このゴールは残念ながら認められませんでしたが、基本的にやってることは新田と同じです。絶妙のパスをもらいながら何回もシュートを外す、ただそのためだけにいるFWです。がしかし出番自体はそれなりに多いので、テクモのキャプテン翼Ⅲではついにサーブルノワールという必殺シュートを獲得するに至る苦労人です(笑)
やってることは黄金コンビと同じです。ただ結局最後は翼くんが決めるしかない黄金コンビに対し、エッフェル攻撃はラストをキャノンシュートにするかスライダーシュートにするか選択できるというのはメリットかもしれません。
つーわけで残り5分で勝ち越された日本、最後の望みを立花兄弟のスカイラブハリケーンに託しますが… 改めてフランス戦を読んでみて気付いたんですが、ピエールのDF能力は尋常でない。ピエールの転職はボランチなんじゃないかと思ってしまいますね…
つーわけで翼・日向・松山のロングシュートは抑えられ、立花兄弟のスカイラブツインも不発…もう点を取るオプションが無いかと思われましたが、この男がいきます! 岬くんはね、万策尽きた時にこそ輝く男です。翼や日向が活躍できている時には岬くんは特に必要無いですからね、この2人が抑えられた時こそが岬くんの活躍の場ですよね…
つーわけで岬vsピエール、岬くんは水たまりにボールを蹴り出して…
つーわけで4-4のまま延長戦突入、しかし全日本はもはやボロボロ。 早田は退場、若島津は右手が使えず三杉くんは心臓が限界、日向は削られ、立花兄弟は出てきて早々に仲良く負傷。こーして見てると全くケガしそうにない次藤はタフですね…
よみうりランドでの翼&岬のツインシュートは偶然の産物だったんですが、ついに意図的にツインシュートを打てるようになりました。まぁジャンピングツインシュート自体はすでに立花兄弟が達成してるんですけどね…
さて延長前半終了間際、ナポレオンのキャノンシュートの射線上に入ってきたのは日向! 反動蹴速迅砲!普通のタイガーショットです(笑)ただ単にキャノンシュートを打ち返しているだけですからね、相手のシュートの威力を倍返しするという効果はまだありませんしね…
しかしまだ続く日本のピンチ、立ち上がれない若島津を鼓舞するのは互いにこの準決勝を最後の試合だと決意した三杉くん。
そこに襲いかかるのはピエールのシュート!
がしかーしこのこぼれ球に詰めるピエール。全日本万事休すか⁉︎
さすが松山、ここぞという時は頼りになります。
そこに襲いかかるのはピエールのシュート!
スカイラブでシュートブロック、これを現実にやろうと思ったらシュートを打たれる前に発射する他ありませんけどね(笑)
がしかーしこのこぼれ球に詰めるピエール。全日本万事休すか⁉︎
不覚にもウルッときてしまいました。この一連の日本のDFは心揺さぶるものがあると思いますけどね。次藤や早田、石崎あたりの本職DFが頑張っても何とも思わないんですけどね(笑)
さぁここまで盛り上げておいてここからの日本の攻撃が決まらないわけがありません。ライン際をドリブルで駆け上がった翼くんからのドライブパスに合わせるのは岬くん、しかしピエールがシュートブロックに飛んできたので…
ワールドユース大会におけるここまでの2試合、決勝ゴールを決めたのは翼くんでも岬くんでもありません。アルゼンチン戦では三杉くんのオーバーヘッドが決勝点でしたが、フランス戦で決勝ゴールを挙げるのはイタリア戦に続きこの男か!
んがしかーし!このタイガーショットに飛びつくのはエル・シド・ピエール!
黄金トリプル攻撃というネーミングの意味はよく分かりませんが、長かったフランス戦に終止符を打つ日向小次郎のタイガーショット炸裂!
そんなわけで延長戦は互いに無得点、決着はキャプテン翼初のPK戦に委ねられます。日本の一番手は日向小次郎、これに対するフランスのGKが…
アモロ!
キャプテン翼には伝説的なGKが多数登場します。SGGK若林源三、空手キーパー若島津健、黄金の右腕ジノヘルナンデス、幻のキーパーデューターミューラー、そして我らがアイドル森崎有三。がしかし本物のキャプテン翼ファンならこのアモロくんの名前も覚えているはずです。作中において大した活躍はしてないんですよ、だけど活躍しないっぷりが凄すぎて記憶に残っちゃうんです。ちょっとこの試合におけるアモロくんの活躍っぷりを見てみましょーか。
1.翼くんのランニングボレーシュート→一歩も動けず失点
2.翼くんのスライダーシュート→飛びつくも触れず、しかしゴールポストに救われる
3.日向のタイガーショット→飛びつくも触れず、しかしオフサイドに救われる
4.岬くんのダイビングヘッド→ピエールがブロック
5.翼くんのオーバーヘッド→飛びつくも触れず、しかし審判の笛に救われる
6.翼くんのシュート→飛びつくも触れず、しかし審判の笛に救われる
7.日向のタイガーショット→飛びつくも触れず失点
8.翼くんのドライブシュート→飛びつくも触れず失点
9.翼のドライブシュート→ナポレオンがブロック
10.松山のイーグルショット→ピエールがブロック
11.立花兄弟のスカイラブハリケーン→ピエールがブロック
12.岬のジャンピングボレー→飛びつくも触れず失点
13.翼岬のジャンピングツインシュート→飛びつくも触れず、しかしゴールバーに救われる
14.日向のタイガーショット→飛びつくも触れず、しかし審判の笛に救われる
15.日向のタイガーショット→ピエールがブロック
なんと15回もシュートを撃たれたにも関わらず1回たりともボールに触れていないという伝説を残したんです(笑)この日本とフランスのPK戦はどちらが勝つかなんていう問題ではなく、アモロくんがボールに触れるかどうかというのが最大の注目点なんですよ(笑)
つーわけで日向小次郎vsアモロ!
さてアモロくんがこんな感じなんで日本有利かなと思いきや、日本も致命的な弱点を抱えてます。
さて次は松山光vsアモロ!
さらに3人目、岬太郎vsアモロ!
そして4人目は三杉淳vsアモロ!
さーていよいよ5人目、フランスのキッカーはナポレオン。 「くだきおとす」という言葉もなかなか使うもんではありませんが、たしかにナポレオンのキャノンシュートには若島津の負傷した右手を砕き落とすだけの破壊力はありますからね…
つーわけでキャノンシュート発射!
ぐあぁぁ!やったぜ若島津! 正直言ってウルッときてしまいました。キャプテン翼における若島津の最高の見せ場がここですね。そこに「空手キーパー若島津健ここにあり!」っていう実況がドンピシャでフィットするんですよねぇ…
とはいえここでアモロが止めればサドンデスに突入するわけです。つーわけで最後は大空翼vsアモロ!
そんなこんなで決勝戦前、問題はこれです。
そんなわけで見上監督の選択は…GK若林源三!
がしかし出場を固辞する若林。
つーわけでドイツ戦、スタメン決定。GKは若林、MFに翼・岬・佐野・沢田、FWに日向・新田、そして… 最初から最後まで1度もボールに触れないだけならまだしも、ゴールネットを揺らされた回数は驚愕の13回。逆の意味でこれほど完璧なGKはいません。アモロ、俺は彼の名前を忘れられそうにないですわ…
そんなこんなで決勝戦前、問題はこれです。
どーでも良いことなんですが、若林の少年時代の専属コーチであり全日本Jrユースの監督を務めている男の名は「三上」監督ではなく「見上」監督です。これはね、キャブテン翼の読者であってもかなりの確率で間違えます。
そんなわけで見上監督の選択は…GK若林源三!