さらにこんな料理も。
梅干しを渡すのはいいんだけども、こーゆーのって税関で引っかからないのかね?ここまで加工してあれば平気なのかなぁ…
つーわけで世界選手権の舞台はこの国。
ユーゴスラビア!
今の若い子は聞き慣れない国かもしれませんね。我々の世代だと「ユーゴスラビア=内戦」というイメージですが、ユーゴスラビア内戦が始まったのが1991年、この時はまだ内戦前の平和な頃なんですよね…
…この機会にユーゴスラビアという国を理解しておきましょうか。スロヴェニア、クロアチア、セルビア、ボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロ、マケドニア、コソボ、これらの国々は全て元ユーゴスラビアです。結論としては7つの国に分裂してしまった国、それがユーゴスラビアなわけです。東欧の社会主義国家でありながらソ連ではなく西側諸国と歩調を合わせた珍しい国だったんですが、多民族国家の宿命として内戦に突入していったわけですな。まぁ結果としては各民族ごとに独立して自治権を手に入れたことは良かったのかもしれませんが、そこに至るまでに流された血と涙を考えるとねぇ…
さて東堂さんとジョディが出場する72kg超級に新キャラ登場。
そしてこの大会での無差別級代表は富士子さんに決定。
つーわけでパッとしない柔ちゃん。
柔ちゃんが公式戦で一本取れなかったのもこれが初。ちなみに柔ちゃんは有効のポイントで優勢勝ちしてますが、ついに現実の柔道の国際ルールにおいて「有効」というポイントが廃止されるに至りました。それだけでなく合わせ技一本も廃止。指導は3回目で反則負けになることになり、指導の差による判定決着は廃止。男子の試合時間も4分に短縮され、押さえ込みは10秒で技ありになることになりました。今行われているハンガリーでの世界選手権を見ている限りだと、これらの大幅なルール改正は日本にとって追い風になりそうな感じですね。一本を取りにいく日本柔道、寝技をキッチリと習得する日本柔道とこのルール改正はガッチリと嚙み合います。東京五輪では柔道で過去例を見ない金メダルラッシュが観れるかもな…
柔ちゃんが公式戦で一本取れなかったのもこれが初。ちなみに柔ちゃんは有効のポイントで優勢勝ちしてますが、ついに現実の柔道の国際ルールにおいて「有効」というポイントが廃止されるに至りました。それだけでなく合わせ技一本も廃止。指導は3回目で反則負けになることになり、指導の差による判定決着は廃止。男子の試合時間も4分に短縮され、押さえ込みは10秒で技ありになることになりました。今行われているハンガリーでの世界選手権を見ている限りだと、これらの大幅なルール改正は日本にとって追い風になりそうな感じですね。一本を取りにいく日本柔道、寝技をキッチリと習得する日本柔道とこのルール改正はガッチリと嚙み合います。東京五輪では柔道で過去例を見ない金メダルラッシュが観れるかもな…
そんなわけで絶不調の柔ちゃん。
そんな柔ちゃんの不調の原因はこの人が会場にいないからです。この後のユーゴスラヴィア分裂により、ベオグラードはセルビアの首都、ザグレブはクロアチアの首都となりました。まぁ日本が同じように複数の国家に分裂したら首都決めは相当揉めるでしょうね。仙台や愛知、福岡や石川のように周りにライバルがいないところはそこで決定でいいんですが、近畿・中国・四国は揉めますよ。大阪と京都、広島と岡山、高松と松山はどっちも譲らないだろうしな…さて400km離れたベオグラードへタクシーで移動する松田さん。
なぜタクシーメーターの横に0が4つ貼り付けられているのか、作中では説明がありませんでしたが…これはディナールという通貨がデノミを経験している最中だからです。1990年代に直面した極度のインフレに対してデノミを繰り返した結果、末期の1ディナールは初期の120,000,000,000,000,000,000,000,000,000ディナールと同額というわけの分からんことになってしまったわけです。
まぁこれは日本においても起こり得ないことではありませんよ、日本でも明治時代には公務員の月給が7〜8円だったそうですからね。これが今では180,000円くらいに上がってるわけで、物価上昇が進めば初任給100万円くらいになってもおかしくはない。チロルチョコが1コ1,000円の時代がやってくるかもしれない。そーなってくると今の一円玉・十円玉・五十円玉なんてほぼ無価値ですからね、これらを全て廃止して100円玉を新たに1円玉として扱い1000円札を10円札とするデノミが行われても不思議ではないし、その方が分かりやすかったりもするもんなぁ…