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きよの漫画考察日記2423 名探偵コナン第23巻

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ガーン


エピソード64「最後の上映殺人事件」まずはお題から。

チネチッタとは、ローマ郊外にある映画撮影所のことです。川崎駅にもチネチッタという映画館ができましたけども、映画見に行くのに川崎行こうとはならないんだよなぁ…


さて映画館は暗いのでこーなります。

このシチュエーションで頬を赤らめるコナンくんもとい高校生の工藤新一は若干ヤバい気がしますがねw


がしかし、当然の如く事件発生。

本来なら自殺か他殺かという点から考えなければいけないんですが、名探偵コナンに登場したからには他殺一択。読者的には選択肢が少なくて助かります。


さてさて。映画館のバックヤードへ。

今ではもう日本の映画館の98%がデジタル方式に変わってしまっているそうなので、映写機なんてものも映写技師なんてのもほぼ絶滅ですわな。もちろんデジタル方式の方が綺麗だし何も問題はないんだけど、映画というものを撮影し、上映するために様々な努力と工夫があって今日に至ることを忘れてはいけないね…


さて今回のトリックはやはりこの映写機を利用したものでした。


デジタルに慣れてしまっている我々からすると、なかなかピンとこないトリックですな。まぁ今回の事件に難癖つけるとするなら、こんな閉鎖的な空間で犯罪犯したら当然自分に疑いかかるだろうにとだけ言わせて頂きます。


そんなこんなで事件解決。

映画館ね、俺好きじゃないんです。何が嫌かというと、周りの客が邪魔。どうしても意識がそっちにいってしまう事があるじゃないですか、それなら自宅で見る方がよっぽど集中できるんですよね…



次はエピソード65「20年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」

20年前の回想からスタート。

サイドグリップ、いわゆる横撃ちという拳銃の撃ち方ですな。昔は良くない撃ち方だと言われてたんですよ、照準が当然定まりにくいですからね。でも最近ではギャングのカルチャーとして横撃ちの方がカッコいいって感じになっちゃってるんでしょうがね…


つーわけで久しぶりに船上での事件です。

先ほど映画館が嫌いとは言いましたが、タイタニックは映画館で観てますね、私。アカデミー賞14部門ノミネート、11部門受賞、そりゃ観に行っちゃうでしょ。日本での興行収入は千と千尋の神隠しに抜かれるまで当時の歴代1位、今でも歴代3位、そりゃ観に行っちゃうでしょ。世界での興行収入も未だに歴代4位。賛否両論うるさい作品ですが私は好きですよ、ただ2時間40分という放映時間だけがネックではあるけどな…


さてこの船内には影の計画師が潜伏している事が判明。

「修羅のごとき手際の良さ」という表現がしっくりきませんがね。めっちゃ感情的にテキパキやるということかなw


さてトランプに興じる乗船客一同。

バーでブラッディ・マリーを飲むおっさんなんて日本に1人とていないでしょw


さてこのおっさんの正体は?

お札の数え方から銀行員だとコナンくんは見抜いたわけですが、この数え方を「札勘」といいます。この人がやっているのは札勘の「縦読み」、これに加えてお札を扇状に広げて数える「横読み」の両方を銀行員は行なっているそーな。最後に「パチン」という効果音を入れているところも細かいですね、これは札勘の縦読みにおいて最後の一枚は重なりやすいために、音を鳴らすことでチェックしているそうです。


そしてまずは焼死体が発見されます。

ほー。指とかも全て曲がってしまうからこうなるわけか。火葬場ではもう死後硬直が解けているからこうはならないのかもね。とはいえ焼死体なんて今まで人生で見たことないからなぁ…


そして焼死体からこんな物質が。

ゴムと違い、シリコンはあんがい熱にも強い物質です。まぁ火葬場クラスの炎なら溶けてしまうんでしょうけども、それでも整形や豊胸の事実が火葬場でバレたりするのは嫌ですね。その秘密は天国までは持っていけないのか…


さてここで一悶着。

「なおす」これはまぁ関西人なら当然使いますし、逆にこれが関西以外では通じないということを知らないんですよね。まぁよく使う動詞で他に伝わらないのは「ほかす=捨てる」「いらう=触る」「いわす=痛める」「ぐねる=挫く」「よせる=仲間に加わる」「えずく=吐き気を催す」「イキる=調子に乗る」「よばれる=ご馳走になる」「つめる=挟む」あたりでしょうか。特に誤解が生じやすいのは「ほっといて」ですかね。「捨てておいて」という意味なのに「放置しておいて」という意味に取られがちです。


さらに一悶着。



ここでもコナンくんの推理が一歩上回っていますな。まぁ平次は部屋に閉じこもっていて、生前の被害者をあまり観察していなかったからとしましょう。


がしかーし、トラブル発生。


私は四国生まれ神戸育ちなので、盆暮正月にはフェリーで四国まで帰省していました(当時は瀬戸大橋すらなかったので)。その時に毎回考えてましたよ「船から海に落ちたら死ぬのかなぁ?」って。まぁ大人になった今ならなんとかできるような気もします、別に泳ぎは達者だし。ただ太平洋みたいなだだっ広い海に放り出されたら、心折れてしまうのかもな…


さて謎解きパート。アリバイ工作に使われたのは…

愛煙家にしかできないトリックですな。やはりそもそもタバコ吸わない人はライターを持ち歩いていないわけですからね、極限状態に放り込まれた時の生存率は喫煙者が上回りますよ。とゆーわけで私は喫煙を推奨しますw


そして拳銃で狙撃されたはずの鯨井さんが実は犯人という、なかなかに複雑なトリックでした。


計画自体はまぁ良い。人目につかずに旗にガソリン染み込ませたりとか死体を着替えさせたりとかやることてんこ盛りという問題点はありますが、そこまでトリックに破綻はない。しかし最大の問題は、自分が過去の強盗殺人事件の一味だとカミングアウトすることによって、貸金庫に預けてある10億円が手に入らなくなるのではないでしょうか?実際鯨井さんは貸金庫の鍵もハンコも所有していないわけですからね、それで貸金庫の中の現金の所有権を主張できるものかね?


さてコナンくんの推理の決め手になったのは…

そもそも右腕用の時計なんて見たことないですな。あれでしょ、操作しやすいようにつまみが逆に付いてるってことでしょ。まぁ確かに普通の時計を右腕に付けたら操作しづらいのは理解できるけどな…


そんなこんなで20年前の仲間を殺害した犯人の動機は?


偽名ね。私もファミレスとかで名前書かされる時はあんがい偽名使います。別にやましい事があるわけではないですが、ただなんとなくね…



次はエピソード66「本庁の刑事恋物語2」護送中の容疑者から目を離し、隣のビルに逃げ込まれました。さて追う佐藤刑事はどうするのか⁉︎


こんなん冴羽獠にしかできんわw


がしかし、容疑者とトイレから出れなくなってしまう佐藤刑事。

手錠は犯人と自分を繋ぐという印象もあるんですが、あれはテレビドラマの影響なんでしょうな。確かに自分の手首と繋げば犯人を逃すことはないけども、相手の手に手錠をかけて動きを制圧すればそれでほぼ足りるからなぁ…


しかし冤罪を主張する容疑者。

そんなもん知るかいw













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