キン肉マン第26巻の考察、その後編です。
さてベルリン立てこもり事件から3日後、姫路城に姿を現した技巧チームのメンバー初披露!パルテノンは問題ありません。問題なのはもう1人のライダーマンです。最初はこんな名前だったんですよ。なぜバイクマンに変えたのか、それはやはりこのライダーマンとカブっちゃってたからか?やっぱライダーマンつったら普通はこっちを連想します。ちなみに右腕についてるのは落花生ではありません(笑)
効果音の「ズラ」というのは置いておくとして、やはりワクワクするメンバー構成です。この超人血盟軍よりワクワク感のあるメンバーをもし俺が作るのであれば…
先鋒 銅ベルマン
次鋒 レオパルドン
中堅 デビルマジシャン
副将 ミスターカーメン
大将 ザ・ゴッド・シャーク
こんな感じですかね。メンバーを見た時のワクワク感だけなら宇宙一と自負しています(笑)
そんなわけで残虐チーム先鋒はザ・ニンジャ、これに対し知性チームは3人目の超人が登場!
この4本の腕を見て「こいつの正体タッグトーナメント編でちょろっと出てたサムソンティーチャーじゃね?」と当時推測できた読者がいたならなかなかのもんですわな。それにしても謎なのは両手に持った剣の意味です。リング上には持ち込めない剣を持って登場した意味が分かんないんですよね、斧を持って登場するジェロニモと同じなんですよ…
もう見たまんま万力の化身超人です。こういった化身超人のカテゴリーはティーパックマンやキューブマン、チエの輪マンあたりに端を発するわけですが、作品が終盤に近づくにつれて化身超人の中でも工具系化身超人が目立つようになったきましたね。ネジの化身スクリューキッド、ペンチの化身ペンチマン、そしてマンリキの化身ザ・マンリキ、これに加えてノコギリの化身であるノコギラーマンとトンカチの化身であるハンマーヘッドを加えれば家の一軒くらいは建てられますよ(笑)
そんなザ・マンリキはスウェーデン出身の25歳。しかしザ・マンリキの最も注視しなければいけない点は721万パワーという超人強度です。このハンパな数字、気になって夜も眠れませんよ…やっぱスプリングマンの右腕が気になるところですね。あと右端で鬼がムチを振るってますが、真面目に働いてる奴らを鞭打つよりもただ浮かんでるだけの奴らをまずひっぱたくべきなんじゃないでしょーか(笑)
そんな頂上墓場からの脱獄を図るウォーズマン、その前に現れたのはドクターボンベ!
そしてウォーズマンに人工心臓を移植するドクターボンベ。これは非常に緻密な技術が要求される難手術になるかと思いきや…
さて舞台は再び姫路城。ミートくんを一方的に攻め立てるザ・マンリキ。
つーわけでついに復活。
さて舞台は再び姫路城。ミートくんを一方的に攻め立てるザ・マンリキ。
ザ・マンリキの唯一と言ってもよい技です。マンリキは一発屋超人であると同時に一発芸超人でもあるんですよね…
そんなザ・マンリキ、戦闘中に突然顔が変わります。
そして瀕死のミートくんを姫路城に隠されていた抜け穴から超人墓場へと投げ落とすマンリキ。
超人墓場への出入り口はいろんなところにつながってるということです。つーわけでついに復活。
そしてここでキン肉マンが暴挙に出ます。
試合が始まる前にメンバーを変更するならともかく、試合が始まってほぼほぼ決着した後にメンバー変更なんてお釈迦様でも許してはくれない行為です。逆にこれに対して不平不満を一切述べない技巧チームの懐の深さを褒めるべきか…
がしかし復活の代償に戦闘技術を全て忘れちゃってたウォーズマン。これが翌週にはこう変化してます。
俺は前者の一体型タイプのベアークローの方が好きです。後者のアタッチメントタイプだと別にウォーズマンでなかろうが誰でもベアークローを装着できることになってしまいますもんね。まぁベアークローがどちらのタイプとして描かれるのかはゆでたまご次第なんですけどね…
そして今度はロビンが暴挙に出ます。
なんでこんなに綺麗に4等分されて割れるんだとか、そもそも割れる前に凹むんじゃないかとか、そもそもロビンの仮面はエメラルド製じゃなかったのかとか、様々な疑問は浮かびます。でもそれらのツッコミは順序が違いますよね、まず最初にツッコむべきは「仮面を割るんじゃなく脱ぐという発想はないの?」これで決まりです(笑)
ここでもバラクーダに「ザ」が付いてるのが気になりますが、このシーンの影響で「ロビンの素顔にモップをかぶせるとバラクーダになる」と勘違いしている読者も多いでしょう、しかし正確に言うと違うんです。そうなんです、ロビンの素顔とバラクーダとは何の関係も無いんです(笑)
さてここでザ・マンリキのスクランブルバイスが可動式だったことが判明。
そんなこんなでとっ捕まったウォーズマン。
しかし数コマ後にはこんな体勢に。
あの体勢からこの体勢に変わるのは物理的に不可能だよなぁ…
ザ・マンリキの両足をへし折るほどの破壊力を秘めてるわけなんですが……冷静に考えるとこのウォーズレッグブリーカーってどこの関節も極まってないように見えるんですけどね(笑)試合が始まる前にメンバーを変更するならともかく、試合が始まってほぼほぼ決着した後にメンバー変更なんてお釈迦様でも許してはくれない行為です。逆にこれに対して不平不満を一切述べない技巧チームの懐の深さを褒めるべきか…
がしかし復活の代償に戦闘技術を全て忘れちゃってたウォーズマン。これが翌週にはこう変化してます。
俺は前者の一体型タイプのベアークローの方が好きです。後者のアタッチメントタイプだと別にウォーズマンでなかろうが誰でもベアークローを装着できることになってしまいますもんね。まぁベアークローがどちらのタイプとして描かれるのかはゆでたまご次第なんですけどね…
そんなウォーズマンに記憶を取り戻させるため動いたのはロビン。
なんでこんなに綺麗に4等分されて割れるんだとか、そもそも割れる前に凹むんじゃないかとか、そもそもロビンの仮面はエメラルド製じゃなかったのかとか、様々な疑問は浮かびます。でもそれらのツッコミは順序が違いますよね、まず最初にツッコむべきは「仮面を割るんじゃなく脱ぐという発想はないの?」これで決まりです(笑)
そして師匠から弟子へアドバイス。
バラクーダ「ウォーズマンよ、ベアークローは足ではない!手にはめるんだ!」 「Yes,sir」は完全に米軍用語の気がしますけどね。ソビエト超人であるウォーズマンにはちょっと似合わない言葉かな…
そんな師弟の絆を目の当たりにしたテリーマン。
しかし数コマ後にはこんな体勢に。
あの体勢からこの体勢に変わるのは物理的に不可能だよなぁ…
さてここで氷の精神をインプットしたウォーズマン、久々のウォーズマンスマイルを披露。
そして今度はウォーズマンまでもが暴挙に出ます。
まず最初のツッコミ。正義超人入りしてからウォーズマンスマイルを見たことがないとキン肉マンが語っていますが、ウォーズマンは超人オリンピック後のファン感謝デーの風船割りのアトラクションでウォーズマンスマイルを披露しています。
さらにテリーマンは「あの笑いでティーパックマン、ペンタゴンを惨殺し」と語ってますが、ウォーズマンスマイルが初めて披露されたのは超人オリンピック決勝のキン肉マン戦でのことです。それ以前は一度たりとも笑ったことなどありません(笑)
このウォーズマンの「これぞウォーズ・レッグ・ブリーカーでござーい!」という発言の珍妙さばかりに目を奪われがちですが、キン肉マニアとしてはさらに一歩進んでこの技自体の破壊力に注目したいしたいところです。