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改訂版きよの漫画考察日記49 ダイの大冒険第6巻

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本巻で主要キャラの年齢判明。アバン先生31歳マァム16歳ポップ15歳レオナ14歳ダイ12歳。どいつもこいつも若えなぁ…

お月様


さてヒュンケルの死を悲しむマァムでしたが、ポップが慰めて立ち直ります。
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言っちゃ悪いけど人間が溶岩に呑まれて生きとるわきゃないでしょが!
…と思ったらやっぱ生きてるんですけどね(笑)


さて不死騎団を倒したダイたちの元へこれが登場。
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DQシリーズにおける乗り物といえば船か馬車です。がしかし気球もよくよく思い出してみるとDQⅣで登場してます。他には不死鳥ラーミアや空飛ぶじゅうたんに空飛ぶベッド、天空城やマスタードラゴン、ひょうたん島や天馬、いかだに飛空石、キラーパンサーにも乗りましたね…


つーわけでこの気球に乗ってたのが…
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エイミ!
世界の平和という高尚な目的のために戦うダイ一行、それを惚れた腫れたでズタズタにする魔性の女です(笑)この子、目が怖いんだよなぁ…
ちなみにエイミの声はゴメちゃんと同じなんだとか。


さらに登場、三賢者。
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アポロ&マリン!
俺はこのダイの大冒険を読み返すまで、こいつらは3人兄妹だと思ってました。なんでエイミはマリン姉さんと呼ぶのにアポロは呼び捨てなんだろうか、もしかするとアポロは弟なのかなんて事を考えてたんですが、よくよく読んでみるとマリンとエイミが姉妹なだけであってアポロとの血縁関係は無いんですね…
ちなみにマリンの声はDBの餃子、アポロの声はスラムダンクの流川だそーな。流川の声なんて知らねえなぁと思いましたが、Fate/Zeroのランサーだそうです。なるほど、流川はランサーだったのか…


さてレオナ姫を狙うフレイザード、そのブレスをアポロがこれで防ぎます。
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フバーハ!
どのDQシリーズにしても最終ボスに対してフバーハは必須みたいな事が言われていますが、俺はフバーハ嫌いです。いや、別にこの呪文自体は嫌いじゃないけど、いてつく波動で消される度にかけ直さなきゃならないのが嫌なんです。たとえこごえるふぶきを吐かれようとも根性で耐えるというのが俺のやり方だったので、フバーハ使わないと勝つのが辛いならそもそも戦わずにじっくりレベルを上げてから挑んでましたねぇ…


そんなフバーハをあざ笑うかのようなフレイザードの必殺技。
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五指爆炎弾(フィンガーフレアボムズ)!
メラゾーマ5発を同時に放つその姿に当時の俺は興奮したもんですよ…
ちなみに俺の中でメラゾーマといえばだいたい与えるダメージは180前後。×5ならダメージ量は900。マダンテに匹敵する破壊力ですよね…


そんな五指爆炎弾はフバーハを突破。
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そもそもフバーハでは呪文は防げません。アポロやマリンも賢者ならばこのタイミングでマホカンタの一つでも唱えられればいいんですけどね…


そして瀕死のマリンの顔を焼くフレイザード。
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フレイザードは最も魔王軍っぽいモンスターですよね。下手な騎士道精神に溢れた軍団長が多い中、女子供でも容赦ないその振る舞いは好感が持てます。


そこにやって来たダイに対してフレイザードはこの呪文。
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マヒャド!
微妙な呪文です。ダメージ量を考えるとベギラゴンの方が良い感じがしますし、イオナズンを覚えちゃうともう用無しだし。特技が導入された以降は使われることすらまず無いし(笑)まぁゾーマとブライの代名詞という感じで記憶には残りますけどね…

そんなわけでダイの成長に驚くフレイザード、本気を出します。
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戦闘力を上げる時ってのはだいたい皆同じポーズになりますな(笑)


つーわけでフレイザードの必殺技第2弾。
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氷炎爆花散!
敵味方関係なく周囲の敵を巻き込むフレイザードらしい技です。クロコダインやヒュンケルと違ってフレイザードはなかなかに芸達者ですね…

さてこの氷炎爆花散はフレイザードの部下への合図でもあります。
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フレイム!
あまり大した印象は無いモンスターです。この手のモンスターは防御力が低いんでね、ブレスを吐かれる前に優先的に殺せばそれで終わりです。まぁフレイムの印象が薄いのはもう一方のモンスターの印象が強すぎるからという理由もありますけどね…


つーわけでもう一方のモンスター。
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ブリザード!
こいつは語らせてください(笑)デビルロードと並んでトラウマになってもおかしくない最凶のモンスターです。まぁこのブリザードを語るにはまずその前から語らなければいけません。DQ史上ブッチギリの難易度を誇ったあのロンダルキアへの洞窟です。異常な多さの落とし穴と抜けられない無限ループ、さらに異常な硬さで2回攻撃を繰り返すキラーマシーンと戦う気すらなくなるドラゴン×4…当時小学生だった俺はあのロンダルキアへの洞窟で初めて絶望というものを知りました。だからこそそんな絶望渦巻くロンダルキアへの洞窟を抜けた時はたまらなく達成感を感じたものでしたけど、その先のロンダルキアの大地で俺は絶望という言葉の本当の意味を知るんです(笑)洞窟を抜けて少し進めばほこらがあるんですが、まず間違いなくそこまでたどり着けないんですよ。その最大の要因がこのブリザードなんです。こいつの何が悪夢かというと、ブリザードは一切通常攻撃をしてこないんです。こいつの攻撃パターンはルカナンかザラキ、この2パターンしかないんです。史上初めてザラキを使うモンスター、それがブリザードだったんですが、当時のDQはとにかくザラキが効きやすかったのに加えてDQⅡは1人少ない3人パーティー、おまけにこのブリザードは4匹集団で現れるんですよ。当然巻き起こるザラキの嵐、こんなの生き残れるわけがありません。全滅しては再びロンダルキアの洞窟を抜け、再びブリザードのザラキで全滅してはロンダルキアの洞窟へ…ロンダルキアの大地には他にもデビルロードやギガンテス、アークデーモンというトラウマモンスターが生息してるんですが、その中でもやっぱりブリザードのザラキ地獄は最高のトラウマですよ…
ちなみにあまりにもこのブリザードがトラウマすぎて、スーパーファミコンのリメイク版DQⅡだとこのブリザードが相当弱体化されているそうです。通常攻撃とスクルトという攻撃パターンが追加されたことによりザラキの頻度が下がったことに加え、攻撃呪文への耐性も下がり、しかもマホトーンが効くようになったそうです。さすがにスーパーファミコン世代に元祖ファミコン版をやれとは言えないけどさ、そのブリザードは本当のブリザードじゃないんですよ。俺たちにトラウマを刻みつけたブリザードはさ、いつまでも凶悪極まりないモンスターであり続けて欲しいんですよね…


ちょっと脱線しすぎましたね(笑)つーわけで炎魔塔と氷魔塔により生み出されるのが…
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氷炎結界呪法!
結界内ではフレイザード以外魔法使用不能、さらに戦闘力は1/5にダウンしてしまう厄介な技です。俺は一度ドラクエⅤを最初から最後まで一切魔法を使わずにクリアしてやろうとやってたことがあるんですが、やっぱ魔法が使えないのは辛くて挫折しました。攻撃呪文は別に使わなくても問題無いんです、回復呪文も我慢はできるんです、だけどルーラを使いたいという欲望に勝てないんですよね…

さらにフレイザードはレオナを氷漬けにしちゃいます。
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キグナス氷河以来ですかね、ここまで見事に氷漬けにされたのは。


まぁこんな氷は溶かしちゃえば済むようにも見えるんですが…
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天秤座の黄金聖衣があれば救出できるんですけどね(笑)


さてここで撤退という判断を下したのはマァム。
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マァムは良い指揮官になれると思いますよ。兵士に必要なものは前へ進む勇気、これに対して指揮官に必要なものは撤退する勇気ですからね…


そんなわけで逃げ出したダイ達を助けてくれたのはこの人。
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大魔導士マトリフ!
世界最強の魔法使いです。実際DQにおいて誰が最強の魔法使いかは難しいところですけどね。まぁ候補に挙げられるのは2のムーンブルクの王女、4のブライとマーニャ、5のフローラと女の子、6のバーバラ、7のマリベル、8のゼシカ。ブライ以外全員女性になってしまったのは意外でしたが、まぁこの8人でしょう。この中から誰を選ぶか…ちょっと各人の習得魔法を比較検討してみましょう。
①ムーンブルクの王女 イオナズン・パルプンテ・ベホマ・アバカム・トラマナ
②ブライ マヒャド・バイキルト・マホトラ・ルーラ・マホカンタ
③マーニャ イオナズン・メラゾーマ・ベギラゴン・ドラゴラム・ルーラ
④フローラ イオナズン・メラゾーマ・ベギラゴン・ザラキ・バイキルト
⑤女の子 イオナズン・マヒャド・バイキルト・ドラゴラム・ルーラ
⑥バーバラ マダンテ・ルーラ・メダパニ・リレミト・ベギラマ
⑦マリベル メラ・ラリホー・リレミト・マヌーサ・ホイミ
⑧ゼシカ イオナズン・メラゾーマ・マヒャド・ベギラゴン・フバーハ
作品が違うと基準も変わってしまいますが、やはりメラヒャドイオギラ4属性全てを極められるゼシカ、もしくは圧倒的MPでイオナズンとメラゾーマを唱えまくるマーニャ、このどちらかということになるんじゃないでしょーか。最強魔法使い候補のこの2人がDQ史上1.2を争うスタイルの良さというのも何かの偶然でしょうか…


さてフレイザードとの再戦に向けポップを鍛えるマトリフ。
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マトリフが乗ってるこのモンスター、候補としては①マッドオックス②ゴートドン③ビックホーンの3種類が考えられますが、口からブレスを吐いている点からすると①マッドオックスなんでしょう。まぁ本来マッドオックスが使うのはギラなんですけど、ビッグホーンは通常攻撃しかできないモンスターだし、ゴートドンが使う特殊攻撃は伝説の呪文ボミオスですからね(笑)


そんなわけでマトリフはまずこの呪文をポップに習得させようとします。
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ルーラ!
行ったことのある場所へ飛んでいける便利な呪文です。Ⅴのみイベントで覚える仕様になっていましたね、たしかにそうしないと奴隷状態から一瞬で逃げ出すことができちゃいますからね…


そんなルーラの修行に文句をつけるポップ。
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DQⅤ以降はたしかにその通りですが、DQⅢとⅣの頃は戦闘中にルーラを唱えれば100%戦闘から離脱できたんです。だからルーラ担当のキャラは緊急事態に備えてMPを8だけは絶対残しておくというやり方をしていたプレーヤーは多いはず。結構この緊急回避は使いましたよね…

つーわけでマトリフからの説教。
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仲間を守り危機を払うのは、魔法使いではなくむしろ僧侶の役割のような気もしますが。仲間を守るために魔法使いに期待されている事はマホカンタとトラマナくらいですかね?

そんなわけでポップ不在のままレオナ救出に向かうことになったダイ一行ですが、定員は4人まで。ダイとマァムとバダックさんと…
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ダチョウ倶楽部的な掛け合いですな。

しかしさすがにこの男が行かないわきゃありません。
「ちょっと待ってくれよ、お二人さん。4人目はもう決まってるんだ。」
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ポップがいなけりゃダイの大冒険なんてこれっぽっちも面白くない漫画ですからね…

つーわけで決戦へ向かうポップ。
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ポップが偉大な男へと成長する理由、それはアバンとマトリフという2人の偉大な人物の教えに導かれているからなんですよね…






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