのウォーズマンがバッファローマンに負けたり、そのバッファローマンが悪魔将軍に負けた事はその負けた超人の評価を下げることにはつながらないんです。問題なのは一発屋の超人に対して勝ち星を取りこぼしてしまうことです。それは一発屋超人であるスクリューキッドとケンダマンにやられたブロッケンとウルフの凋落ぶりを見れば明らかです。結局テリーはこの王位争奪戦において1勝すら出来ずにその評価を大きく落としてしまいましたからね…
ロビンの「玉子とみそ汁もつけてな」これが俺が2000回目に選んだ名言です。伝わらない人には全く伝わらないでしょうが、伝わる人間には伝わるはず。友情というものを示すのにこれ以上の表現はないとさえ思える至高の名言です。想像してみてください、自分のために命を懸けて戦ってくれてる友がいたとして、その友に何も返せるものがない時の気持ちを。牛丼なんてものしか差し出せるものがない男の辛さを。そんな辛い気持ち、申し訳ない気持ちをこの「玉子とみそ汁もつけてな」は一気に吹き飛ばしてくれるでしょ。別にロビンは玉子とみそ汁が食べたかったわけではなく、友であるキン肉マンの辛い心情を少しでも和らげるためのこの発言なんです。これこそが正義超人の友情なんです!
マリポはモクテスマ星生まれのモクテスマ星育ちです。この星の名前はもちろん「マスク持て」のアナグラムなんでしょうが…問題なのはそこではなく、キン肉星生まれじゃないと宣言している時点でマリポはキン肉大王と王妃の子供ではないと認めちゃってるんじゃないでしょーかね(笑)
そんな空気の薄いモクテスマ星で育ったマリポは身体能力抜群です。
さてここで唐突にこんな設定が登場します。
後にこの壁画が全く別の物に描き直されてしまうのはまぁご愛嬌です。だってこのままだと上の技は単なる首投げだし、右下の技は単なる背負い投げですもんね(笑)
そんな理論初めて聞きました。酸素が薄い場所で育ったマリポの心肺機能が優れているというのならもちろん理解できます、だけど酸素量が増えたからって走り高飛びや幅跳びの能力が向上するなんてことはあり得ないでしょ。ゆでたまごは「酸素濃度」と「重力の大小」を混同してしまってますよね、そんな間違い小学生でもしませんよ(笑)
後にこの壁画が全く別の物に描き直されてしまうのはまぁご愛嬌です。だってこのままだと上の技は単なる首投げだし、右下の技は単なる背負い投げですもんね(笑)