本気でかかればこのナメック語と日本語の対応表を作ることは可能かもしれません。でもね、両者の会話の中に「まさか」という言葉が2回登場するんですが、ナメック語訳の方ではこれに共通してる単語が見つからないんですよ。ここから推察するにこのナメック語は適当に作られた言語だと推察されます。
さてこのマジュニアvsシェンは魔封波返しで一瞬で決着。
つーわけで決勝はもちろん孫悟空vsマジュニア。悟空が序盤から飛ばします!
気功波の威力はそのデカさでは測れません。元気玉やフリーザのデスボールみたいに小さくても超破壊力を秘めたものもあれば、操気弾みたいに全く威力が無いものまでありますからね…
さてここで巨大化という変な技を出すピッコロ、それを悟空はぶん投げます。
さて調子にのっちゃったピッコロ。
これで踏んづければベジータやフリーザにもダメージを与えられたのではないかとも思えるピッコロ最強の技です。大猿状態のサイヤ人とも戦えそう。
さて超スピードで戦う悟空とピッコロ、全員がその姿を見失ってしまいます。2人はどこ行った?
なかなか使わない言葉ですね。これが水中戦だったら「海(かい)だーっ!」とでも言うんでしょーか?
さて舞空術が使えない悟空、だけど空中戦も大丈夫。
そしてピッコロはこんなところからも出します。
ナメック星人の触覚は何のために付いてるのか謎でしたが、やはり光線が出ました。これをくらった悟空の描写を見る限りだとこの光線は気功波ではなく電撃のようにも見えますが、触覚から電撃を出すんじゃDr.スランプのガッちゃんそのまんまです。しかし冷静に考えるとピッコロとガッちゃんは似てます。ガッちゃんは神様の子供でピッコロは神様の分身、それにガッちゃんの髪の毛の色は緑だし…
神様を蹴り飛ばせるのはランチさんしかいませんが……実はこれが原作におけるランチさんの最後のセリフです。ランチさんはサイヤ人編以降は一切登場しなくなってしまうのでね、いいキャラだったのに残念です。
つーわけでピッコロは全ての力を振り絞ります。
これを耐えきった悟空は凄い。と同時にこの爆風を生き抜いた餃子もラッキーです。よほど島の中心部から離れた病院に収容されていたんでしょーな…
そして悟空の反撃でピッコロは失神。悟空の優勝が決まったと思ったその瞬間…
まだちゃんとピッコロは立ち上がっていませんからね、カウントを継続してくれればこの時点で悟空の優勝は決まっていました。これは審判のミスでしょう。
そしてピッコロは悟空の両手両足を使えなくしておいて気功波で破壊。
いや、神龍にかかれば粉々どころか消滅してても復活させることが可能なんですけどね…
つーわけで決着。
渾身のガッツポーズですな(笑)ちなみに俺が一番かっこいいなと思ったガッツポーズは、2001年のコンフェデ杯オーストラリア戦、どしゃぶりの雨の中フリーキックを決めた中田英寿のガッツポーズでしょうね。あれはシビれたもんなぁ…
つーわけで姿が消えた悟空、だけどももちろん粉々になっちゃいません。
ここで舞空術!
悟空は舞空術を使えるということをひたすら隠しながら戦っておったわけですな。パンパンとかやってた悟空がそんな戦略を張り巡らすように成長したとはな…
そしてやっとこさ決着。
2大会連続で決勝戦での決まり手は「頭突き」です。まぁピッコロ大魔王戦でも最後は頭突きみたいなもんでしたからね…
さて戦いも終わり、ピッコロを生み出した自分を責める神様でしたが…
亀仙人「あなたのつくられたドラゴンボールがなければ、今の孫悟空やここにいる者たちの成長や出会いはなかった…」
完全に最終回のノリです。事実鳥山明はピッコロを倒してドラゴンボールを終わりにする予定だったそーですよ。だけど編集部としては人気作品を終わらせるのは困る、この両者のしのぎ合いがあってサイヤ人編→フリーザ編→人造人間編→魔人ブウ編と続いていったそーです。まぁあくまで俺の感覚からすれば人造人間編以降は劣化していったかなと感じますけどね、ドラゴンボールGTなんて観る気にもならんかったもんね…
つーわけでラスト。
悟空「みんなバイバーイ!また会おうなーっ!」
左隅の亀仙人のセリフ「最終回じゃないぞよ、もうちっとだけ続くんじゃ」の言葉に、鳥山明はここで終わりにしたかったんだろうなぁということをしみじみ感じます。結局この後も延々と連載は継続したわけですから…まぁ連載が打ち切られるよりかは漫画家的には幸せな事なのかもしれませんがね。当時のジャンプをドラゴンボールと共に引っ張っていた魁!男塾や聖闘士星矢、シティーハンターあたりはことごとく連載打ち切りの憂き目にあってますからねぇ…
…でも、突然打ち切られて不自然な終わり方になった漫画の方が逆に記憶に残るんですけどね。「俺たちの戦いはこれからも続く!」とか(笑)「第一部・完」とか(笑)