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きよの漫画考察日記1692 さよなら絶望先生第13巻


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お月様


第121話「渡しの個人主義」夏目漱石「私の個人主義」より。
駅伝のタスキリレー、しかし世の中渡されたくないタスキの方が多いんです。
一番左は時津風部屋の時津海ですな。まぁ同情はしますけどね、やっぱ部屋で死亡者出しちゃったらこれくらいは仕方ないわな…

そしてよく見る渡されたくないたすき。
満塁たすき、確かに責任は重いです。まぁ打たれても失点は前の投手に付きますから個人成績的には関係ないんですが、ヒットすら打たれちゃダメという場面での登板はやはり気が重いですよね…

つーわけで渡されたくないたすきはいっぱいあります。
勝ち目のない状況で呼ばれた召喚獣、確かに召喚獣の気持ちになって考えてみるとそーですねぇ…

逆にそこでたすきを奪っちゃうのかよという事例もあります。
04中畑ってのはアテネオリンピックで長嶋ジャパンからたすきを奪った中畑監督ですな。まぁ脳梗塞だから仕方ないんだけど、我々が見たかったのは長嶋ジャパンであって中畑ジャパンではありませんでしたからねぇ…

つーわけでオチに困った絶望先生はたすきを渡します。
2のへ組出席番号1番、青山くんです。名前の由来は青山ブックセンターから。


第122話「断崖の比較」太宰治「断崖の錯覚」です。
人は自分の物差しでしか物事を測れないという話、なので物差しを探しに文房具屋へ。
モノサシまつりというのぼりの横に小さく「ロケットペンシル」と書かれています。若い子は知らないでしょうけどね、俺が子供の頃は流行ってたんですよね、これ…

つーわけで物差し探し。
たしかにこーゆー物差しは使っちゃいますよね。人に使われるとウザったいのに使っちゃうのは何故なんですかねぇ…

さらにこんな物差しも。
シルエットはそれぞれMMR・GTO・カメレオン・コータローまかり通る・金田一少年の事件簿・哲也・サイコメトラーEIJI・BOYS BE・シュートですな。凄えなぁ、昔のマガジンは…

さらに他誌物差しも。
サンデー81はタッチ・うる星やつら・まことちゃん・六三四の剣、ジャンプ86はキン肉マン・ドラゴンボール・聖闘士星矢・CITY HUNTERハイスクール奇面組ですね。こーゆー比較をすると80年代に子供だった俺は恵まれてたんだなぁと思いますね…

さらに他の物差しも。
OLが男に望む年収1000万物差し、これはやめてもらいたいもんです(笑)なかなかいねえって、そんな奴は…

そしてオチ。
「世界の中心で愛を叫ぶ」が発表される前に、エヴァのタイトルで「世界の中心で愛を叫んだケモノ」が出ていたためにセカチューはエヴァのパクリだと言われることがありますが、実際には60年代に「世界の中心で愛を叫んだケモノ」というタイトルのSF小説が発表されているんです。つまりはどっちもパクリなわけです。

さてここでさらに引き継がれたたすき。
2のへ組出席番号13番、芳賀くんです。名前の由来は芳賀書店より。


第123話「ガマンネスク」太宰治の「ロマネスク」より。
お題は我慢比べ。我慢しないと大変なことになっちゃうという話。
お薬常用しちゃった人は我慢できないもんなんでしょうね。芸能界っていう目に付く職種であの再犯率なんですから、一般人ならなおさらですよ…

さらにそこは我慢しろよという発言。鳩山邦夫の「友人の友人がアルカイダ」松岡農水大臣の「今どき水道水なんて飲んでる人いないでしょう」発言、なぜ我慢できないのか不思議でなりませんね…

つーわけで世の中我慢しない人ばかり。巨人・浦和の我慢しない補強、これを巨人ファンや浦和ファンはどう考えているんでしょうかね?ま、そういう我慢しないチームを倒すからこそ面白いんですけど。


第124話「尼になった急場」田中貢太朗の「尼になった老婆」より。
お題は急場しのぎ。これができる能力があるかどうか。
急な敵襲にその場にあったハンガーで戦ったり、これは刑事物語ですな。武田鉄矢のアクションってのも、若い子は想像できないんでしょうけどね…

そして様々な急場しのぎ。
コーラで洗うってのはよく聞く急場しのぎですけどね、全く効果はないそーです。それなのになんでこんなに広まってるんだろうなぁ?


第125話「東方節分録」もちろんマルコポーロです。
今回は厄払い。前もって厄を払ってしまうということは、つまり前払いということ。
確かに前払いはロクなことになりません。とてもじゃないけどネット通販で前払いなんて俺にはできませんね…

つーわけでまだ存在しないものを払うのが厄払い。

スカラー波(笑)あいつら必死で戦ってましたもんねぇ…


第126話「あまい姫」森鴎外の「舞姫」ですな。
バレンタインということですが、千里ちゃんはチョコもきっちり作ります。まぁ確かにハートマークはなぜ♡←この形なのかと問われると答えられませんね…

そして今回のお題はバレンタインにかこつけたハニートラップ。つーわけでこの義務が登場。
絶望先生の義務14、娘娘!
ホントはこの前に義務として「神シール」があるんですが、単行本版では全て剥がされちゃってるんで割愛しました。神シール、面白かったんですけどね…

第127話「落園への道」バルガス・リョサ「楽園への道」より。
受験シーズン、ゲンを担ぎすぎる日本人。
イチローはもちろん「一浪」、落花生は「落ちる」、ミスチルは「ミス」してサクラ「チル」といったところでしょーか。こんなの考えるだけ時間の無駄なんですけどね。信じたい人は信じてればいいですが、そんなの気にしてる暇があれば勉強すべきです。

他にもゲンを担いじゃってます。たしかに亀有和也では二枚目感に欠けますね…
ちなみに河内は水害に悩まされたので高知に、大坂は土に返るというのが縁起が悪いということで大阪になったそーな。こーゆートコを気にする人は気にするんですよね…


第128話「マディソン郡のはしか」もちろん「マディソン郡の橋」より。
このお題です。
これ、俺もくらいました。28歳くらいですかね、4日間ほど寝込みました。はしかが流行してますっていうのがニュースになる前に突然身体中に発疹が出てさ、訳も分からず病院行ったら「はしかですね」って言われてちょっと苦笑したのを覚えてます。生粋の医者嫌いの俺は薬をもらわずウイダーインゼリーだけで治すという自己の免疫力を極限まで信じた治療に取り組みましたが、あれはホント辛かったわ…

つーわけで子供のうちに経験しとかないと大人になってからヤバいぞという話です。

生魚のうまさを知ってしまった中国人、これはたしかに厄介です。奴らは10億人いますからね、奴らが本気で魚を捕り始めたら日本海や東シナ海の水産資源は枯渇しますよ…


第129話「おろしや国タイム譚」井上靖の「おろしや国酔夢譚」より。
今回のお題はタイムラグ。つーわけでオチもタイムラグ。この7年前から来たオチ「田中陽子」これは凄い。少なくとも7年前から久米田漫画を読んでいる人にしか分からないオチです。まぁ俺は1993年から久米田漫画を読み続けているから…22年もこんなの読み続けてるのか(笑)


第130話「負けたの草子」もちろん枕草子から。
今回は「それってどちらも負けだよ」という話。
千葉と埼玉の都会比べ、たしかにどちらも負けですな。そもそもそこに参戦すらしない群馬や栃木の方が清々しい(笑)

つーわけでどっちも負け。
痴漢冤罪事件で両方被害者、たしかにこれは両方負けです。ところで満員電車で目の前に女性のうなじ部分がくると、かぶりつきたくなる衝動がわいてくる俺は痴漢予備軍なのでしょーか(笑)

これに対しポジティプシンキングの加符香ちゃんは両方勝ちだと。
芸能人の罵倒合戦、たしかに両方勝ちです。負けてるのはワイドショーの側ですよね…

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