さて青道vs秋川は青道の攻撃、1アウト2塁。ここで打者倉持への支持は…
やはりこれができるチームは強いです。1アウト2塁の状況を作るのは野球における得点パターンの鉄則中の鉄則ですが、やはり強いチームというのはそこからさらに2アウト3塁の状況を作り出すもんです。細かなところなんですが、こーゆーところをきっちりやられると守ってる側は辛いもんなんですよね…
さて1アウト2.3塁になったところで2番小湊がスクイズを決めます。楊は仕方なく1塁へ投げますが…
いわゆる
ツーランスクイズというやつです。これはホントにいやらしい作戦なんですが、こーいった攻撃こそが野球の醍醐味でもあります。鍛えられてない内野相手なら簡単に決まっちゃいますからね…
つーわけでホームクロスプレー。
これもまたいやらしい攻撃です。とゆーのもね、物理上右方向からの返球に際して捕手は一瞬サードランナーを見失うんですよ。仕方なく捕手はカンでタッチにいくんですが、それをかいくぐるスライディングをされると捕手泣かせですよね…
そんなわけで青道はベスト8進出。次の対戦相手は…
もちろんそのモデルは日大三高でしょう。甲子園優勝3回を誇る西東京の名門中の名門です。都内の日大附属高校はどれも野球強豪揃いでね、日大一・日大二・日大三・日大豊山・日大桜丘・日大鶴ヶ丘、たまに日大附属校同士の対戦なんてのもありますから。日大系と東海大系は高校野球における二大巨頭ですよね…
んがしかしそんな市大三を打ち砕いた薬師高校、その中心打者が…
轟雷市！1年生ながら4番を任せられる大型スラッガーです。そーゆー打者もいなくはないんですが、全国の舞台でも輝ける1年生打者なんてやっぱ清原くらいのもんだったんですよ。そこに今年早実の清宮という怪物が新たに現れましたからね、高校野球を盛り上げてくれる話題性抜群の一年生の登場は我々高校野球マニアにとっては喜ばしいことです。
