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きよの漫画考察日記1097 修羅の刻第12巻

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お月様

さて織田信長編の第2幕、舞台はここから始まります。
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いわゆる第1次信長包囲網とゆーやつです。その1番手がもちろん朝倉義景なわけですよ。現代人の発想からすれば福井県の戦国大名なんてたいしたことなかろうがと思ってしまいますが、京の都への地理的利便性を考えれば当時の越前朝倉家は最重要国家の一つだったんでしょうな…

さてここで信長を裏切ったのがご存知浅井長政。そんなわけで浅井朝倉連合軍に対し殿(しんがり)を務めるのが…
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木下藤吉郎!
もちろん説明不要です。信長も家康も言ってみれば良家のぼっちゃんやからね、この2人とは違い0から関白まで成り上がった秀吉が一番好きだという評価も納得できるってなもんです。
それと余談ですが、竹中直人以外の役者が豊臣秀吉役を演じてももはや秀吉に見えないのは俺だけでしょーか?

そーゆーわけでこの退却戦が有名な「金ヶ崎の退き口」なわけです。歴史上は浅井朝倉連合軍の追撃を秀吉が見事に防ぎきったということになってますが…実はこれは狛彦と虎彦の功績なんです。
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馬上から飛び蹴りかまして再び馬の上に着地、しかもシンクロ。お前らはボリショイサーカスか(笑)

つーわけで信長包囲網を敷く浅井朝倉、比叡山、六角、三好…そして何より信長を苦しめたのが…
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本願寺顕如!
織田信長の生涯の宿敵といえばやはり本願寺勢になるんでしょうね。比叡山を焼き討ちしたり仏敵と呼ばれる信長ですが、俺は信長の行動に肯定的ですよ。宗教団体が権力を握った時にはロクな結果にならんことは歴史が証明してます。信長流の政教分離政策ですよ、これは。

つーわけで信長vs本願寺、しかし雑賀孫一の放った弾丸が信長の兜を直撃し、織田軍は敗走。
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双子のシンクロニティ、この前ガリレオでもやっていましたが…どーもうさん臭い。言動や行動が一致することはあるでしょーが、双子の一方の身に起こった出来事を他方が感じられるなんてのはさすがに無いでしょ。だって三つ子とかだったらどーなんのよ、こんがらがっちゃうじゃねーか。

そんなわけで追い詰められた信長に対し最大の敵が登場!
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甲斐の虎、武田信玄!
俺が憶えてる大河ドラマは独眼竜政宗と武田信玄からです。小学生の頃に観た大河ドラマの影響はやっぱデカくてね、俺は武田信玄と聞くとどーしても中井貴一を連想してしまいますね…
ちなみに俺の脳内でこの人物はこの役者しかおらん!として確定してるのは、
伊達政宗=渡辺謙
上杉謙信=柴田恭兵
織田信長=吉川晃司
豊臣秀吉=竹中直人
徳川家康=津川雅彦
春日局=大原麗子
徳川吉宗=松平健
吉田松陰=石坂浩二
西郷隆盛=西田敏行
山本五十六=役所広司
この辺りでしょーかね…


そんなわけでこの武田信玄は虎彦が暗殺。一方狛彦は孫一と対峙、素手vp鉄砲という無謀な対決ですが…
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弾丸なんてかわしちゃいます(笑)
まぁ確かに銃口の向きと角度、そして撃つタイミングさえ分かれば理論的には弾丸なんて全てかわせますよ。当時の火縄銃なら弾丸の速度も遅いだろうしね…

つーわけで孫一の狙撃を三発ともかわした狛彦、懐に飛び込んでの…
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上段後ろ回し蹴りから金的へと軌道を変えるのが陸奥圓明流「紫電」なんですが、まぁこれも紫電の一種なんでしょう。

さらに孫一の腕を取り…
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武道館で北斗が龍造寺館長に対してやった「飛燕裏十字」です。

さぁピンチの孫一、だけども孫一の息子の小一は諦めません。
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現代人の感覚からするとピンとこないんですが、当時は火薬というものを弾丸にではなく銃身に詰めておったわけですな。いわゆる「前装銃」というやつです。連射性能が著しく悪いのはまぁ当然として、はたしてこれでどれくらいの飛距離と命中精度、そして貫通力を生み出せたんでしょーかねぇ?

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