第287話「神の領域」
今回のお題は「心臓移植」。
さて意図的に患者を死なせた医師、教会で罪を告白。
以前日本の教会で自動車窃盗の罪を懺悔したら、その牧師が110番して犯人が捕まったなんていう話がありました。何なんでしょうね、教会って(笑)
日本でも「臓器移植のための渡米」というのはよく聞く言葉ですが、やはり日本とアメリカでは臓器移植の件数が桁違いです。2015年、日本315件に対しアメリカでは24,980件の臓器移植手術がなされたそうですから。そりゃ渡米もしますわな…
以前日本の教会で自動車窃盗の罪を懺悔したら、その牧師が110番して犯人が捕まったなんていう話がありました。何なんでしょうね、教会って(笑)
ゴルゴが殺した人 1
ゴルゴが抱いた女
第288話「ドイツはひとつ」
舞台はここから。
さてそんなベルギーですが、民族問題という火種を昔から抱えています。
さてここで世界史に残る大事件が起こります。
ご存知ベルギーの首都です。ただEUの主要機関が置かれているためにもはやベルギーの首都のみならず「欧州の首都」とも呼ばれる国際的大都市です。まぁ位置的にもちょうどいいし、これを誘致したベルギーに先見の明があったというべきなんでしょうね…
そもそもベルリンの壁というものは西側への国民の流出を防ぐために1961年に東ドイツが作ったわけです。がしかしその後東ドイツの経済は破綻、そこに隣国ハンガリーが民主化されてハンガリー・オーストリア間の高圧電線が撤去されたわけです。これを機に東ドイツ国民は東ドイツ→ハンガリー→オーストリアと移動することによって西側諸国に行けるという事になり、大量の東ドイツ国民がハンガリーへと移動を始めたわけです。そんな事態の中の1989年11月9日、混乱した東ドイツ政府からの発表を聞いた東ドイツ国民がベルリンに次々と集結し、膨れ上がった民衆に対し東ドイツは仕方なく国境ゲートを解放、その翌日には民衆が次々と壁を破壊、それから1年を待たずして東ドイツが西ドイツに吸収される形で東西ドイツ統一がなされたわけです。
俺は当時小学6年生でしたが、やはり衝撃的なニュースだったので覚えています。こういった細かな背景を当時は分かってはいませんでしたが、それでもとんでもないことが起きたんだなというのは伝わってきましたね…
そしてゴルゴは西ドイツにいる標的を西ドイツに入国することなく狙撃。
ゴルゴが殺した人 5
ゴルゴが抱いた女
第289話「ヨルダン川西岸」
ここも複雑でね、このヨルダン川西岸地区の中にさらにパレスチナ人の自治権が認められている地域もあればイスラエルが行政警察権を抑えている地域が混在しているんです。現在ですらそんな感じですからね、当時のパレスチナ人が抵抗運動に身を投じたのは当然の流れだよな…
さてイスラエル側のこの組織が登場。
イスラエルといえば諜報組織「モサド」がゴルゴにおいて頻繁に登場しますが、今回のシャバクは日本でいうところの公安みたいなもんです。当然そのやり方のヤバさは日本とはケタ違いですけどね…
国内のパレスチナ人をいかに抑え込むかというのはイスラエルの永遠のテーマです。国内のパレスチナ人を全て国外追放することはさすがのイスラエルでもできませんし、融和政策を打ち出して国内パレスチナ人に力を持たせると国家自体が転覆しかねませんからね。パレスチナ問題の解決不可能っぷりを見てると北方領土や竹島、尖閣諸島問題なんてのは難易度が低く思えますね…
さてトルコ人のパスポートでイスラエルに潜入したゴルゴ、日本人ではないかと疑われます。
1972年に日本赤軍が起こしたテルアビブ空港乱射事件ですね。これがどういう事件だったかというと…イスラエルと敵対して70年代にハイジャックテロを繰り返していたパレスチナ解放人民戦線っていうヤバい組織があるんですが、こいつらがイスラエル国内でのテロを計画したんですよ。がしかし自分たちでやろうとすると警備が厳しくなってしまう、そこでパレスチナ解放人民戦線は代理テロを日本赤軍に依頼したんです。これを了承した日本赤軍メンバー3人がテルアビブ空港で銃を乱射、26人が死亡し73人が負傷したという事件です。だから日本赤軍はアラブ世界では英雄視されてるなんていう変なことになってしまってたんですよね…
こーゆーことする輩がいるから日本人の評判が落ちるんですよね。海外に進出する人物や企業はそこをよく理解すべきなんだけどね…
そんな依頼主から1800年物のワインを勧められたゴルゴ。
「誇りは気高いが、過剰になれば傲慢だ」これもまたゴルゴの名言の一つですね…
ゴルゴが殺した人
ゴルゴが抱いた女
通算
ゴルゴが殺した人 3471人
ゴルゴが抱いた女 84人