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きよの漫画考察日記2371 キャプテン翼ROAD TO2002第4巻

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サッカー

さてまずはJリーグの風景から。
これは秋田豊でしょう。鹿島黄金期を支えた名CBという評価で間違いないです。最近の秋田をテレビで見ると胡散臭いおっさんにしか見えないのはご愛嬌です(笑)

つーわけでアントラーズに入団するのは当然岬くん…と読者に思わせておいてのサプライズ。
産廃キャラクターの有効活用というやつですな。ただぺぺは侮ることなかれ、彼はのちにオリンピック代表としてあのミューラーから得点を奪いますから(笑)

そんなブラジル人コンビにとって日本は馴染みある国。
懐かしい名前が並びますね。ジーコ、レオナルド・ドゥンガ辺りは知名度抜群でしょうが、ジョルジーニョ・サンパイオ・ジーニョ辺りも我々にブラジル人の凄さを教えてくれた名選手です。まぁ彼らからすれば当時のJリーグへの移籍はビジネス戦略にすぎなかったのかもしれないけど…

さてぺぺとレオが日本に来たのはもちろん翼くんの影響。
日本黄金世代の面々をどれだけ探してみても、我らが愛する森崎くんの姿がありませんね…
がしかし。ここは考え方を変えましょう。この中には翼・日向・若林という黄金世代の中心メンバーの姿もないんですよ、つまりは森崎くんも黄金世代の中心メンバー過ぎるからここに姿が無いんだと考えましょう(笑)

つーわけで岬くんが入団したのはアントラーズではなくジュビロ磐田。
Jリーグにおける最強のクラブ、それは鹿島で異論はないと思います。ただ一時期に焦点を当てるのであれば、2000年代初頭のジュビロこそがJリーグ史上最強チームだったかもしれません服部・福西・名波・藤田・奥の5人の中盤、中山と高原の2トップ、もはや代表チームそのものといってもよいこんな豪華な布陣を形成できるチームは今後出てこないかもな…

その頃バルサB落ちした翼くんはグラウンドチェック。

なるほど、こういうのは実際ピッチに立つ選手じゃなきゃ分かりませんな。なかなか一般人がグラウンドまで立ち入る機会はありませんからね…

そんな翼くんはキックオフ直後にドライブシュート。キックオフゴールというものは昔は認められていませんでしたが、ルール改正されて今ではOKになってます。ちなみにキックオフに関しては更に大きなルール改正がありましてね、昔は「キックオフのボールは前にしか蹴ってはいけない」というルールがあったんです。だから必ずキックオフの際には2人がセンターサークル内に入り、1人が前にちょんと蹴り出したボールをもう1人が後ろに戻していたんですが、このルールが2016年に削除されたことによりキックオフは1人で行えることになりました。正直1人でやってるキックオフは不自然なんですけどね…

つーわけで翼くんはヨーロッパデビュー戦で大記録を打ち立てます、
6ゴール4アシスト、まぁもうムチャクチャと言えばムチャクチャなんですが…よくよく振り返ってみるとキャプテン翼という漫画においてそこまでムチャクチャな成績を叩き出した選手はいないんですよね。試合でのプレーは超人的だけども、だからといって超人的な大差が付く試合があるわけではなく、あくまでもサッカー漫画として最低限のリアリティは守っていたんだけど…この1試合6ゴール4アシストはその最後の砦をも破壊しかねないなぁ…


さて舞台は変わってブンデスリーガ、皇帝シュナイダー率いるバイエルンに立ち向かう若林。ここではこんなルール変更が。
我々の世代は「キーパーはボールを持って4歩以上歩いちゃいけない」というルールを覚えています。試合をスピーディーにするためのルールだったんですが、今では「ボールを持ってから6秒以内に蹴らなくてはいけない」というルールに変わりました。このルールができたから歩数制限は不必要になって消滅したわけです。まぁ実際問題としてこの6秒ルールは厳格には守られてはいませんけどね…

その頃スペインではこの対決が実現。
リバウールvsサンターナ、こういうブラジル人対決が実現するのもリーガエスパニョーラの良いところです。やはりブラジル人にとって同じスペイン語圏の国への移籍は抵抗が少ないでしょうからね、今後もブラジル人サッカー選手のスペイン流出は時代のトレンドであり続けるでしょうな…













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