スキーロッジ殺人事件の謎解きパートから。死体に自動的にインターホンを押させたトリックは…
まず成人男性の体重を支えられる輪ゴムを探すところから始めましょうかw
そして被害者を絞殺したロープが見つからないトリックについては…
髪の毛で絞殺というのはシンプルながら気が付きにくくて良いトリックですね。それにトリック解明と共に犯人もロングヘアーに特定できますから、漫画で使うトリックとしては良いと思いますよ。
しかしこれが余計だった。
園子を目撃者とすることによって容疑者から外れ、次のターゲットに近付きやすくするという、この行動の目的はまぁ理解できます。できますが…問題は蘭と園子が今日このロッジに来たのは完全に偶然だという点をどう考えるべきか。同じ服を用意していたという点からとっさに思いついたトリックではありません、であるならば米原先生は園子ではなく誰を目撃者役として想定していたのか?新聞記者を除けば自分以外に3人しかいない少人数の状況でこれをやるとむしろ逆効果のようにも感じてしまいますがね…
さて同僚の教師を2人も殺した動機は…
不正入試を斡旋していたのがバレないように小学生女児を自殺に見せかけて殺害、こんなことしてちゃそりゃ殺されても文句は言えませんね。しかしそれ以上に気になるのは、不正入試の斡旋をしている先生が2人いることをつきとめてしまうこの小学生の行動力ですよw
次はエピソード40「人気アーティスト誘拐事件」人気アーティストというのはこの人たちです。
TWO-MIX!
よくは知らんけどまぁ聞いたことはあります。それはやはりこれでしょうな。
コナンの5代目OPだそうです。1998年頃だそうですからね、25年くらい前というのも凄い話です。完全に長寿アニメだなぁ…
ついでに初代から4代目までも見ておきましょうか。
初代がハイロウズというのは良いですな。
VELVET GARDEN…うん、知りませんけど。
小松未歩、ビーイングお得意のメディア露出を全くやらない戦略ですな。
ここでZARDを使うのか…まぁ時代ですねぇ。
6代目以降のOPについてはいずれ機会があれば…
さてストーカー被害に悩むTWO-MIX。
小学1年生がラジオなんて聞くもんか(笑)
そしてTWO-MIXのボーカルというのが高山みなみ。
高山みなみ=江戸川コナンの声優であり、コナンの作者である青山剛昌の元嫁というのは以前言いましたね。そんな高山みなみのコナンくん以外の代表作というと魔女の宅急便のキキになるそうですが、ここではあえてこちらをいっておきましょう。
ミスター味っ子を語れる人たちも少なくなってきたように感じて寂しいですねぇ…
さて誘拐犯の目的はTWO-MIXの殺害と彼らの持っていたデモテープ。
身柄の誘拐に成功しておいて、肝心のデモテープを確保し損ねるというのが最大のミスですな。これさえなければさっさとTWO-MIXを殺害して終わりだったのになぁ…
さて誘拐犯とのコンタクトは駅の公衆電話で行います。
昔の刑事ドラマとかではよく見ましたね、公衆電話にかかってくる電話。しかし実際には公衆電話の電話番号というのは防犯の観点から非公開になっているそうなので、あれはフィクションだったということになります。確かに公衆電話が鳴ってるの一度も見たことないもんなぁ…
さて九段下駅に到着した少年探偵団。
九段下から山手線新宿駅のホームまで15分で行けるわけないだろ(笑)
そして荷物の受け渡しは定番の方法で。
昔は電車の窓が開くのは普通でした、しかし冷房が発達して窓は開かないのが普通になりました。でも最近の電車の窓は開けようと思えば開けられるそうです。なんで昔に戻ったかというと、停電になって乗客が缶詰になってしまった時に窓が開かないと逆に困るからみたいですね。
さて誘拐犯の目的を看破するコナンくん。
TWO-MIXの新曲の歌詞にたまたま殺人事件の状況が入ってしまっていたということはどうでもよい。問題なのは、コナンくんがどうやってこの犯人の名前を知ることができたのかという点です。新聞に出てるわけありませんから警察から聞いた以外にはあり得ないんだけど、コナンくんが目暮警部と会話するタイミングなんてなかったしなぁ…
そして無事にコンサートに間に合いました。
これは「WHITE REFLECTION」という歌だそーです。ちょいと聞いてみましょうか。
コナンの主題歌よりもガンダム向きですね、TWO-MIXってのはw
次はエピソード41「金融会社社長殺人事件」小五郎とコナンは麻雀中。
まぁ麻雀なんて若い子から見ればそう見えるんでしょうな。がしかしね、麻雀は奥深いゲームではあるんですよ。例えば将棋やチェスはさ、強い人が勝つからギャンブルにならないんですよ。それに対して麻雀は強い人が勝つとは限らない、それでいてパチンコのように運任せでもない。この辺りのバランスが抜群なんですよ、麻雀ってのは。
そして麻雀を覚えてしまった蘭姉ちゃん。
大三元四暗刻字一色、現実には不可能なトリプル役満ですな。まぁ俺も相当な数麻雀を打ってそれなりの数の役満をアガってきましたが、振り返ってみると純粋なダブル役満の経験はありませんね。国士無双十三面待ちと四暗刻単騎ならもちろん経験あるけども、純粋なダブル役満なんて字一色大三元・四暗刻大三元・小四喜字一色の3パターンくらいしか現実には考えられないしなぁ…
さてここで密室殺人が発生。
特定の時間が来ると被害者が勝手に部屋から出て、右手の親指で何かを触るようにコントロールしたわけですな。どうすればこのように被害者の行動をコントロールできるのか、ポイントはその一点です。
さて容疑者3人は金融会社の社員。
借りる側も貸す側もどっちもどっちというのはよく分かりますね。どっちもクズいからこそ金銭トラブルに発展するというのは当然の流れだわな…
さて被害者の行動をコントロールしたトリックはこちら。
上手いトリックだとは思いますよ。ヤカンが鳴って止めに動かない人はいないし、コンロのツマミは絶対に右手で回すし。ただこのトリックの問題店は、これで人間の致死量である200〜300mgの青酸カリを被害者に摂取させることが可能なのかという点です。さすがにこれじゃ量が少な過ぎやしませんかね?
しかし青酸カリはどこからも検出されず。
青酸カリにも解毒剤はあるんですな。こーゆー化学的な毒物に対しては人間も化学と知恵で対抗できるということですが、フグの毒とかは解毒剤すら発見できてはいないんですよね。自然にはまだまだ人間の化学力は及ばないということですかね…
さて自分の会社の社長を殺した動機は…
いやいや、それで金融屋を恨んで殺害するのは筋違いが過ぎるでしょw
次はエピソード42「名家連続変死事件」この人が初登場。
大阪府警本部長、服部平蔵!
大阪府警の本部長という役職はですね、日本で3番目に偉い警察官ということです。警視総監と検察庁次長のどっちが偉いのかは微妙なところですが、No.3の役職であることは間違いない超VIP役職ですね…
さて舞台は名家。そこの長男登場。
人を外見で判断しちゃダメだと子供の頃から教えられてきましたが…どこからどー見たって怪しいものは怪しい!
さてミイラ男の秀臣さんの結婚が決まり、この家で結婚していないのは長女の信子さん(39)だけとなりました。
39歳独身、家は名家、それで結婚できないのは容姿がどうこうではなく性格面に難がある以外にありませんわな。まぁそれでも結婚に対して吹っ切れてるんならいいんですが、周りの結婚を僻むようになっちゃったらもう終わりだなぁ…怖い怖い。