さて卒業記念試合をすることになった三葉女子短大チーム、対戦相手はフランスのセーヌ大学。
セーヌ大学のポルナレフ監督、その声はZガンダムのエゥーゴのスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクス社会長のメラニー・ヒュー・カーバインと同じだそうです。ええ、全く覚えてませんけどね(笑)今風に言えばワンピースのネフェルタリ・コブラの声だそーです。
セーヌ大学のポルナレフ監督、その声はZガンダムのエゥーゴのスポンサーであるアナハイム・エレクトロニクス社会長のメラニー・ヒュー・カーバインと同じだそうです。ええ、全く覚えてませんけどね(笑)今風に言えばワンピースのネフェルタリ・コブラの声だそーです。
さてこの試合に勝てば柔ちゃんの鶴亀トラベルへの就職を滋悟郎さんが認めてくれるという条件だったんですが…当然巧妙な罠が隠されてました。
そんなこんなで2勝2敗で大将戦。技ありでポイントリードを奪った富士子さんは逃げに回らず攻め続けます。がこれが裏目に出て逆にリードを奪われる展開に。しかしこの戦いっぷりが滋悟郎さんの心を動かします。
つーわけで柔ちゃんの西海大編入の話はなくなっちゃいました。
滋悟郎じいちゃんも根っから悪い人ではないんですよねぇ…
柔道ではどっちのパターンもあるんですよね、例えば高校柔道でも金鷲旗大会は勝ち抜き戦、インターハイでは点取り戦となってます。ただこれが世界選手権となると団体戦が体重別になります。つまり軽い階級から5人並べてチームを組むということです。そうなると勝ち抜き戦をしても意味がないので点取り戦ということになりますね…
そしてついに東京オリンピックにおいて柔道団体戦の開催が決定されました。世界選手権と同じルールでやるのかと思いきやなんと「男子3人女子3人による男女混合団体戦」というぶっ飛んだ内容です。でもこれは超絶盛り上がりそうな予感もします。だってこれまでもスキージャンプ団体とか体操男子団体、競泳800mリレーや陸上400mリレーは盛り上がってきたわけじゃないですか、それなら柔道でも団体戦やれば間違いなく盛り上がりますよ。しかも男女混合というこれまであまりお目にかかったことのないルールですからね、東京オリンピックの目玉になるんじゃないかな…
この「指導」というポイントが近年かなり重要になっていたんですよ。とゆーのも柔道の延長戦はどちらかにポイントが入った瞬間に決着するゴールデンスコア方式なので、延長戦でどちらかに指導が入るとそれでもう試合が決着してたんです。なので延長戦ではお互い積極的に攻めざるを得なくなってスリリングな展開にはなっていたんですが…やはり指導で試合が決するというのは見ていて非常にスッキリしない。なので東京オリンピックからは「延長戦は技のポイント、つまり一本か技ありでのポイントが入ったら決着」というようにルール改正されることになりました。これは良い改正だと思います。また「技あり2つで一本」というルールも復活するようですからね、こうなってくると切れ味鋭い自慢の得意技を持っている柔道家が有利になってくるのかもな…
「一本取りにいく柔道」というのはよく聞く言葉ですけどね、やはり国際試合やオリンピックでは「勝ちにいく柔道」というのも理解できます。ポイントリードしてるのに一本取りにいって逆転負けなんてしたら目も当てられませんからね、これは難しいところですよ…
滋悟郎じいちゃんも根っから悪い人ではないんですよねぇ…
そんなこんなでついに柔ちゃんも短大を卒業。入学当初に比べると絵柄もだいぶ変化してきてますな。浦沢直樹もMONSTERや20世紀少年までいけば作風が固定されるに至りますが、この頃はまだ発展途上だったんですね…