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きよの漫画考察日記2336 キン肉マンⅡ世究極の超人タッグ編第23巻

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ゲーム

まずはいきなりのカラーページから。
まさかのドクタータケイ推し(笑)いや、確かにアリサさんの命を救ってはくれたけどさぁ、ここまでフューチャーするようなキャラクターかぁ?

さて試合の方は、世界五大厄のエキゾチック物質の影響で富士山が276年前に戻っちゃいます。
我々はついつい富士山が火山だという事実を忘れてしまいがちですけどね。だけど絶対に噴火のリスクはあります、そんな富士山の近くに首都を配置しているという今の日本の実情は大丈夫なんでしょうか?

さてここで一気にマンモスマンを攻め立てる世界五大厄。
確かに我々が子供の頃は、マンモスの絶滅理由ってのは気候変動でした。原始人がマンモスを狩っていたという事実はもちろん、マンモスと同時代に人類が生きていたという事実さえも世間一般には知られていませんでしたよね。人間とマンモスの共存ははじめ人間ギャートルズの中だけのことだと思ってました(笑)

そして富士山からの火山岩を使ってこの技。
ホット・ロック・ジャイロ!
火山岩掴んで熱くないの?なんて言うのはもはやナンセンスです。完璧超人は雷すら掴んでいたからなぁ…

しかしそれでも立ち上がるタフファイターマンモスマン。
完璧超人に束ねられてるであろう悪魔超人達の姿を拡大してみましょう。
懐かしいですねぇ、でもキン肉マニアならすぐに名前を思い出せるはずです。向かって右からフラッシャーバルーン、プリプリマン、クモのコチラス、ミリオンヘルです。悪魔七超人編でリング上にいた謎の超人達ですが、ここで登場するということは彼らが公式に悪魔超人として認められたということなのか⁉︎

がしかし。富士山が276年前に戻ったことにより、封印されていたこの力が復活。
王位争奪戦でのネプチューンマンの戦いっぷり、俺は何か物足りなさを感じてました。もちろん大ボス的立ち位置だったタッグトーナメント編での大活躍と比較してはいけないんだけども、俺の中ではネプチューンマンというキャラクターの劣化を感じていたんです。そしてその理由が今分かりました。そう、王位争奪戦でのネプチューンマンにはマグネットパワーが無かったんですよ!やっぱネプチューンマンにはマグネットパワーがないとダメなんですよ…

つーわけで調子の出てきたネプチューンマン。
「完璧超人にとっての左腕はクロス・ボンバーを打つためにある」なんて言い伝え、誰が作ったんでしょうかね?そもそも完璧超人の中でもマグネットパワーを使うのはサイコマンとネプチューンキングくらいしかいませんからねぇ…

そしてついに炸裂。
やはりクロスボンバーは華があります。マッスルドッキングとクロスボンバー、この2つをキン肉マンにおけるツープラトン技の両横綱と認めても異論は無いでしょう。

がしかーし、このクロスボンバーはマンモスマンの裏切りにより失敗。まさかの展開がブチ込まれてきましたね。試合自体は世界五大厄の勝利が展開的に最初から決まっていたわけですが、まさかマンモスマンの試合放棄という展開は読めませんでした。マイケルの中身も予想できませんでしたしね、この究極の超人タッグ編で最も読者をワクワクさせたのはマンモスマン一択で決まりです。

つーわけで試合放棄したマンモスマンはアブソリュート・フェニックスと共に退場。
こいつがキン肉マンスーパーフェニックスだという事実はもう疑いようがありませんが…この時点で既に知性の神がフェニックスマンに乗り移っていたと考えるのは時系列的に厳しいところですかね。つーかマンモスマンがこのタイミングで登場してしまった時点でもうこの後の歴史はムチャクチャですからね、この世界は元々万太郎たちが居た次元とは違うパラレルワールドだと考えるべきでしょうか。でもパラレルワールドだと考えるとケビンの肉体が消滅しかかっている事実を説明できないんだよなぁ…

そんなこんなで1人残されたネプチューンマン。

ここで名言放り込んできますか…あのサンシャインの名言「悪魔にだって友情はあるんだーっ!」の焼き直しではありますが、Ⅱ世でのREBORNアシュラマン戦もこのセリフで締めくくってましたからね、ゆでたまごもお気に入りのフレーズなのかも。

がしかし1人ではどーすることもできず、ここで新生・ヘル・イクスパンションズ敗退。なかなかに世界五大厄を追い詰めた感はありましたが、世界五大厄が持つ大ボス補正まではさすがに崩せませんでしたね。ネプチューンマンとマンモスマン、見応えのあるコンビだっただけに残念です…

それでも立ち上がるネプチューンマンに、世界五大厄は必殺の死時計の刻印を発動。
いや、これはダメだってネプチューンマン。ここで涙を流して改心するくらいなら何も言わずに殺されるべきです。もちろんマンガのストーリーの中において敵キャラが改心して味方になるとか味方だった奴が敵に回る展開は鉄板パターンですが、その中でも己の信念だけは曲げちゃいけない。漫画における良キャラクターってのは良くも悪くもその主義主張が一貫してるものですからね、ここで揺れちゃダメなんです。なのでこのシリーズにおいてネプチューンマンは相当株を下げてしまったなというのが俺の印象ですかね…























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