タイガーショットの名付け親は東都スポーツの田島記者なんです。それにしてもこの虎、何かが変(笑)
さて南葛の三回戦の対戦相手は花輪中。思いもよらず滝ごときに先制点を許し、焦る立花兄弟は必殺のトライアングルシュートにいきますが…これを粉砕したのは石崎!
だからね、ゴールポスト蹴ったら動いちゃうっつってんのに(笑)
スカイラブハリケーン!
おそらくキャプテン翼史上最高の衝撃を与えてくれた技です。三角飛びもツインシュートも、スカイラブハリケーンのインパクトにはちょっと勝てません。これが当時の小学生の間でどれほど流行ったかは説明するまでもないでしょう。だけどね、これが1番実現困難な技なんです。やってみれば分かることなんですが、足の裏に人を載せてそれを発射する筋力は人間には無いんです。足を伸ばすことすら不可能ですから。大人が子供を発射するならできるでしょーが、同じ体格の人間はとてもじゃないですが持ち上がりません。
ぎゃははそんなとこ登ったら絶対怒られるって(笑)
そんなわけでスカイラブハリケーンの高さには対抗できた南葛、がしかしスカイラブハリケーンの汎用性の高さはそんなもんじゃないんです。
スカイラブハリケーンは上にも横にも飛べますし、シュートだけじゃなくパスカットやシュートブロックにも使えます。次藤という発射台を使えば2人まとめて飛ぶこともできるし、翼くんや岬くんを飛ばしたこともあります。万能な必殺技なんですよ。
さてこのスカイラブハリケーンすら止められた立花兄弟、追い詰められたところで過去に翼くんと岬くんのゴールデンコンビがたった1度だけ、しかも偶然にしかできなかったこの技を披露!
さてこのツゥインシュート、ボールが揺れるんです。キーパーとしては非常にキャッチしづらいこのシュートに対し、どう挑むのか森崎有三⁉
うひゃひゃ1対1で飛び込むときならこーゆー考え方でもいいですけどね、ミドルシュートに対してこれはあまりにも後ろ向きな止め方です(笑)若林くんならキャッチしますよ、若島津ならはじきますよ、それに対して森崎くんの「体のどこかに当たってくれ」は特徴が出てて好きです。負けるなSGGK!
さてさて次の試合はふらのvs南宇和。苦戦するふらのでしたが…
ご存知次藤くんです。「ああ、あの発射台か」なんて思った人も少なからずいるでしょーが、改めて読み直してみるとかなりの強敵です。立花兄弟や松山レベルなら軽く粉砕、日向に匹敵するくらいの強敵として描かれています。次藤は確実に中学生時代が一番輝いていましたね…
ちなみに俺は子供のころ次藤くんのせいで、九州の人は常に語尾に「~タイ」を付けてしゃべると信じきってましたね…
さてそんな次藤くんにはパートナーがいます。
佐野くんは翼くんたちゴールデンエイジの1つ下の学年なんですがね、彼の登場でついにジュニアユースメンバー勢揃いです。つまり南葛中から翼・石崎・来生・滝・井沢・高杉・森崎、東邦学園から日向・若島津・沢田・反町、ふらの中から松山、武蔵中から三杉、花輪中から立花兄弟、比良戸中から次藤・佐野、東一中から早田、大友中から新田、これに岬と若林を加えた21人、これがジュニアユース日本代表です。
いやいや、これでもかというほどにオフサイドでしょ(笑)
ちなみにファミコンだと次藤くんがボールを持ったときに限り「佐野とのコンピプレイ」という必殺技を発動できるんですけどね、この技には致命的な欠陥があるんですよ。それは……「大抵の場合、佐野くんがベンチにいる」ということです(笑)
そんな次藤くん、本職はスイーパーです。
ファミコンだと次藤くんには必殺技「パワータックル」「パワーブロック」がありましたね。早田の場合はシュートやパスに備えてガッツを温存することもあるんですが、次藤は守備専門なんで近付く相手には全てパワータックルです(笑)
さて絶好調の次藤くん、またしてもシュートにいきますが珍しく森崎くんがこれをキャッチ。がしかしこれがとんでもない事態を引き起こします!
さすがに小学生編ではここまで威力のあるシュートを打てる奴はいませんでしたがね、中学生編にもなると簡単に人が飛びます。そのうち死人が出そう(笑)
そんなわけで0-3で前半を折り返した南葛、だけども後半に翼くんが怒涛の追い上げを見せます。