そんなわけでついに始まった奥羽軍vs赤カブト軍。赤カブト軍はいきなり猛者を送り込んできます。
マダラ!
赤カブトの強さが際立ってしまってはいるんですが、このマダラも強いです。銀、赤目、白狼、モス、他何十頭もの攻撃を受けてもほぼノーダメージ。犬の牙で熊を倒すのはやっぱ無理だよなぁ…
そんなわけで銀はこれでマダラを倒そうとします。
まぁ他にも道具を使う動物はいっぱいいると思いますよ。ラッコとかもそうだし、カラスもそうだもんね。最近では咥えた石で貝を割る魚なんてのも発見されたそうです。道具を使える=高等生物という図式はもはや成り立ちませんな…
さてその頃ベンはスナイパーの襲撃を受けてました。
なんとなくスナイパーの言動がムスカ大佐っぽい(笑)
そして総大将リキは単身赤カブトと対峙!
ついに熊がしゃべった(笑)
まぁ犬と熊は進化的には非常に近い生物ですからね、会話が通じる可能性も無いとはいえないでしょう…
つーわけでリキvs赤カブト!
抜刀牙ではありませんでした。この時点ではまだ作者も考えついておらんかったんでしょう。ところでリキの抜刀牙は熊犬に代々受け継がれてきたと発言してますが、これは狼族の風牙に教えてもらったはずです…まぁ当時のジャンプ漫画の矛盾点なんて掘り下げてたらキリがありません。
つーわけでピンチの赤カブトに援軍登場。
北海道にしか生息していないヒグマが海を渡ってきたんです。それにしてもこんな化け物が住んでる北海道を開拓した人達ってのはホント凄いよなぁ…
つーわけでリキと戦っていた赤カブトは実は影武者、その名も牙鬼。そして本物の赤カブトがついに登場!
デカ~い!
分かりますか、足元にいるハムスターみたいなのがヒグマです(笑)ヒグマの体長がだいたい2.5m~3mであることから考えると赤カブトの体長は…推定10mくらい。3階建マンションよりデカいです。もはや熊ではなく怪獣です。
さてさて赤カブト軍の次なる強敵はモサ。どんな攻撃も通じないこの怪物に単身挑む男の名は……紅桜!
普通に会話してるこの2匹を見ると、ここが水中なんだということを忘れてしまいます(笑)
銀牙は俺が小学生の頃の漫画ですが、俺が一番覚えてるシーンはここですわ。この死に様はかっちょよかった。この死に様に勝てる犬はまずいないでしょうね…
ちなみに漫画のキャラで誰の死に様が1番かっちょいいかを決めろと言われると悩みますね。北斗の拳からレイ・シュウ・ジュウザ・アイン、ジョジョならシーザー・ワムウ、鋼の錬金術師からはバッカニア大尉、からくりサーカスのフランシーヌ人形、ガンダムからムウ・ラ・フラガとナタル・バジルールあたりは間違いなくエントリーするでしょうが……やはり最高の死に様はダイの大冒険のハドラーだと思いますよ。あれにはちょっと勝てないッス…
ふ~ん、クロスは人妻なんだ…ってお前らは犬だろーが(笑)
さて銀たち一行の前にはさらなる中ボス登場。
赤毛の魔性!
この赤毛の魔性にやられた熊がケサガケという名前なんですが、こいつにはモデルとなった熊が現実にいます。大正時代に北海道で三毛別熊事件というのが発生しましてね、その時に近代最大の熊害事件を惹き起こした熊「袈裟懸け」がモデルなんです。犠牲者7人という凄惨な事件だったんですが…明治以前にはもっと凄まじい熊害事件もあったんでしょうし、銃が無い時代はヒグマなんて現れたらお手上げだったでしょう。人間という生物は捕食者ではなく被捕食者なんだということを考えさせられますね…
さて牙城は失ったものの相変わらず強すぎる赤カブト。そんな赤カブトはベンを狙いますが…この男がそうはさせません!
赤虎!
ここまでたいして活躍の機会の無かった甲斐三兄弟、やはり最後は長男がみせてくれるわけですよ…
つーわけで赤虎特攻。
がしかし赤虎の狙いはただ1つ、赤カブトの弱点のみ!
つーわけで赤虎殉職。