首だけでしゃべることができるカラスマンは相当タフですが、血が一滴も出ないというのはどういう身体の構造なのやら?
さてブロッケンJr戦、サタンクロス戦、ハンゾウ戦と作中三連敗していたザ・ニンジャ、四戦目にして嬉しい初勝利。
う~む、この勝利により今後の展開が難しくなりました。ここまでの経過はこーなってますから。⚪️悪魔将軍ーミラージュマン⚫️
⚪️悪魔将軍ーアビスマン⚫️
⚪️ジャンクマンーペインマン⚫️
⚫️スニゲーターーガンマン⚪️
⚫️プラネットマンーサイコマン⚪️
⚪️サンシャインーシングマン⚫️
⚪️ザ・ニンジャーカラスマン⚫️
この流れならさすがに次は完璧超人側が勝つでしょ。8人の完璧超人始祖が2勝6敗というんじゃあまりにも酷すぎます。展開的にラスト一戦は完璧超人が勝つ流れだけど…最後に残った悪魔超人はこいつなんですよね…
アシュラマン!
超人総選挙で第6位にランクインした魔界の王子ですからね、スニゲーターやプラネットマンのように簡単に咬ませ犬にゃできません。でもまぁ総選挙第2位のロビンが咬ませ犬になってますからね、アシュラマンも咬ませ犬の可能性は十分にあります。それにアシュラマンは黄金のマスク編、タッグトーナメント編、王位争奪戦、さらにはⅡ世でもフル参戦してますからね、ゆでたまごももう描き切ってるかもしれませんしね…
そんなアシュラマンの対戦相手となる最後の完璧超人始祖は…
完璧陸式、ジャスティスマン!
なーるほど、ここで裁きの神ジャスティスという設定を引っ張り出してきましたか。確かにゴールドマンとシルバーマンが完璧超人であったのであれば、裁きの神ジャスティスもまた完璧超人だという推測は充分成り立ったはずですよね…
そんなジャスティスマン、はるか昔に自分の弟子をアシュラマンの先祖に殺されてました。その弟子というのが…
両腕が無い石像が飾られているミロスマン、同じように腕が無いミロのヴィーナスが発見されたミロス島にちなんでミロスマンということですな。
それじゃ腕がまだ2本足りないじゃねーかとも思ってしまいますけどね。でも基本的に魔界出身の超人は4本腕なんですよ、サムソンティーチャーもアシュラマンのおとんもおかんも4本腕でしたから。アシュラマンとその息子シバくらいのもんなんですよね、6本腕なのは。まぁアシュラマンは蜘蛛の化身だという過去の設定を保持するのであれば、蜘蛛は8本脚ですからやはりアシュラ一族の腕は少なくとも6本ないとおかしいんですけどね…
キン肉マンに登場する超人は大別して2パターンに分類できます。キン肉マンやテリーマンなど多くの正義超人、そしてネプチューンマンやマンモスマンやフェニックスのような「レスラー系超人」、もしくはミスターVTRやプリズマンのような「特殊能力系超人」です。もちろんバイクマンやサンシャインのようにこの中間に位置するような超人もいますが、このジャスティスマンは外見からするとがっつり純粋なレスラー系超人っぽいですね…
さてアシュラマンvsジャスティスマン、舞台は魔界ですがリアルタイムで全世界に配信されます。
さてさて、試合早々腕を4本もぎ取られたアシュラマン(笑)仕方ないので阿修羅稲綱落としにいきますが…
ジャスティスマンという超人は今のところ底が見えてません。どんな特徴のある完璧超人始祖なのかという点が判明していないわけです。少なくとも上半身の筋力が尋常ではないということは分かりましたけどね…
ジャスティスマンという超人は今のところ底が見えてません。どんな特徴のある完璧超人始祖なのかという点が判明していないわけです。少なくとも上半身の筋力が尋常ではないということは分かりましたけどね…
アシュラマン「ここからは…きさまの知らない…現代の悪魔超人の…」
つわーけでパワーアップしたアシュラマン。
しかしあっさりと首を抜きにかかるジャスティスマン、当然こちらの技へと移行します。
しかしこの改良阿修羅バスターは手足へのフックが甘くなるという弱点が判明。そこで手足のフックを外したジャスティスマンでしたが…阿修羅バスターはここからさらに進化します。
つーわけでブラッドユニット阿修羅バスターが見事に成功しますが…
そんなわけで落ち込んだアシュラマン。
にゃるほど、だからアシュラマンを最終戦に持って来なけりゃいけなかったのか。ステカセ・アトランティス・カーメン・スプリングマンの4人の悪魔超人、そしてスニゲーターとプラネットマンという2人の悪魔六騎士が既に死亡しているという状況が必須だったわけですな…
そしてついに発動。
久しぶりに見てもやはり完成度の高い技ですよね…
カメハメから奪った腕の造反、それ以外では破られたことのない阿修羅マンの最強必殺技ですね…
この技を見ててね、ジャンクマンがペインマンに勝利したという大番狂わせの理由が分かりました。このシーンを描くためにジャンクマンを負けさせるわけにはいかなかったわけですよ。もしジャンクマンが負けてアシュラマンの腕として復活してしまった場合、物を掴めないジャンクマンの腕では阿修羅バスターを使用できなくなっちゃうという理由があったということです。つまりアシュラマン戦を描く前に6人の悪魔超人が死亡しているというのが必須条件だったわけですが、その中にジャンクマンだけは入れるわけにいかなかったということですね…
ジャスティスマン「表面上の見た目に騙されやすい、それもおまえたち下等超人の欠点。このむき出しの頭部が弱点と思ったのだろう、だがそれは見当違い。むしろこの頭部はわが肉体の中で最も強靭な部位、その硬度は…」
こうなってくると逆にジャスティスマンを倒す際にはこの頭部を破壊するというシーンが思い浮かびます。だけど生き残っている超人でダイヤモンドを砕けそうな技を持っている奴がいないんですよね。可能性を感じるのはウォーズマンのベアークローかバッファローマンのロングホーンくらいのものでしょうか?
アシュラマン「なんたる不覚…なんたる醜態…私の稚拙な判断ミスで、これが魔界の王となる男の有様とは…あまりにも…」
つーわけで攻め立てるアシュラマンでしたが、ここでジャスティスマンはステカセキングの腕を粉砕。するとアシュラマンの左腕が勝手に動きます。しかし当然スプリングマンの腕も折られてしまい…
つーわけで残り4本の腕で戦うアシュラマンでしたが、ついにジャスティスマンの必殺技が炸裂。後頭部に与えた衝撃がなぜか腕へと伝わる必殺技です(笑)