さて引退を表明した木村、もう節制する必要もないわけですが…
さて後悔はなく引退するはずの木村でしたが…
木村「もうちょいだったんだよな、この手がもうちょいのびてりゃよ。もう10センチ、いや、あと3センチのびてりゃ…あと3センチ…これっぽっちの差だったんだ、これくらいなんで埋められなかったんだ…」後悔なく引退できる選手なんてホント一握りだけなんでしょな。多くのスポーツ選手が悩み苦悩し後悔もしながらユニフォームを脱いでいってるわけです…
さてその頃ジュニアフェザー級では階級を下げた速水と小橋が王座決定戦。
この時代はジュニアフェザー級というものが存在してたんです。昔はフライ・バンタム・フェザー・ライト・ウェルター・ミドルの各階級に1つ軽い「ジュニア」の階級があったんですよ。がしかしこの階級制度は廃止され、逆に各階級より1つ重い「スーパー」の階級が生まれたんです。つまりジュニアフェザー級は現在ではスーパーバンタム級になっておるわけですな…
そしてここでこの人が登場。
浜団吉!ほっぺたを覆い隠す程のヒゲ、なかなか日本人ではここまでこれません。中東っぽさを感じますね…
ちなみにアニメ化された団吉の声は星一徹と同じ声だそーです。ピッタシだわ。
そんな団吉が見つけた素材はこいつ。
15戦13勝9KO1敗1分の元日本Jrフェザー級チャンピオンが複数階級制覇を狙いフェザー級に参戦。まぁ日本タイトルの複数階級制覇を果たしたボクサーは過去34人いますが、その中で世界王座を獲得したボクサーは白井義男1人だけじゃないでしょーか。つまりどーゆーことかというと、世界に通用するであろう実力のボクサーは国内複数階級制覇なんてつまらん事は狙いもせんということです。
そんな真田、医師を目指す異色派ボクサー。
真田「ボクは医者を目指す人間だ。このボクの手は人を治す術も心得ているが、逆に…どこをどういじれば…」 まぁ実際には医者や弁護士を目指しながらという奴はほぼいません。何故か、そりゃ両立させる暇が無いからです。二足のわらじで合格できるほど国家試験は甘くはないんです…
真田「ボクは医者を目指す人間だ。このボクの手は人を治す術も心得ているが、逆に…どこをどういじれば…」 まぁ実際には医者や弁護士を目指しながらという奴はほぼいません。何故か、そりゃ両立させる暇が無いからです。二足のわらじで合格できるほど国家試験は甘くはないんです…
さて団吉から真田へと受け継がれたパンチ、その名は「飛燕」。