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きよの漫画考察日記2355 ゴルゴ13第81巻

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サングラス

第299話「東亜共同体」
日本でスパイ活動するCIA。
料亭というのも日本の変な文化になっちゃったように思いますがね。日本文化の極みを継承し続けているがゆえに低所得者層には縁のない存在になってしまっているというのも皮肉なことです。一部の上流階級の人間だけで共有される文化を日本文化と呼べるのだろうかなぁ?

さてアメリカを出し抜いて東アジア圏での経済共同体設立を目論む日本の外務省役員。
読みが甘いですな(笑)ご存知の通り中国は世代交代しようが民主化しませんでしたからね、もしかするとこのまま永遠に民主化しないんじゃないでしょーか。それはそれで人類史において稀有な存在だといえるかもしれませんがね…

つーわけでゴルゴはクレー射撃中の事故に見せかけて射殺。

クレー射撃というスポーツも、これほど日本人の日常からかけ離れてるものはありませんよね。そもそも射撃場がどこにあるのかなんてちっとも知らないし。死ぬまでやる事ないと断言できる、数少ないスポーツの一つですね…

ゴルゴが殺した人 1
ゴルゴが抱いた女


第300話「最後の戦場」
ゴルゴが乗っていた飛行機が偶然ここに墜落。
タンザニア!
日本人の99.9%が訪れた事がなく、そしてこれからも訪れることの無い国でしょうな。まぁタンザニアにはコレがあるという事だけは覚えておきましょう。
キリマンジャロ!
アフリカ大陸最高峰にして標高5.895m。富士山が3.776mですから相当の高さですね。我々はどうしてもアフリカに山があるというイメージを持ちづらいんですけどね…

さてここでゴルゴと山岳戦を繰り広げるのが…
デルタ!
アメリカ陸軍にはグリーンベレーという特殊部隊がありますが、対テロ作戦に特化して組織されたのがデルタフォースです。最近ではアルカイダの指導者が抹殺されてましたが、あれも多分デルタが関与してるんでしょうな…

さて坑道に逃げ込んだゴルゴを追うデルタとスペツナズ。
ハンストとはハンガーストライキ、つまり断食によるストライキですな。まぁ今の世の中でも行われることはありますが、自分の命を交換条件にしてストライキを起こすのは「俺の要求が通らないのなら死ぬぞ」と言っているのと同じに思えてしまう。それは「俺の要求が通らないなら殺すぞ」と脅してるのと同じなんじゃないのかな…

さて闇の中を逃げるゴルゴ、ちゃんと罠も仕掛けています。
鹿威しの音はやはり良いもんです。日本人に生まれてよかったなと思いますが…でも正直なところ鹿威しが自宅にあったらうるさくて仕方ないでしょうな(笑)24時間鳴り続けるんだもんなぁ…

ゴルゴが殺した人 9
ゴルゴが抱いた女 


第301話「ワイズガイへの道」
今回はアメリカのマフィアの歴史について。
ラッキー・ルチアーノ、彼はもちろん実在の人物です。まぁ日本でいうなら田岡一雄さん的な人物なんでしょーか。麻薬や売春、賭博と聞くと我々は犯罪であり反社会的行為だと認識しますが、そんな現代人の物差しで当時のマフィアや極道を測るのはセンスが悪いと俺は思ってます。

そんなラッキールチアーノの盟友がこの人物。
マイヤー・ランスキー!
彼もまた実在の人物ですな。ルチアーノがイタリア系マフィアの大物であるならば、ランスキーはユダヤシンジケートの大物です。日本人にはなかなかイメージしにくいところですが、移民国家であるアメリカにおいてこういった犯罪シンジケートが生まれるのは当然のことだとも思いますね。全ての移民が平等に扱われる社会ならこうはならないんでしょうが、そこには絶対に差別・偏見・社会的格差というものがあっただろうからなぁ…

さてこのユダヤシンジケートの大物の狙撃を依頼されたゴルゴ。その方法はベルトのバックルを使います。


ゴルゴには数多くの超人的射撃がありますが、これは五指に入ってもおかしくない超絶狙撃です。少なくともライフルではなく拳銃でとなると間違いなくNo.1かNo.2です。No.1だと断言できないのは「メデジンカルテル」でのあの落下しながらの狙撃があるからですね…

ゴルゴが殺した人 1
ゴルゴが抱いた女



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