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きよの漫画考察日記2117 キャプテン翼ワールドユース編第18巻 前編

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キャプテン翼ワールドユース編もこれで完結。打ち切りが決まってしまったが故に駆け足で完結します(笑)

サッカー

さて1点ビハインドの日本は後半から岬くんを投入。当然発動される黄金コンビに絡んでいくのは葵。
{E2DFCFD4-69A8-45AD-84D6-336119250C25}キャプテン翼におけるフォーメーションはまず間違いなく4-4-2なんですが、これで中盤の4人は大空翼・岬太郎・松山光・葵新伍で安泰です。もう新キャラは入る余地がないし、既存キャラで中盤の選手であるタケシ・佐野・井沢は完全に用済みでしょう。立花兄弟だけだな、ここに食い込めるのは…

さて葵→翼→岬と渡ったボールは早田のカミソリセンタリングを経てゴール前で日向がポストプレイ。走りこむのはもちろん…
{4B2F88F5-E880-488A-88F9-9D7A823C8634}このシュートがブラジルのゴールネットを揺らしたりしたら俺は腹抱えて笑い転げるだろうな(笑)

さて新田のダイレクトボレー隼シュートの行方は…
{22CA3701-4043-4E73-B7FF-AC09B1E538AF}アルベルトが股間でブロック(笑)

さてクリアしようとするブラジル、それに飛び込んだのは松山。さらに三杉くんがフォロー。
{8691988A-0584-4C77-887D-6C8FEB16A615}三杉くんがここまでオーバーラップしてくるのは珍しいですが、これには理由があります。おそらく高橋陽一はこの一連の攻撃に全日本11人を全員絡ませたかったんですよ。だから不自然な早田のオーバーラップとかがあったんです。

さてここからさらに三杉→日向と繋いでラストは…
{9C652899-8082-4F29-8C38-F8EA056C521C}ダブルオーバーヘッドシュート!
このダブルオーバーヘッドシュート、何が凄いかというと「翼くんも岬くんも右足でシュートしている」という点です。ツインシュート系でこれは相当に珍しいですね…

さてこのダブルオーバーヘッドシュートはサリナスが弾きますが…ここからの展開力はやはり黄金コンビです。
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さすがの翼くんといえども空中で推進力を生み出すためには足場が必要ですから。

そして問題の同点ゴールがこちら。
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ぶははっ爆笑ボールを抱え込んでそのまま相手ゴールへと飛び込むスカイダイブシュート自体は悪いとは言いません。言いませんが、これを5人がかりで押し込むというのはいささか強引過ぎるのかなぁ…
まぁ考えても無駄なことか、現実には絶対起こり得ない事ですしね…

さてこれで同点に追いついた全日本ユース、こーなってくるとノリノリです。
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雷獣パス!
あらゆる必殺シュートは必殺パスへの転用が可能ですからね。そのうちファイヤーパスや反動蹴速迅砲パスも出てきますよ(笑)

そしてこの雷獣パスを黄金コンビがダイレクトシュートするわけですが…ただのツインシュートではありません。スカイウイングシュートのツインシュートです!
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{B2E48DD5-B6D5-42EA-9F4F-457C0DE6D1F3}閃光雷獣シュート!
3人が蹴った地面の跡が「V1」になるという、ここでしか使えないであろうミラクルシュートです。まぁスカイウイングシュートをツインで打つと地面の跡は「V」じゃなく「∧」になるんじゃないかとか、そもそもぶっつけ本番でスカイウイングシュートを打てる岬くんは何者なんだとか、疑問がないことはないんです。だけど俺は「岬くんが交通事故で負傷したのが左足だった」理由が解決して満足です。このツインシュートのためだったんですね…


つーわけで勝ち越した全日本、しかーしここでついにブラジルの背番号10を背負うこの選手が登場!
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サッカー王、ナトゥレーザ!
この後幾度となく翼くんと激闘を繰り広げるキャプテン翼史上最強の大ボスです。シュナイダーやディアス、ピエールが可愛らしく見えちゃう程のスキルとフィジカルを有してはいますが…あまりにも完璧過ぎて逆に特徴が薄まってる気もしなくはない。

そんなナトゥレーザのファーストプレイ。
{61E84105-8BAB-4446-A3A5-0B5DA0162A8B}立花兄弟がいればなんとかなったんですがね(笑)

そしてナトゥレーザのオーバーヘッドシュート。
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がしかーし、ナトゥレーザのシュートはバウンドした瞬間に急激な方向転換(笑)
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できるかできないかという話であれば、できなくはないかもしれません。もちろん右カーブをかけたボールはバウンドしてもさらに右側に跳ねるのが普通です。がしかしボールが変形していれば話は別でしょう。バウンドの瞬間にボールが元の球体に戻ろうとする力によって回転軸が変化する…理屈としては可能なのかも。

つーわけでペナルティーエリア外から失点した若林。{7B393C2A-91F6-4D29-A2D3-6CE3F66FCF52}三上さんは源三のSGGK伝説がついに終わったと評していますが、若林くんのSGGK伝説は中国戦で既に終わってましたけどね…

さて一気に試合を決めにかかるブラジルユース。{BD53E3D0-7332-4EDC-8F64-728B41AB97FA}スカイウイングセンタリングとでも呼べばいいんでしょーか。もうとりあえず地面蹴っとけ的な感じになっちゃってますな(笑)

さてこのセンタリングがナトゥレーザに通れば万事休す。それを阻止したのは…
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やはりここぞという時は石崎くんに限ります。日本ユースのDFで最も貢献度が高いのはブッチギリで石崎くんなんだよなぁ…

とはいえ再びナトゥレーザに向けて上げられたセンタリング、しかし顔面ブロックのおかげで翼くんが前線から戻ってくる時間を稼げました。
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さぁどっちだ?と思わせておいて、最も早かったのは翼くんでもナトゥレーザでもありません!
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SGGK伝説が終わろうが、やはり若林源三は若林源三です。負けたままでは決して終わらない、この扱いの良さから察するに高橋陽一は若林くんの事が大好きなんだろうなぁ…

そんなわけで前後半が終わってスコアは2-2、延長戦に突入。ここで翼くんが吠えます。
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ふと気付いたんですが、サッカーのユニフォームでエリが付いてるのは珍しいですな。今更気付くのもどーかとは思いますが(笑)

さて負傷した石崎はここで交代、医務室へ。
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キャプテン翼における恋愛描写はどれもこれも首筋が痒くなるものばかりなんですが、石崎とゆかりちゃんはまだマシな感じです。ゆかりちゃんと次藤がいとこだという事実はこの際忘れておいた方がスッキリ読めます(笑)

さらに若林くんも負傷により退場、代わりのGKは…森崎か⁉︎
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やっぱダメか。とゆーか後で分かることなんですがなんと森崎くんはこの決勝戦でベンチ入りすらしていません(笑)若林も若島津もいなかったタイ戦までは正GKとして貢献してたのになぁ…

さてこの延長戦はゴールデンゴール形式。ナトゥレーザにボールが渡るとそこで試合が決まってしまうので、日本ユースは後半開始直後にとんでもない作戦に出ます!{3684F71F-FC34-4762-B966-0A4226A3F693}
やり過ぎでしょ(笑)いや、これも仕方ないことか。連載打ち切りが決まってしまっている以上ダラダラと延長戦を戦うわけにはいかんので
す。

さて運命のボールを託されたのは葵、ブラジル陣内へ切り込みます。
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新技0°フェイント、またの名を180°フェイントだそうです。どちらかに決めてもらえませんかね(笑)

がしかしさすがに1人では突破できないブラジルDF。パスコースもなく追い詰められた葵を救ったのは…
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これはどーなんでしょうね。もちろん普通なら一発レッドのプレーですが、味方に対してであれば許されるのかなぁ…

つーわけで葵と日向が繋いだボールを競り合うのは岬くんとサンターナ!
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やはり最後の最後に翼くんにパスを通したのは盟友岬くんでした。この役目だけは三杉くんにも松山にも譲れないわなぁ…

そんなわけでブラジルゴール前で再び両雄激突!
{0DC3FEA9-DE99-4EE1-9887-813657DDE5C6}ナトゥレーザがこの試合でボールに触ったのは僅か3プレーのみ。ホントはもっと活躍させたかったでしょうが、ナトゥレーザといえども連載打ち切りには勝てませんね(笑)

さぁここからどーなる?{B5FB39AC-4DF6-469F-99CC-E144675077CB}

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このシュートがあっさりと決まってVゴール、全日本ユースが優勝。
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ちなみに俺が考えるキャプテン翼名ゴールTOP10は以下の通り。

10位 Jr.ユース編 日本vsイタリア ヘルナンデスの右手を粉砕した日向のネオタイガーショット

9位 小学生編 南葛vs明和戦 偶然生まれた翼くん岬くんのツインシュート

8位 Jr.ユース編 日本vsアルゼンチン ファン・ディアスの側転バク転バク宙オーバーヘッドシュート

7位 中学生編 南葛vsふらの 井沢の5メートルダイビングヘッド

6位 Jr.ユース編 日本vsアルゼンチン 途中出場の三杉くんが決めた復活のオーバーヘッドシュート

5位 小学生編 南葛vs修哲戦 岬くんのセンタリングを翼くんが折り返し、それを岬くんがダイビングヘッドで再び折り返し翼くんが決めたダイビングヘッド

4位 Jr.ユース編 日本vs西ドイツ ミューラーに止められるも翼くんが押し込んだ岬くんのダイビングヘッド

3位 ワールドユース編 日本vs中国 雷獣シュートを打ち返してSGGK伝説を終わらせた肖俊光の反動蹴速迅砲

2位 Jr.ユース編 日本vsアルゼンチン 次藤と立花兄弟のスカイラブツインシュート

1位 Jr.ユース編 日本vsアルゼンチン ファン・ディアスの8人抜きシュート

こんな感じですかね。アルゼンチン戦でのシュートがTOP10の中に4つもランクインしてましたね…


そんなこんなでやはり最後は翼くんが決めてくれました。
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考えてみると「キャプテン翼」という題名も感慨深いものがありますね。まぁチームキャプテンは翼くんでなくとも若林や松山で問題ないんですが、キャプテン翼である以上やはり翼くんがキャプテンでなくてはならないんですよねぇ…



後編へ続く。

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