第54話「それが男のヒュペリオン」
山野辺先生がジェネシスに続き持ち込んだゲーム、それがヒュペリオン。だけどもヒュペリオンは男しかハマれないんです。
まぁこーゆー事は山ほどあるわな。ビックリマンシールだとかプロ野球カードだとかミニ四駆だとか、女子は完全に興味ゼロやったもんなぁ。男女間の価値観の相違というものが埋まる事は未来永劫無いよな…
第55話「ヘタッピマンガ研究所R」
ロマン先生による漫画の書き方講座。まずは人の顔の書き方。
俺も絵心が無いことで悩んでいます。試しに女の子の顔を書いてみましょーか…
自分で描いといて言うのもなんやが、こりゃ酷いわ(笑)
動物を描いてみよーか、そーだなぁ虎を描いてみよう。
絵心ってものが皆無ですわ(笑)アメトークの絵心無し芸人を見てると気持ちがよーく分かるもんなぁ…
つーわけでロマン先生の絵はむちゃくちゃ。
ピカソだろーがどんな巨匠の絵画であっても俺は何の感動も味わえない。それは俺自身に絵心が無いからなんでしょーね…
第56話「フレグランス」
まずはカツアゲ犯を締め上げるヒメコから。
関東人はさ、面白くない奴のことを「さむい」って言うねん。これは聞いとってイラつく「さぶい」が正しいんやということが何で分からへんのやろね?おそらく吉本の芸人か誰かが「さぶい」って言ってたのが関東にも流れ込んだんやろけどさ、それを勝手に標準語にアレンジするのが気にいらん。スベった奴の気持ちになってみてよ、「お前さっぶいのぅ」って言われたらそこから笑いに変えることもできるけども「お前寒い」って言われたらそこから何ができる?心折れてまうでしょ?たった一文字の違いが笑いというものを変えてしまうねん。その微妙な違いに気付かずに懸命にボケた人間に対して「さむい」と言うのはやめてくれ!
さて折れたスティックの代わりを買いに来たヒメコ、スイッチが差し出した商品は…
ヒメコのノリツッコミは珍しいですかね。
ボケたらツッコむ、こんな事は誰でもできる常識中の常識ですが、ボケに一旦乗っかるってのは難易度がそれなりに高いです。関東人でもこれができる奴はいるけども、どこか白々しいというか作為に満ちている感じがしてしまいます。そして何よりも致命的なのは「乗っかるのが遅い」ということなんです。関東人に笑いのセンスが無いなんてことは言わないけども、こーいった切り返しのスピードにおいて関東人は関西人に及ばない。まぁますだおかだの岡田、もしくはよゐこ濱口くらいのノリツッコミのスピードが身に付けば完璧です。
第58~62話「OGRESS」
題名のオーグレスってのはオーガの女性形。オーガとはもちろん「鬼」のこと、つまりオーグレスとは「鬼姫」って意味ですな。
あのね、関西から上京して関東人同士の会話を聞いてるとズッコケそうになることが多々あるんですよ。話にオチが無いことはまぁええのよ、関西人だってオチの無い話をすることはあります。ただ関東人の会話を聞いてると「会話になってないやんけ」と思うことがちょくちょくあるんですよ。例えばさ「俺昨日こんなことがあってさぁ、超おもしれーの、ハハハハハ」とか突然言われてもそれって会話じゃなくて独り言でしょ⁉
文化の違いはあるんやろけど、関西人の会話が掛け合いで笑いを作り出す漫才であるならば、関東人の会話は台本のあるコントっぽい。全ての関東人がそうだとは言いませんが、そーゆー傾向は感じてしまいます。
つーわけで友達に裏切られたことがトラウマで孤立するヒメコに対し…
ボッスン「けっ冗談じゃねえ!自分が一番不幸だって面しやがって!可哀想な自分に酔ってんじゃねーよ!」
ヒメコ「何をぉ!お前に何が分かんねん!」
ボッスン「分かんねーよ!なぜならオレは不幸じゃねえからな!お前は今不幸なのか⁉違え!自分で勝手にそうなってってるだけだ!」
ボッスン「全員が全員裏切ると思うなよ!みんなそんなに暇じゃねえっつんだ!それに…オレは友達はぜってえ裏切らねえ!絶対にだ!」
まぁ俺は平気で友達を裏切りますがね。「裏切り者」とか言われるとむしろ快感(笑)それを「すまんすまん」の一言で乗り切る愛嬌が大切なんだと思います。
つーわけでキャプテンとヒメコのピンチに駆けつけたボッスン。
ヒメコ「何で!何で来たんや!」
ボッスン「言ったろ、助けるって。」
ヒメコ「でも…何でそこまでして助けようと…アンタに関係ないやろ!」
ボッスン「おめーにもねぇだろ?」
このね「そんなん知るか!」の部分は好きですよ。多いんですよ、自分はあーだからこーだからってグダグダ言う奴。それに対して「分かるよその気持ち…」と同調してあげるのも優しさかもしれませんが、俺は「そんなもん知らん!」と言いますね。デリカシーに欠けると批判されることもありますが、人は人、自分は自分です。同じ価値観を示されるよりも全く違う価値観を突きつけられた方がその人のためになるんじゃないでしょーかね…