つーわけでラッカ星編が終わったところで「第2次怪獣退治編」が終了。そしてここから始まるのがキン肉マン第5部「超人オリンピック・ザ・ビッグファイト編」!
キン肉ポストのセンスの良さが光りますが、ミートくんが下駄を履いているというのにも注目しなきゃいけません。
さて前回優勝者にも関わらず予選から出場という待遇に不満のキン肉マンはとりあえず一般人をジャイアントスイング。
ジャイアントスイングの時の擬音が「ミスミス」なのはキン肉マニアには常識のことなんですが、正直これはサンシャインの専売特許かと思ってました。一番最初にミスミスジャイアントスイングを披露したのはキン肉マンだったんですね…
そしてブロッケンJrに続いてこの超人が登場!
ウルフマン!
誰でも知ってることですが、アニメでは千代の富士に配慮して「リキシマン」まぁどちらで呼んでも伝わるんですが、俺はウルフって呼びますけどね…
そんなウルフの声はランバラルと同じです。となりのトトロに出てくるカンタの父親、あれも声だけみればウルフマンです(笑)
そんなこんなで始まる超人オリンピック・ザ・ビッグファイト、まずはこの超人が開会挨拶。
グレイト・ダンテ!
超人協会名誉会長兼顧問というのは相当に高い役職なのではないかと推察されますがね。少なくともキン肉星の大王よりもこの時点では威厳はありそうです。
さて1次予選は「超人ふるい落とし」!
そして第2次予選はガソリンプールでの「恐怖の火炎地獄 50m力泳」まず挑戦するのはこの4人の食材超人。
奥からウナギマーン、サザエキング、イカデビル、ザ・ダンシャク。注目すべきはウナギマーンですかね。普通に考えれば「ウナギマン」で良いと思うんですよ、だけども記載が「ウナギマーン」になってるからさ、読者としてはこの記載を信じてやっていく他ないもんねぇ…
そして3次試験は「新幹線アタック」一番手に登場したのが…
フランス代表、タイルマン!
身長225cm体重5tという恵まれた体格、さらに新幹線を博多まで走らせるという規格外のパワーを持ちながら、超人強度はたったの20万パワーというアンバランスな超人です(笑)
ちなみにタイルマンの大きさを測るための比較材料としてキン肉マンと共にカナディアンマンも描かれていますが、実はカナディアンマンの身長は265cmでタイルマンよりデカいんです(笑)キン肉マンには意外にデカい超人が結構いるもんなんですよ、例えばプラネットマンが身長254cmだったり。そしてキン肉マンには身長3m超えの巨大超人が3人います。300cmのゴーレムマン、同じく300cmのサンシャインを抑えて頂点に君臨する身長304cmの超人とは………この超人なんです。
プリズマンってそんなにデカかったのかぁ…
新幹線アタックで新大阪という好記録を叩き出したジョーズマン、その最大の悩みは「アトランティスと間違えられる」これに尽きます(笑)素人さんの80%は間違えるでしょーし、プロでも間違えてますから。
ロビンマスクにアトランティスドライバーをかけるジョーズマンのキン消しが存在してるくらいですから(笑)
さらに名前だけ登場する超人が3名。
キャッサバとピーマン、この2人は農作物超人として適当に名付けられたっぽいですが、やはり問題は暫定51位のプリプリ男なる超人です。やはりどーしてもプリプリマンを想像してしまいますが、俺は全くの別人だと考えています。プリプリマンはキン肉マンにおいて1回、キン肉マンⅡ世において3回登場してるんですが、そのどれもが悪魔超人的な立ち位置で登場してますから。正義超人しか出場できないはずの超人オリンピックに出場しているこのプリプリ男とプリプリマンとは別人だと考えるのが筋なのではないかと。きっとブロッケン一族と同じようにプリプリ一族みたいなのがいるんですよ(笑)
さて新幹線チャレンジ最後の挑戦者はテリーマンでしたが、自分で押した新幹線を…
新幹線を東京駅から押して西日本まで走らせるというこの競技自体が物理的にはむちゃくちゃです。その新幹線に走って追い付くという行為もむちゃくちゃなんですが、前提がむちゃくちゃなもんだからどうでもよくなってきますね(笑)
つーわけで子犬をかばって失格になってしまったテリーマン。
「世の中には勝利よりも勝ちほこるにあたいする敗北がある」フランスの哲学者ミシェル・ド・モンテーニュの言葉だそーです。ただこの言葉がテリーの人生に重くのしかかり、以降なかなか勝てなくなってしまうんですよね…
さて最終予選の前に読者投稿超人の紹介。
本編に登場しなかった超人が9人います(Ⅱ世で登場するけども)。最後だから1人ずつ紹介しといてあげようか…
①スマイルマン(ケニア)
ウォーズマンを活躍させるかスマイルマンを活躍させるか、ゆでたまごが最後まで悩んだという超人です。アニメでは大々的に登場するんですが、原作ではⅡ世の壁紙超人として1度描かれたのみ。だったんですが近年読み切り版で再登場を果たします。往年の読者にとっては嬉しい演出です。
次。
こちらもⅡ世で壁紙超人として1度だけ採用。レゴックスの登場までオランダ超人界を1人で支えていたのはこのチューリップマンです。風車とチューリップというオランダの名産品を、パチンコ台の風車とチューリップになぞらえたそのデザイン、よくよく見てみると深い。
赤いマスクをかぶっておるんでしょーが、白黒ではさっぱりわかりません(笑)キン肉マン35年の歴史において、1度たりとも本編には登場していないと思います。おそらく。
こちらも本編への登場回数はゼロ(たぶん)。そもそも名前の意味からして全く分からん謎の超人。外見からして和風マンではないだろうし(笑)何なの、ワフーって⁉︎
次へ。
ご存知ヘルミッショネルズの原型となった超人。こちらはⅡ世で登場します。
キン消しが20万円で買い取ってもらえるとの話で知名度が増したシルバーリキ、ちゃんとⅡ世で登場します。
これはレア。こいつの姿だけ見てヘルブロックだと即答できる奴はなかなかいません。同様に2世で初登場を果たしますが、視力の悪い奴には探しきれないでしょうね…
スカイマンよりもメキシコっぽさを正面に打ち出してるサボテンマン、Ⅱ世で2度ほど登場します。まさかあの超人とタッグを組んで登場するとは想定外でした…
そしてラスト。
⑨大国魔人(日本)
35年間通じて一度も登場したことは無し。それより問題なのはこいつのネーミングなんです。七福神の大黒様をモチーフにしてるんなら大「黒」魔人となるべきところが大「国」魔人なんですよね。何かそこに意図が隠されているのか、それとも単なる誤字なのか…