2年間リハビリだけに費やしてきた三杉くんがついに復活!
……心臓病患者が再び激しい運動ができるようになるってさ、どーゆーリハビリをしたんでしょーかね(笑)
さてここから2得点を挙げて追い上げる三杉くん、若島津からゴールを奪ったのは翼くんに次いで2人目の快挙。しかし三杉くんの活動可能時間は30分、限界を迎えた三杉くんは日向に寄りかかりながらも最後の力を振り絞ります。
つーわけでなんとか武蔵の追い上げを耐え抜いた東邦、がしかしこの試合を観戦していた吉良監督からは叱責されます。
吉良「今のおまえは牙の抜け落ちた檻の中の虎よ!小次郎、一度グラウンドに立ったなら優しさなど捨てろ!持つものは厳しさだけでいい!」
つーわけで自分を取り戻すために沖縄にまでやって来た日向、その練習内容は…「台風で荒れ狂う波をサッカーボールで打ち砕く」(笑)
さ、そんなこんなで始まった全国大会、三連覇を狙う南葛中学の初戦の相手は中西の難波中を破った初出場の東一中。そーです、東一中といえばこの男です!
エース殺し、早田誠!
早田は大阪出身なんですが標準語をしゃべります。あのね、高橋陽一は東京出身だからこれで良かったと思いますよ。とりあえず的な感じで関西弁をしゃべるキャラを登場させても、そのセリフ回しはネイティブ関西人からすればイラつくだけですからね、安易に関西弁キャラを出さないでほしいもんです。関西人目線から認めてやってもいい関西弁キャラは名探偵コナンに登場する服部くらいのもんです。まぁやり過ぎ感もありますが…
ちなみに早田の声はムスカの部下の黒眼鏡と同じです(笑)悪者声というか、小悪党声なんです。
そんな早田、もちろんポジションはDFです。そーです、この技を見せてくれます!
…非常に流行りました、これ。数少ないDF用の必殺技として当時の子供たちはみんなスライディングしてました。がしかし小学校のグラウンドは土がガッチガチなんでね、カミソリタックルを仕掛けると仕掛けた側の足が擦り傷だらけになってしまい保健室送りになるという諸刃の剣でした(笑)
カミソリシュート!
早田はシュート・タックル・パスにそれぞれ必殺技を持っている非常に使いやすいキャラクターです。翼くんや松山をも越える万能型選手なんですよ。
つーわけで翼くんを完全に抑え込む早田、翼くんはパスを出したいとこですが南葛の前線の選手には密着マークが。そこで翼くんがセンタリングを上げた相手は…
ここで高杉のオーバーラップ、これは早田といえども読めません。だって読者すら読めませんでしたから。
さて追いつかれた東一中、しかし早田にはまだ秘密兵器が。
右にシュート回転するのがカミソリシュート、左にスライダー回転するのが逆カミソリシュートです。それにしても二枚刃とは上手いこと言うもんだ(笑)
さてその頃日向は試合に出場せず。勝手に沖縄に行ったのでこの人を怒らせちゃったんです。
北詰誠!
東邦学園中学サッカー部監督です。サングラス付けて監督なんかやってたらPTAから苦情がきそうですが…
そんな北詰監督、日向を使わずにこの選手を開拓します。