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きよの漫画考察日記1700 あひるの空第21巻

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ついに1700回に到達しましたぁ!

このブログでは100回ごとに記憶に残る名言がくるように調整しています。これまでに積み上げてきた名言は以下の通り。
第100回「先生…バスケがしたいです…」(三井寿)
第200回「上杉達也は浅倉南を愛しています」(上杉達也)
第300回「トシ…サッカー好きか?」(久保嘉晴)
第400回「オレは…オレは今なんだよ!」(桜木花道)
第500回「我が生涯に一片の悔いなし!」(ラオウ)
第600回「力が信頼を生むんじゃねえ 信頼が力をくれんだよ」(前田太尊)
第700回「病気を治すのはお医者さんの力ではありません お医者さん以上の力です」(栗田ゆう子)
第800回「坊やだからさ…」(シャア)
第900回「べろべろばあ。」(フランシーヌ人形)
第1000回「一日でいいからあたしより長生きして…」(音無響子)
第1100回「ぼくだけの力できみに勝たないと…ドラえもんが安心して…帰れないんだ!」(野比のび太)
第1200回「バルス」(パズー&シータ)
第1300回「ベースボールに最も真摯でない国をアメリカにしたい奴は、たった今ユニフォームを脱いで消え失せろ! 」(ジョーギブソン)
第1400回「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!」(鴨川会長)
1500回「鍛え方が違う!精魂が違う!理想が違う!決意が違う!」(アシュラマン)
1600回「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」(しずかちゃんのパパ)

第1700回はこれでいくことにしました。
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有名ではありませんが、心に響く名言が飛び出します。

お月様

さて高さがウリの九頭龍DF、しかし弱点もあります。
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背の高いチーム=DFも強いということにはならんわけです。機動力に対して高さでは張り合えないというのがバスケなんですよね…

さて練習に励むチャッキーやナベ。
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ベンチの選手のことを昔は「補欠」と呼んでましたが、最近はあまり使われませんね。でもそんなベンチの選手にシックスマンという名称が付いていること自体、バスケにおけるベンチワークの重要性が現れていますね…

さてゴール下に切れ込むニノでしたが…
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ここからはさすがのニノでもシュートは無理です。なのでニノはここからとんでもない方法でパスを出します。
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ボードの角に当てて後ろにパスしてるんです。これはね、さすがにNBAでも見たことがない神プレーです。下手したら自分の顔面にボールが当たりますもんね…

さてクズ高2点ビハインドで残り9秒、ゴール下に突っ込んだ安原のシュートは外れますが、リバウンドを取ったのは千秋。
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DFが絶対対応できないプレーの一つですよね。オフェンスリバウンドを取られた瞬間ってのはどんなDFの名手だってボールに意識が向きます。そのタイミングでうまく外に捌かれるともうお手上げです。


さてここで事件発生。トビがヒザをやっちゃいます。
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俺はスポーツ選手じゃありませんが、昔バスケやってる時に足首の靭帯を伸ばしちゃいましてね、それから靭帯が伸びちゃって脱臼がクセになっちゃいました。あれ以来俺の中での靭帯というものの役目は「関節が外れないように保護している」という認識なんですけどね…

そんなわけで空たちの戦う姿を見たマドカちゃん、彼氏と別れ髪も切って心機一転。
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女子アスリートの本気度ってのは髪の長さで分かるってなもんです。まぁ男もそうなんですけどね…

さて九頭龍高校バスケ部は百春のシュート力の改善に挑みます。
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これもね、言わんとすることは分かります。プロレベルであれば話は別なのかもしれませんが、我々レベルにとってシュートタッチの確認はゴール下の方が掴みやすいというのは確かにあります。

そしてモキチからシュートに対する心構え。
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うん、これは大事かも。日々繰り返すシューティング練習は、シュートタッチを指先に染み込ませるためではなく、シュートが入るイメージを頭に焼き付けるためにやってるのかもしれません。

その言葉を実証するように、目を瞑っても3ポイントシュートを決めた空を見て…
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スパマリ1面をブラインドでクリアするのは相当の技術ですよ。敵を避けたり穴を越えたりするのはまぁできますが、一度段差や土管で引っかかった場合に修正が効かないというのがその最大の理由です。


さーて、ここで安原が他校のこの子に一目惚れしちゃいます。
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関谷とも子!
俺は女子アスリートの中でバスケ女子は好きな部類に入りますけど。完全に偏見ですが、可愛い女の子が多い部はバスケ部・バトミントン部あたりかなと。思ったほど可愛い子がいないのは水泳部とテニス部、てんでダメなのは陸上部や柔道部でしょうかね(笑)

そんなとも子ちゃんのチームメイト。
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兵藤新!
マドカのライバル的な感じで登場したんですが、再戦の機会も無いままにマドカは引退してしまいます。使いきれなかったキャラですかね…

さてこの2人が所属するのは里見西高校バスケ部。ここの兵藤監督はとにかく選手を走らせます。
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スポーツの中でもバスケはスタミナ消費が激しい部類に入りますからね、ひたすら走ってスタミナ強化を図るのは当然のことです。球技の中ではサッカーと1.2を争うくらい走らされるスポーツですね…

さて県ベスト16の女子に対し万年一回戦負けの男子バスケ部に対して出された練習メニューは…
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マラソン選手は3時間走とかのトレーニングを行うらしーですが、それはマラソンという競技が走ることを目的とした競技なんだから仕方ないでしょう。でも走ることそのものを目的とはしていないバスケにおいて、時間走というメニューは相当に苦痛です。それも外を走るならともかく、体育館の中をグルグルひたすら走らされるのは精神的な拷問ですからね…

つーわけで誰もがやる気を失う中、ただ一人走り出す男。
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日高誠!
また1人ライバルが登場しましたが、果たして連載終了までに消化しきれるんでしょーか?横浜大栄、新丸子、北住はもちろんのこと、新城東和、西条、川崎菊川、里見西、鶴工、霞川崎…倒さなきゃいけない高校がいっぱい溜まってきちゃいましたからね…

つーわけでひたすら走らされる日高でしたが…
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この「走らされるな!」というのを第1700回の名言に認定したいと思います。これを見た時ビビビと電気走りましたもん。スポーツをやってきた人間なら誰しも走らされてきたと思うんです、そして走らされることが好きだったという奴は滅多にいないとも思うんですよ。だけど人に走らされるのと自分の意思で走るのとでは全く効果が違う。勉強と一緒ですよね、大人に命令されて嫌々勉強しても成績は上がらないけど、自分の意思でやった勉強なら身に付きますもんね。中学生の頃、部活で嫌々走っていた俺にこの言葉を届けてやりたいなぁと思っちゃいますよね…


さてここからは珍しく鍋島にスポットが当たります。なかなか上達できず、1つ1つのプレーに臆病になってしまっていたナベ。
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少年野球のチームで初めて試合に出た時、俺もおそらく同じような心境だったと思いますよ。チームスポーツが苦手な奴というのは、この心境が耐えられない奴なのかもしれませんね…

そんなわけで自信を失ってる鍋島に対しナオちゃんは…
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「努力は人を裏切らない」「努力すれば夢は必ず叶う」とはよく聞く言葉ですが、これは間違いなんですよね。努力しても夢に届かないことなんてゴマンとありますから。それでも人は努力を続けなければいけないんです、なぜなら努力をしなければ夢が叶う可能性すら消え去ってしまうからですよね…

そして吹っ切った鍋島。
鍋島「本当は自分でも分かってるんだ。」
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そう、チームスポーツをやる人間にとって、まず欲しいものは仲間からの信頼なんですよね…

そんなこんなでよーやく3ポイントシュートを決めたナベ。
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夢を叶えるため、成功するため、そのために必要なのは成功者からの言葉じゃないんです。積み重ねてきた努力が成果となり、そして自信へと変わることで、人はより上のステージに進めるわけですね…

あひるの空21巻は「走らされるな!」だけではなくこの鍋島の話もあり、なかなかの名冊だと思いますけどね…


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