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きよの漫画考察日記1521 キャプテン翼第18巻

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お月様

さて日本vsアルゼンチン、ディアスの8人抜きゴールで3-4と勝ち越されてしまった全日本。
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トライってゆーとラグビーっぽく聞こえちゃいますけどね…

がしかし攻め手を欠く全日本、翼くんはボールを松山くんに預けて前線へ。ここぞとばかりにボールを奪いにかかるディアス。
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やっぱ松山くんはいいキャラです。意地と根性なら誰にも負けないってのは、我々昭和生まれの人間には好かれますよね…

そして松山から出たイーグルショットパス、これを翼くんは…
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ドロップキックパス!
サッカーの試合でドロップキックというのはまずあり得ません。そもそもね、ドロップキックというものは真上に飛び上がって蹴っているもんなんですよ。前に飛ぶということは前に飛ぶための勢いを片足で生み出さないといけませんからね、だから前に飛びながらのドロップキックというものは非常に難易度が高いんです。

さてこのパスに走りこむのは日向。ネオタイガーショット習得のためのブラックボール特訓は日向の瞬間的なダッシュ力と跳躍力をも増大させており、その脚力を活かして…
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タイガーダイビングヘッド!
原作においてヘディングシュートに必殺技名が付いてるのはおそらくこのタイガーダイビングヘッドだけでしょう。でもまぁキャプテン翼における最強のヘディングシュートは井沢くんが披露してくれた5mダイビングヘッドでしょうけどね…

つーわけで4-4のまま試合は終盤へ。
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「コミック文庫「キャプテン翼」大好評発売中 みんな買おうぜ!」までなら別にいいんです、昔の漫画はよくこーやって宣伝してましたから。ただ「みんな買おうぜ!おう‼︎」までいくとちょっと笑けてきますな。おう‼︎じゃねーだろに(笑)

つーわけで残り5分となったところで全日本は切り札投入!
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なんででしょ、三杉くんが登場するとテンション上がりますね。まぁそれはよいとして、三杉くんのスパイク小さすぎねえかな?これじゃパンプスでしょ(笑)

つーわけで三杉くんはパスカルからボールを奪いそのまま5人抜き、そこから翼くんへパス。
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翼くんはこのパスを再び三杉くんへ折り返し、三杉くんはこのボールを岬くんへ。
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三杉→翼→三杉→岬→三杉と渡っておいて今度は日向へ。
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翼・岬・日向という大物を壁パスの相手として使った三杉くん、このシュートを決められないわけがないですよね!

と思いきやここからさらに三杉くんは翼くんへとラストパス、もちろんシュートにいく翼くんでしたが…
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前転ブロック!
ディアスは前転大好きっ子です。まぁそれはともかくとしてディアスはこの試合翼くんの得点を0に抑え込みますからね、もしかしたらファン・ディアスの最も特筆すべき能力はDF能力なのかもしれません。


そしてこの前転ブロックによりもつれて倒れこむ翼とディアス。
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前転ブロックの後になぜその角度にボールが跳ねるのか理解に苦しむところもありますが、このこぼれ球に素早く反応したのはやはり三杉淳!
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うん、この三杉くんのゴールはよーく覚えてますね。キャプテン翼も30年近く昔の作品なんで正直なところ忘れてるゴールはたくさんあるんですよ、次のフランス戦なんて誰が得点したのか全く覚えてないし。だけどこのアルゼンチン戦でのディアスの前転シュートと8人抜きゴール、そしてこの三杉くんのゴールは大人になっても忘れずに覚えてました。印象深いナイスゴールですね…


つーわけで逆転を許したアルゼンチン、最後まで攻め続けるディアスの前に立ちはだかるのは石崎・次藤・早田・若島津の壁でしたが…
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キャプテン翼においてはこーいったテクニカル系のシュートは決まらないというジンクスがあるんですけどね…


そして予想通り三角飛びにいく若島津、がしかしここで思いもよらないことが起きます!
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ぶははっにひひホント何でもアリだったんだなキャプテン翼って。まぁそこがたまらなく面白いんですけど。


そんなわけで日本ゴールに吸い込まれていくディアスのシュート、がしかーし2人の男がこのピンチを救います。翼&岬?否。翼&三杉?否。翼&日向?否。日本の最大のピンチを救ったのは…まさかの次藤&石崎!
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これぞ伝説のスクランブル顔面!
このスクランブル顔面というネーミングは後にテクモのゲーム版で導入されるものなんですけどね、見事なネーミングセンスだと思います。だって顔面がスクランブルなんですよ(笑)

つーわけで見事にアルゼンチン撃破。
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翼くんはこの試合5アシストという記録を打ち立てます。日向→立花兄弟→岬→日向→三杉へとパスを供給した翼くん、ディアスの言う通りMFとしては最高の選手です。


つーわけでいよいよ準決勝、第1試合はウルグアイvs西ドイツ。シュナイダーとビクトリーノの点の奪い合いになりますが…ここで西ドイツは幻のゴールキーパーを投入!
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デューター・ミューラー!
キャプテン翼の読者でミューラーを覚えてない人なんて1人もいないでしょうね。原作版における最強にして最後のボスはシュナイダーではなくミューラーですから。どうやってミューラーからゴールを奪うか、西ドイツ戦はそれが全てになってしまいますからね…

そして準決勝第2試合、日本の対戦相手はピエール率いる地元フランス!
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ピエールのシャワーシーン…これ、必要か?


さてピエールとナポレオン以外は雑魚揃いのフランスイレブン。
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真ん中の奴がさ、キン肉マンの飛翔チームのホークマンっぽい(笑)


さて試合はカミソリパス→タイガーパスを翼くんが決めて日本先制。仕方ないのでピエールはこのシュートを解禁!
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スライダーシュート!
回転はドライブ回転なんですが、大きく弧を描くドライブシュートに対しスライダーシュートはゴールキーパーの手前でストンと落ちます。スライダーシュートという名前からすると横にスライドする気もしますがね…

つーわけで1-1の同点、さらにここで日本にとって最悪の事態が発生!
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エース殺しと呼ばれながらここまで何の活躍もしていなかった早田、ようやく出番が来たと思ったら退場です(笑)キャプテン翼という漫画においてDFが活躍することはほぼ不可能だということですよね…

さてホームタウンデジションな判定に抗議する翼くん、しかし…

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翼くんにカードが出されたのはこれが最初で最後なんじゃないでしょーか。そもそも翼くんのプレイがファールを取られること自体がまずありませんからね…


そんなわけで10人で戦うハメになった日本。
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逆に言えば皆がいつもより1.1倍頑張れるなら早田は要らないということです(笑)



さて3-1と逆転された日本の反撃、しかし日向のゴールはオフサイド、翼くんのオーバーヘッドは危険なプレー、終了間際の翼くんのゴールも認めてもらえず審判へのフラストレーションが溜まったままハーフタイムへ。しかしそんな昂ぶるメンバーをまとめるキャプテン。
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ボールは友達じゃなかったのか(笑)

とはいえやはり2点ビハインドは苦しい日本。
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W杯において南米開催なら南米の国が、欧州開催なら欧州の国が過去優勝してきた、そしてそのジンクスをブラジルW杯でドイツが打ち破った、これは有名な話です。サッカーファンなら誰だって知ってる話です。なんですが実はこれ間違いなんです。1958年の第6回W杯、開催国はスウェーデンだったですが優勝したのはブラジルですから。サッカー上級者ですら勘違いしてる人が多いんですけどね…

そして後半から降り出した雨。
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岬くんは気象予報士の資格でも持ってんのか(笑)

つーわけで全日本が負けたら戦犯確定の早田。
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こーゆー涙や情は早田の魅力を半減させているような気がします。とにかくケンカっ早い荒くれ者というキャラクターで固定しちゃった方が良かったんじゃないでしょーかね。ただ、高橋陽一が犯した最大の失敗は早田を「中途半端な関西人」にしてしまった点です。こんなしゃべり方する関西人は1人もいませんからね。関西弁というものをキチンとリサーチできていない人は関西人キャラを使っちゃダメですね…

さてドリブル突破を仕掛ける岬くん、ピエールに止められてしまいますがこの男がナイスフォロー。
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何も言われずにこの画像を10人に見せれば、7人が松山くんだと答えるでしょう。2人くらい岬くんと答えるかもしれませんが、この選手は反町です。お前、試合に出てたのか(笑)


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