さてポセイドン編も終わりここからは冥王ハーデス編。市と那智のどーでも良い会話から始まります。
アフロディーテなんぞどーでも良い。蟹座の俺にとってデスマスク復活以上の朗報があるでしょーか⁉︎敵であってもいいんです、活躍さえしてくれれば蟹座の地位も少しは改善されるってなもんですから!
積尸気冥界波とピラニアンローズをなんなく弾き返すというムウらしい技です。蟹座の名誉のために言っておきますが、積尸気冥界波の威力が弱いから弾き返されたんじゃない。ムウのクリスタルウォールはライトニングボルトだろうが天魔降伏だろうが弾き返すはずです。そう思わないとやってられません(笑)
画面中央に2つ、小さな吹き出しのような物が浮いているのが分かりますかね?これはね、文庫版・完全版で改定されたことによりこーなってしまったんです。改定前のコミックス版ではこーなってるんですよ。
車田正美が当時どんだけ酒井法子にハマってたのかは知らんが、これはさすがに酷すぎます。しかも改定後の「宇宙的に哀れなヤツ」というデスマスクの発言、改定前は「マンモス哀れなヤツ!」ですからね(笑)マンモス哀れな扱いを受けることになった蟹座の少年全員に車田正美は謝罪すべきだぁ!さて完全にギャグキャラへと落ちぶれたデスマスク。
紫龍との対戦では「あじゃぱァーッ!!」「うびゃあー!!」まででしたが、一度死を体験することによって「ぐぴっ‼︎」「あぎゃあーッ‼︎」「い~かげんにしろっぴ‼︎」「P! P!」「マンモス哀れなヤツ‼︎」「どぴい‼」と迷言を連発する三流キャラへと降格してしまったデスマスク。これなら復活せずに死んでてくれた方が蟹座的にはマシでした(笑)
つーわけでついにムウが怒ります。
ポセイドン編までのムウは聖衣を修復するだけの麻呂眉にすぎず、戦闘シーンが全くなかったんです。ゆえに全国の牡羊座の少年は聖闘士星矢ごっこになかなか参加できないという哀しみを抱えて生きざるをえなかったんですが…ここでやっと牡羊座の時代到来です!
星の光で相手を包み込みそのまま消滅させてしまう恐るべき技です。まぁ技の名前は長ければ長いほどかっちょいいという時代だったんですよ。オーロラエクスキューションとかギャラクシアンエクスプロージョンとかね…
蟹&魚の海産物コンビとは比べものにならない戦力です(笑)落差が激し過ぎるよ…
つーわけでこの3人に白羊宮突破を許し、さらに謎の男に反抗することもできず絶体絶命のムウ、しかしここにこの黄金聖闘士が到着!
どんだけノリピー語にハマっとんねん車田正美!目を覚ませぇ!
243年前の前聖戦を生き残ったたった2人だけの聖闘士、それが老師とシオンです。その後シオンは教皇の座に就任しますが、老いさらばえた所をサガに殺されちゃったわけです。享年248歳(笑)
ちなみに聖闘士星矢のハーデス編はアニメ放送はされていませんがOVA化はされておるそーです(見たことないけど)それによるとシオンの声はZガンダムのカミーユと同じだそーな。なるほどなるほど。
つーわけでムウが戦えなかった理由がやっと判明しました。
でもちょっと考えてみましょう。シオンがサガに殺された時、ムウはわずか7歳。仮にムウが0歳の時からシオンに弟子入りしてたとしても当時のシオンはすでに241歳。220歳以上若返って姿はもちろん声も違っていたであろうシオンによくムウは即座に気付けたなという話にはなります。若返った童虎を見て紫龍が気付けるかといったらそりゃ無理な話でしょ…
88人いる聖闘士の頂点が12人の黄金聖闘士なのに対し、108人いる冥闘士の頂点はたった3人の冥界三巨頭。その中でもラダマンティスは他の2人に比べて登場シーンが圧倒的に多い。冥闘士No.1ということでよいでしょう。
そんなラダマンティスの声は…ムウ・ラ・フラガと同じだそーです。なるほどなるほど。
ところでラダマンティスの冥衣であるワイバーンとは竜の頭にコウモリの羽、鷲の足にヘビの尾を備えた怪物ですが…さすがに冥衣でこれを再現するのは難しいだろな…
あれ⁉︎非常に上手い。とゆーかワイバーンに限らず他のどの冥衣も高いデザイン性を有しているんですよ。これはおそらく…冥衣のデザインは車田正美ではなく他のクリエイターに発注してるんだわ、じゃなきゃこんなの車田正美が描けるわけがない(笑)
さてそんなラダマンティスに対して命令を下すのはこの人。
パンドラ!
見た目は子供を2人くらい抱えてる未亡人っていう感じですが、こう見えてピッチピチの16歳(笑)聖闘士星矢の世界における年齢というのはホント不可解な点が多いですよ、木戸沙織が13歳だとかアルデバランが20歳だとか(笑)
そんなパンドラの声は化物語の忍野忍と同じだそーな。なるほどなるほど。さて話題に上がった20歳のアルデバラン、今度は彼の出番です。白羊宮を抜けたサガ・シュラ・カミュをどーやってアルデバランが阻止するか、読者の興味はそこに尽きるでしょう…
これは酷い。ポセイドン編でソレントに殺されながら何食わぬ顔で蘇生してたアルデバランが、今度は殺される描写すらなく死んでるってそりゃ酷過ぎる。普通はいかに勇敢に戦いいかに勇敢に死んでいったかの描写があってしかるべきなんですがそれを全て省略されて殺されたアルデバラン、我々は彼の事を永遠に忘れません。最高の咬ませ牛として(笑)
まさかこんな奴にアルデバランが殺されるなんて…これじゃ牡牛座は立ち直れません。作中3戦3敗じゃ黄金聖闘士最弱というレッテルを貼られても言い返せないところです。まぁ逆にいえば二オベは大金星なんですけどね、実際黄金聖闘士を殺すことができた冥闘士はこの二オベ1人だけですから…
そんな二オベ、とんでもないことをやらかします。アルデバランの遺体を…
…こんな事ができるのは神だけです。ディープの二オベ、評価は低いですが実はとんでもない奴なのかもしれませんね…
そんな二オベがアルデバランを絶命させた技がこれです。
皮膚から侵入し中枢神経を麻痺させ死に至らしめる、すなわち二オベは毒使いです。まぁ毒自体は卑怯じゃありませんよ、アフロディーテも毒使いだし。毒なんかで死んじゃう方が悪いですよ…
がしかしそんな二オベと戦わずにその場を立ち去るムウ。なぜならすでに二オベの五体は破壊されていたからです。
さすがはアルデバラン、なんとか引き分けには持ち込んでいたようです。まぁそれでも冥闘士をたった1人しか倒せなかったというのはあまりにも寂しい。冥闘士は108人いるんだから、黄金聖闘士は一人当たり冥闘士15人もしくは三巨頭の1人くらいは倒さないと役割を果たしたとはいえないでしょう。まぁそのノルマを達成できたのはカノンだけですし、ミロに至っては冥闘士を1人たりとも倒していないという役立たずっぷりですからね…
これもノリピーかぁ⁉︎いや、逆にここまでやれるって凄いわ…
さてサガ達は双児宮へ。そこで待ち構えてた双子座の黄金聖衣から、サガは弟が生きていたことを知ります。