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きよの漫画考察日記2228 テラフォーマーズ第13巻

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タコ

さてハナカマキリの能力を得た膝丸、元々のオオミノガの能力とさっそくアレンジ。
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主人公が糸使い、これは主人公の能力として大丈夫なんでしょうか。糸使いなんてのはしょせん悪役の能力だもんなぁ…

がしかし結局九頭龍に捕獲された膝丸でしたが…
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寸前のところでこれを阻止した電撃。
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ここにきてエヴァ復活!
しかもアドルフのデンキウナギの能力まで手に入れての復活で、一躍強キャラへと名乗りをあげました。ただ問題点は電撃が効かない相手に対しては何もできないという点かな…

つーわけでここからはプラナリアについての講義。
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日本中の川の上流に生息しておるそうなので、山奥で育った俺はおそらく子供時代に出会っているのかもしれない。こういう表現を使わざるを得ないのは、出会っていると断定はできないからです。
{0400C53A-146A-4C30-A865-DC9DB649C207}プラナリアなんてしょせんこの程度の生物ですからね、さすがにこれに興味を示せる小学生はいないでしょ(笑)俺とプラナリアはたぶん出会っているんだとは思うけど、当時は何の興味も払えなかったんだと思うんですよね…

さてそんなプラナリア、全能性幹細胞というのを持ってます。
{B8C05B32-A8BC-40AB-B55F-C87CEA0DB650}ES細胞と似たような感じですが、全能性幹細胞には細胞の分化に関して一切の制限がありません。つまりES細胞とは異なり全能性幹細胞は「一個体を形成する全ての細胞種」への分化が可能ということです。むしろ受精卵と同じ性質と考えた方が手っ取り早いのかも。

つーわけでプラナリアの再生能力の凄まじさについて。{2363CD76-6282-4D6A-9BF1-BB976056AE26}
単細胞生物は細胞分裂それ自体が個体としての分裂に該当するわけですが、多細胞生物の分裂はそれとは難易度が桁違いです。臓器や脳といった色々な器官を細胞分裂によって作っていかなければいけないわけですからね…

さらにプラナリアにはこんな実験データも。
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こうなってくると「記憶は脳に宿る」とは言えなくなってきますよね。とはいえやはり一時的には記憶は脳にあるんだと俺は思いますよ、ただ脳以外の細胞のいくつかにも記憶メモリーみたいなのがあるんじゃないのかな…

さて。電撃を自由に操れるようになったエヴァ、そこには様々な偶然がありました。
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エヴァが貧乳だったら電撃を使うことに心臓が耐えられなかったわけですね(笑)

そんなわけでエヴァは元々注目されていたようです。
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先天的にバグズ能力を持っていたミッシェルと膝丸は別として、蛭間とエヴァの能力はどちらも「不老不死」に繋がりかねない能力ですからね…

さてここで膝丸はミッシェルを手術。
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触覚で周囲の環境を探知する昆虫に見えている世界というのはちょっと我々人間には想像出来ませんわな。仮にそれを誰かが経験したとして、それを人に伝える適切な言語は見つからないんでしょう。人間の五感で例えられるならともかく、それ以外の領域っぽいもんなぁ…

そして縫合に使うのはもちろん膝丸の糸。{22F57BFB-0468-49B0-BBB4-8AA2B3BA40CA}
まぁ我々の感覚からすればアロンアルファも全ての物体をくっつけますけどね。昔の接着剤を知ってる世代からすればあの万能性と速乾性は神の領域です。

さてその頃小町艦長の前には爆撃されて死んだと思われていたこの2人が合流。
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エヴァが忘れてしまっていること、それはジョセフがエヴァの身体からプラナリアとデンキウナギの能力を奪い取っているという事です。まぁそれに関してはいずれ。

さてなんとか九頭龍を退けた膝丸とエヴァ、しかし災難は止まりません。
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う〜ん、第四班はしつこい。もう膝丸とミッシェルの捕獲という本来の目的は放棄してもいい頃なのになぁ…

つーわけでまずは膝丸vsジェット。
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ジェットは微笑みの国タイの出身ですが、タイは東南アジアでも指折りの政情不安定国家です。政府と軍部、さらには王室と裁判所、これらがぐっちゃぐちゃでどうにもこうにも国がまとまりません。政情不安定な国家というのはどうしても経済活動も低調になっていきますからね、ジェットのような貧民街出身の人物も増えてしまうわけですよ…

さてこのテラフォーマーズではミャンマー出身のティンがすでにムエタイを使っていたので、ジェットはこんな武術で戦います。
{90A9EF12-6851-47BB-80C1-0A700AE18FCF}カビー・カボーン!
刀に限らず棒術や盾、槍や斧といった武具全般を扱う武術だそーです。まぁこの21世紀の世の中で斧や盾を使って戦う状況に直面するかといえば甚だ疑問ではありますがね(笑)

さてジェットの能力はテッポウエビ。なので空気中でもこんな技を使えます。
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キャビテーション、説明がなかなかに難しい現象ですが、とりあえず読んでみましょうか。
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よく分かりませんな(笑)まぁ簡単に言ってしまえば「水に圧力を加えると突然気泡が発生する」という現象です。船のスクリューの後ろ側をイメージすれば分かりやすいですかね。あそこは別に空気に触れてるわけじゃないのに泡が出るでしょ、あれがキャビテーションです。そしてこの時生まれた泡というのは水面に浮上するのではなく、周りの水に押しつぶされてしまうんです。その時に生じる圧力波をテッポウエビは意図的に発生させているんです。まぁこれ以上の事は理系の奴らに聞いて下さい。

さてここで膝丸の刀「膝丸」の特殊能力。{DF9A5A14-2D11-49EB-A3CD-06710D989400}

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蛾はね、地球上の生物の中で最も優れた聴力を持っていると言われる事があります。これは小さな音が聞こえるということではなく、人間には到底聞こえない高周波の音が聞こえるということです。人間が聞こえるのは20,000ヘルツくらいが限界ですが、イルカやコウモリは130,000ヘルツくらいまで聞こえるそうです。そして一部の蛾に至っては3,000,000ヘルツの高周波を感じ取ることができるそうな。この能力で蛾は天敵のコウモリの存在を感知し、さらには逆に超音波を発することによりコウモリの超音波を妨害することもできるそうですが、これを利用してコウモリの超音波を機械的に発生させる蛾避けの機械なんてのもあるそうです。人間の目には見えず耳にも聞こえないところで凄まじい生存闘争が繰り広げられているんですね…

さてこれでジェットはリタイヤ、しかし中国班はもう1人います。{64665AD5-9607-4FCD-AAB0-338091E0172D}
ボルジギーン・ドルヂバーギ!
マーズランキング49位ですが、第四班のランキングは偽装されているのでね、実際には10位くらいには入ってくるんじゃないでしょうか。少なくとも13位リオックのイザベラよりは強そうですから。

そんなドルヂバーギ、とんでもない反射速度で動きます。
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驚異的な嗅覚によって相手の筋肉に蓄積される乳酸すら嗅ぎ分けて行動を先読みできるというこの能力、その手術ベースとなっているのはこの生物でした。
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ハイイロオオカミ!
狼って思ってるよりも色んなところにいる動物なんです。多いのはカナダ、ロシア、中国あたりなんですが、意外にもイタリアやスペインにも狼は生息しています。北半球のほぼ全域に生息域を広げつつ、それでいて系統的にどの種もほとんど見た目が変わらないということは、生物的に見てかなり完成された動物だと見ることができるのかもね…

さてそんなドルヂバーキにシマスカンクの能力で対抗する八重子。{60BFD2F3-C423-4DD6-AF48-8ED964DE0A83}
そうなんですよね、犬の嗅覚は人の何倍とか言いますが、それは匂いをより強く感じるというわけではなく、より細かい匂いを感じ取れるという意味なんですよ。先程の蛾と同じなんです。

とはいえやはりスカンクはハンパありませんでした。
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{3A489982-B39C-4C53-9502-2B713226C39D}数字にされてもピンときませんね。こうなると逆にスカンクの屁を一度嗅いでみたいという好奇心がわいてきます。俺は自分の屁や靴の匂いをついつい嗅いでしまう男ですが、こんな意味の無い行為は人間の好奇心の現れとしか言えませんね…

さらにトドメ。{6C8F356C-AE3A-4BEC-803A-92DC68402A5A}屁に火を放つ、まるで男塾の虎丸のようです(笑)

そんなわけで中国班の2人を撃退した膝丸、しかし謎のゴキブリ軍団に結局は拉致されてしまいます。これを操っていた凱将軍の手術ベースがこれ。{5EF8EB0C-976B-4799-8E60-2F3AA5E1AF53}
ゾンビ蟻キノコ!
蟻に寄生するキノコ、いわゆるアリタケは冬虫夏草の一種としてよく知られていますが、このアリタケの中には蟻を操ってある程度行動させるキノコがいるんです。
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実際このメカニズムは全く解明されていないようです。他の生物の脳を操るというのはさすがにハードルが高いですからね、もしかしたら脳とは別の何かに作用しているのかもしれません。ただ怖いのはそれをキノコがやってるという点です。例えばマジックマッシュルームは人間に幻覚作用を引き起こしますが、実はあの幻覚はキノコに脳を乗っ取られて見せられている物だと考えることもできるわけですからね…

さてここで小町艦長はこの事実に気付いちゃいます。
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なくなっていたバグズ1号の行き先は当然地球でした。
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ふ〜ん、ついに戦いの舞台が地球に移るわけですか。それにしてもなぜ都合よく日本に来ちゃうのかなぁ…




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