キン肉マン第31巻の考察、その後編です。
さて王位争奪戦もついに決勝戦当日。突然ですがドット絵で試合形式が説明されます。
誰しもがこのファミコンゲームを思い出すことでしょう。キン肉マン マッスルタッグマッチ!あのバンダイが初めて発売したファミカセです。これがまぁ伝説のカセットでね、公式大会の成績優秀者8人にのみプレゼントされたゴールドカートリッジ版ってのがあるんですよ。そしてこのゴールドカートリッジ版には8人の使用超人のうち1人を差し替えて好きな超人を加えることができるという権利が追加されておったんです。これまでにブラックホールバージョン、ペンタゴンバージョン、モンゴルマンバージョン、ザ・ニンジャバージョンの4本の存在が確認されているんですが、ヤフオクに出ると100万円近くになるというファミコン界屈指のプレミアソフトとなってるんです。まぁ偽物の存在も指摘されていますが、残り4本がいったい日本のどこに眠っているのか、気にはなるところですね…
ちなみにフェニックスがソルジャーの血液をいつ採取したのかが謎でしたが、これはキン肉アタルの血液ではなく、キン肉アタルに富士山で倒された本物のソルジャーの遺体から採取した血液かもしれませんね…
そしてここで偶然にもウォーズマンを発見。
期待できんのう(笑)
期待できんのう(笑)
ジェロが人間のままだったら価値はあったと思うんですよ、プリズマン対策としてこれ以上の適性はありませんから。しかし超人になったジェロには何一つ期待できるポイントが無い。これならテリーやウォーズマンの方が良かったのに…
そしてキン肉マンチームは意外な布陣で決勝戦に挑みます。
さてまずはキン肉マンvsサタンクロス。その試合形式は…
このサタンクロス戦が連載されていたのは1987年、ファミコンブームの真っ只中ですね。この年にはドラクエⅡやファイナルファンタジーやロックマン、女神転生に桃太郎伝説、熱血硬派くにおくんといったその後の大ヒット作の礎となる名作が数多く発売されてます。当時のファミコンは楽しかったもんなぁ…
これもまぁ設置するのが大変だったでしょう。超人委員会はこういうのを取り締まれないものかね?
このサタンクロス戦が連載されていたのは1987年、ファミコンブームの真っ只中ですね。この年にはドラクエⅡやファイナルファンタジーやロックマン、女神転生に桃太郎伝説、熱血硬派くにおくんといったその後の大ヒット作の礎となる名作が数多く発売されてます。当時のファミコンは楽しかったもんなぁ…
そんな魔法陣リングに隠されたディフェンドスーツを集めていくのがこの戦いのポイント。
キン肉バスターを破ったのはバッファローマン、プラネットマン、アシュラマンに続いで4人目ですかね。とはいえサタンクロスほどの超人レスラーであれば自力で返せたと思うんですよ、それが全てディフェンドスーツに依存してしまうこの戦いはやっぱり失敗だよなぁ…
ネーミングがおかしいんですよね、これだと魔法陣リングを装着するような感じですもん。普通に魔法陣リングデス・マッチでよかったのに…
キン肉バスターを破ったのはバッファローマン、プラネットマン、アシュラマンに続いで4人目ですかね。とはいえサタンクロスほどの超人レスラーであれば自力で返せたと思うんですよ、それが全てディフェンドスーツに依存してしまうこの戦いはやっぱり失敗だよなぁ…
裏技というものにも2種類あるんですよ。あらかじめプログラムされた「隠しコマンド」と、バグを利用した「バグ技」です。前者の例は有名なコナミコマンドがありますし、複雑なものではジョイスティックを繋いで入力するコマンドもありました。後者のバグ技で最も凄かったのはこの技でしょう。「スーパーマリオ256ワールド」と呼ばれる技でね、通常面の他に256のステージが現れるという有名な技なんですが、その出し方が凄いんです。その手順は…
そしてマジックスクェアに対抗してサタンクロスにも武器が。
さらにここでサタンクロスがよく分からんことをします。
自分のマスに分身を配置し、本体が技を食らうことによって分身のマスにも衝撃を与え全てのマスを開けてしまうという作戦なんですが…なぜ本体への衝撃が分身にも伝わるのかという肝心の説明が無いんだよなぁ…
①スーパーマリオを普通にプレーする
②電源を切らずにカセットを本体から抜く
③任天堂の「テニス」を差し込んでリセットを押す
④テニスをプレーして電源を切らずにカセットを本体から抜く
⑤スーパーマリオを差し込んでリセットを押す
⑥Aボタンを押しながらスタート
電源を切らずにカセットを抜くなんて当時は禁断中の禁断でしたからね。こんなのよく発見したよなぁ…
つーわけで裏技発動。
ゲームセンターあらしっぽいぞ(笑)
ゲームセンターあらしっぽいぞ(笑)
さてこの魔法陣リング、ただ単にリングを叩くだけではディフェンドスーツは出てきません。
この「500万パワークラスの技」というのは重大な発言です。これは超人強度という概念に画期的な解決をもたらしますから。超人強度だけが異常に高い超人がいたり、ウォーズマンが1200万パワーの光の矢になったり、95万パワーのロビンが1億パワーのマリポーサを倒したり、いったい超人強度って何なの?と誰もが思っていましたが、このサタンクロスの発言から「超人強度とは技の破壊力」と考えれば納得できる部分も多くなります。まぁ超人強度を技の破壊力だと捉えると一度備わった超人強度は変動しないということが説明できなくなってしまうんですけどね…さてキン肉マンのマスから飛び出してきたのはこれ。
さてこの辺りから迷走していくディフェンドスーツ。
そしてこの鷹を使って…
しかしキン肉マンも反撃。
つーわけで戦いはキン肉マン初の空中戦へ。
今気づきましたがマジックスクエアではなくマジックスクェアでしたね。今はこんな書き方しないもんなぁ、スクエアもしくはスクウェアですからねぇ…
巨大折り紙ですな。ちなみに俺は紙飛行機しか折れません。鶴も兜も折れません。なぜかというと人生で必要ない知識だからです(笑)
今度は聖闘士星矢っぽさを感じるぞ。少年ジャンプの大御所作家であるゆでたまご大先生がまさか聖闘士星矢からアイデアをパクったりはしないだろうと思い調べてみたところ、このサタンクロス戦が連載される1年ほど前に聖闘士星矢の連載がスタートしていました。ゆでたまご、間違いなくパクってやがる(笑)
…どこが忍法やねん(笑)
今気づきましたがマジックスクエアではなくマジックスクェアでしたね。今はこんな書き方しないもんなぁ、スクエアもしくはスクウェアですからねぇ…
ディフェンドホークはまだしも、バズソーはもう最初のスーツの面影すら残ってませんな。変形シーンの音も「ガシャーン」とかじゃなく「パッ」ですからね(笑)
つーわけでキン肉マンに襲いかかるサタンクロス。
そしてマジックスクェアに対抗してサタンクロスにも武器が。
う〜ん、魔法陣リング装着デスマッチが完全に迷走してますな。このキン肉マンvsサタンクロス戦はキン肉マンの読者の中でも相当に評価が低い試合なんですよね、なので俺はあえてこの魔法陣リング装着デスマッチの面白いところを探そうとしたんですが…やっぱダメです。これならテリーマンvsスカイマンの方が10倍面白い。鎧だ武器だに頼る戦い方はもう超人レスリングの範疇からはみ出てるんだよなぁ…
自分のマスに分身を配置し、本体が技を食らうことによって分身のマスにも衝撃を与え全てのマスを開けてしまうという作戦なんですが…なぜ本体への衝撃が分身にも伝わるのかという肝心の説明が無いんだよなぁ…
さてここでリング外に転落したキン肉マン、するとフェニックスが用意していたトゲの罠が発動。これを知らされていなかったサタンクロスは怒ります。
急に正々堂々さをアピールし始めたサタンクロスですが…アシュラマン戦は寄生虫の手助けがなければ負けていたし、この魔法陣デスマッチにおいても自分のスーツが入っているマスを予め把握しているという不公平っぷりですからねぇ…
急に正々堂々さをアピールし始めたサタンクロスですが…アシュラマン戦は寄生虫の手助けがなければ負けていたし、この魔法陣デスマッチにおいても自分のスーツが入っているマスを予め把握しているという不公平っぷりですからねぇ…
さてそこに突如現れたのは死んだものとして扱われていたアシュラマン。やっぱアシュラマンの6本の腕は便利ですよね。腕を2本吊っているのに松葉杖が使えてるし、重そうなカバンは2本の腕で持ってますから。ジャンクマンやペンチマンのように日常生活から苦労してそうな超人とは大違いです(笑)
そんなアシュラマンに対する解説。
そんなアシュラマンからの提案。
そしてリング上に散らばってしまったアシュラマンの装着物、しかしここで奇跡が。素晴らしい偶然です。めんどくさいので計算はしませんが、1万回やったってここまで上手くは散らばりません。
そしてここからが超展開。
ここで螺髪(笑)
そんなアシュラマンに対する解説。
そしてリング上に散らばってしまったアシュラマンの装着物、しかしここで奇跡が。素晴らしい偶然です。めんどくさいので計算はしませんが、1万回やったってここまで上手くは散らばりません。
そしてここからが超展開。
ここで螺髪(笑)
バッファローマンがズラをカミングアウトした時も衝撃でしたが、アシュラマンも負けてはいません。やはり悪魔超人軍団を引っ張っていくのはこの2人なんだなぁ…