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きよの漫画考察日記1062 花の慶次第3巻

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お月様

さて螢の仇を討つべく主馬を追い詰める慶次、だけどもそこに現れたのが…
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前田利久!
前田利家の兄であり、慶次の養父ですな。まぁ病弱だったのはホントのことのようですよ。長男がそれじゃ家督も奪われちゃいますわな…

さてそんな前田利久もついに臨終の時を迎えます。その知らせを聞いた慶次は…
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踊ります(笑)
まぁでもそれもいいんじゃないでしょか。誰かが死ぬ、その時に別に神妙にする必要は無いよなぁ…

そして慶次のおかんであるお春も回想で登場。彼女は滝川益氏の子を孕んだまま利久のとこに嫁に来たんですが…
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外国種牡馬の子を妊娠した牝馬を輸入するような感じですね(笑)

つーわけで父と息子の最後の言葉は…
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花の慶次における名台詞といえばやはり慶次の「だがそれがいい」になるんでしょーが、この前田利久の「どこまでも傾きよるわ」これも名台詞だと思ってます。

つーわけで前田利久ご臨終。
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息子の腕の中で息を引き取る、親として理想的な死に方の一つなんでしょうな…


さて加賀を出ることに決めた慶次、最後に利家に風呂を用意します。
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気持ちは分かる。プールと一緒でさ、風呂も飛び込んだ方が絶対に楽しい。俺も子供の頃はよく浴槽の淵に立ってそこからダイブしてました(笑)

がしかしこの風呂は氷風呂!
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なんたる跳躍力(笑)まぁこの気持ちも分かります。温かいお風呂だと思って足を突っ込んだもののそれが冷水だった時の人間の反応速度といったら…


そんなこんなで京の都へと向かう慶次、途中に敦賀を通ります。
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俺が関西人だからかもしれませんが、琵琶湖の北側を回るルートってのは俺には考えつきません。琵琶湖は常に南側を通る、なぜかそーゆー固定概念に捕らわれてますね…


さて松風と共に進む慶次でしたが、ここで松風がついに馬としてのレベルを超越します!

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松風の心の声が(笑)
まぁさすがの原哲夫といえどもこれはやり過ぎだと思ったのでしょーか、これ以降は松風も沈黙を守ります。馬がしゃべるのはマキバオーだけで十分です(笑)

そしてここ敦賀で慶次の家人になったのが…
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捨丸!
まぁ捨丸がいなくてもストーリー展開上は問題ないんですがね、捨丸という常識人がいないと慶次の破天荒っぷりが伝わりにくいんですよね…


さてついに京都に入った慶次、一発目に登場するのはこの男!
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千道安!
利休には道安と少庵という2人の息子がおりましたが、道安が継いだ堺千家は一代で断絶。これに対し少庵が継いだ京千家は表千家・裏千家・武者小路千家に分家し現在まで続いています。道安がバカ息子として描かれる理由はここにあるか…

さてそんな慶次に遊び半分で喧嘩をふっかける道安、一瞬で慶次を本気にさせちゃいます。
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「武士」と書いて「もののふ」と読むのは常識です。現代社会でもののふと呼べるのは…藤岡弘かスティーブンセガールくらいのもんでしょーか(笑)

そんな道安に慶次はお仕置きの張り手。
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道安はまぁ特殊として、なぜ女の子は「きゃーっ!」って叫ぶんでしょうかね?これだけは男には理解できませんわ…

さらに追い打ち。
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北斗の拳っぽくなってきました(笑)

そんな感じで酷い目にあわされた道安が泣きついたのはもちろん親父。
道安「父上!親なら子の敵を討つのは当然ですよね!」
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千利休!
いい言葉ですな。親なんてものは木の上に立って子供を見てればいいんですよ。俺の両親なんて何があろうが木から降りてはきませんでしたからね(笑)

さて秀吉に慶次と会わせろと言われて困った利休、そこでこの男が出てきます!
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徳川家康!
この人こそホントに説明不要でしょな。日本の歴史上最も有名な人物であるといってよいでしょう。アメリカならワシントン、イギリスならアーサー王、フランスならナポレオンみたいな。脳みそ腐ってるバカ女でもさすがに徳川家康だけは知ってるでしょ…

そしてそんな家康に付き従うのが…
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服部半蔵!
もちろん日本史上最も有名な忍者でしょーが、服部家の当主は代々半蔵を名乗ります。この服部半蔵は二代目、服部政成半蔵です。こーゆーのはだいたいの場合二代目までがデキる人間で、三代目以降はロクでもねえ奴が続くもんです。



さてここで秀吉の暗殺計画が浮上。捨丸は伊賀忍者の犯行だと推察します。

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信長はこの天正伊賀の乱で伊賀を征服して甲賀を味方につけ、甲賀はその後秀吉に仕えます。これに対し信長に怨みを持った伊賀は信長の死後徳川に味方したわけですな。だから伊賀忍者のハットリくんと甲賀忍者のケムマキは敵なんですよ。

さて秀吉の命を狙った利休配下の忍びが登場。
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侘助!
なんとなく成長したバットの面影を感じますね…

そんな侘助、慶次に斬ってくれと嘆願。
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キリシタンは自害が許されない…まぁイスラム教徒だって自殺はダメだし、仏教徒は自殺しても構わないってわけでもないでしょがね。まぁそーゆーキリシタンから見れば日本人の切腹という制度は異質に見えただろうなぁ…

さて侘助をかくまって揚げ屋に立てこもった慶次、入り口の防御は完璧。
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この時代にもマツコデラックスはいました(笑)

つーわけでこの問題の解決を図るべく現れたのが…
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番熊蜂太夫!
いや、こいつ自体は単なる一発キャラとゆーか一発傾奇者なんですよ。だけどもこいつが自分の秘密を慶次に見抜かれた時のナレーションが傑作なんです。
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「肛門から魂が抜ける」そんなとこから抜けたらえらいこっちゃ(笑)

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