さて一瞬にして相手との間合いを広げて3ポイントを放つ日向の必殺技「不可侵のシュート」のタネあかし。
まぁ言ってることはよく分かります。クイックネスとはすなわち重心移動ですよ。こーゆー事を無意識的に行える人間がアスリートとして成功していくんでしょうね…
さらに黒子のバニシングドライブも桃井により看破されます。
これはどーでしょーかね。人間の目は横に動く物体に対しては強いですが、上下に動く物体が最も目がついていかないような気もしますけど。野球のキャッチャーやってればそう感じますけどね、横や斜めに変化するボールに対してはミットが追いついてもボールが急激に落ちてはもう捕れませんもんね…
そして黒子のバニシングドライブはもちろんただのダックインではなく、同時にDFの視線を火神に誘導してたんです。
まぁコート上で最も存在感ある選手に視線を誘導するというのは可能だと思いますよ。たとえそれが1ON1の最中であったとしても、刹那の瞬間視線を誘導することは不可能ではないと感じます。
さてネタがバレた黒子のバニシングドライブに対し、青峰はとんでもない破り方をします。
漫画では定番の「心眼」という奴ですが…
はっきりと言います「目をつぶったら何も見えません」(笑)
さらに黒子の加速するパス廻すらも…
魔貫光殺法を受け止めたみたいになってますけど(笑) そんなこんなで黒子がベンチに下がったことにより、逆に覚醒していく火神。
バスケ漫画はその性質上、どうしてもここぞという時の見せ場が「ブロックショット」に集中しがちですな。スラムダンクでも何度もありましたもんね、花道やゴリの印象的なブロックショットが…
さてスクリーンを利用して青峰を抜きにかかる火神。
当然ファイトオーバーする青峰。スクリーンすらも当てられないほどの動きなのか…
これに対し火神は…
スクリーナーを間に挟んでのジャンプショットか…結構ありそうにも思えるプレーですけど、実際にはあまり見かけませんね。要は敵であるか味方にあるか関わらず、シュートの時に目の前に人に立たれてると嫌なんですよね…
さて第3クォーター、ここで桐皇は黒子封じ。
黒子の姿を追い続けると見失ってしまうので、黒子は見ずに黒子にパスを出すであろう選手の視線の先を追い続けるという、まぁ理にはかなったDFを見せてくれます。
…理にかなってるかなぁ(笑)