さてある日の夜の校庭、士郎はこれを目撃してしまうわけです。
俺がFateシリーズを面白そうだなと感じたのはその戦闘シーンの秀逸さです。最初にたまたま観たのがFate/zeroでのセイバーvsランサー戦だったのが良かったのかもしれませんな。まぁ一応ランサーvsアーチャーの動画を貼っときましょう。基本的にランサーが絡むと戦闘シーンは面白くなるんですよ…
Fateシリーズにおいて全くマスターに恵まれない悲劇のサーヴァントランサー、各シリーズにおける結末は以下の通り。
Fate/zero(※ディルムッド) マスターがケイネスという引きの悪さ。唯一の望みだったセイバーとの名誉ある決闘も反故にされ、令呪により強制自害。
Fate/stay night ギルガメッシュと協力してセイバーを倒せという命令を拒否、ギルガメッシュと半日以上戦い続けたあげく死亡。
Fate/stay night【Unlimited Blade Works】 マスターである綺礼の令呪により強制自害。でも綺礼も道づれ。vsアーチャー戦(2回目)はランサーのベストバウト。
Fate/stay night【Heaven's Feel】 真アサシンに心臓を握り潰され死亡。
そんなランサーの声はベルセルクのガッツと同じだそーです。ベルセルクってアニメ放送なんかしてたのか…
そんなランサーとやりあってたのはもちろんこのサーヴァント。
その正体は…まぁ知らない人は知らないままの方が楽しめますからね、ここでは口をつぐみます。ちなみにアーチャーの結末は以下の通り。
そんなアーチャーのマスターはもちろんこの子。
さてランサーに殺害された士郎を蘇生させた凛ちゃん、その媒体に使われたペンダントを届けるアーチャー。
Fate/stay night バーサーカーとの一騎打ちの結果死亡。
Fate/stay night【Unlimited Blade Works】 紆余曲折ありながら最後はギルガメッシュに敗れる。がしかし主役クラスの大活躍。
Fate/stay night【Heaven's Feel】 凛ちゃんを黒セイバーから庇って死亡。しかしその左腕は…
そんなアーチャーの声はBLEACHのグリムジョーと同じだそーな。
そんなアーチャーのマスターはもちろんこの子。
Fateシリーズ3作品を通じての真のヒロインは凛ちゃんで決まりでしょと俺は考えています。stay nightとUnlimited Blade Worksで存在感の全くない桜は除外するとして、俺はセイバーにはあざとさを感じてしまうんですよ。凛々しさを前面に押し出すセイバーよりも、腹黒完璧超人でありながらもドジっ子かつツンデレの凛ちゃんを応援してしまうのは男としてやむを得ないところです。
さてランサーに殺害された士郎を蘇生させた凛ちゃん、その媒体に使われたペンダントを届けるアーチャー。
そしてその夜ランサーの襲撃を受けた士郎、しかーしここで蔵の中の魔法陣が発動!
サーヴァント セイバー!
サーヴァント セイバー!
この出会いも偶然ではなかったというのはFate/zeroを観なきゃ分かりませんわな。切嗣がセイバーを召喚する際に触媒にした全て遠き理想郷が士郎の体内に隠されていたこと、そしてアイリスフィールがセイバーに書かせた魔法陣がこの蔵に残っていたこと、この2つの偶然が重なったことにより士郎とセイバーとの出会いは必然に変わるんですよね…
ちなみにセイバーの声はのだめカンタービレの野田恵と同じだそーです。
そんなこんなでセイバーvsランサー、しかしイジワルな戦い方をするのがセイバーです。
風を纏わせることで光の屈折率を変化させ武器を不可視にすることで間合いを測らせない、これがセイバーの宝具「風王結界(インビジブル・エア)」!
まぁ卑怯なようにも思えますが、これはこれで仕方ないんです。なぜならセイバーの持つ剣はあまりにも有名すぎるが故に隠しとかないと真名がすぐにバレちゃうからです。
これに対しランサーも宝具発動。
因果を逆転し「敵の心臓に命中している」という事実(結果)を作った後に攻撃(原因)を放つという反則的宝具。発動すれば必ず相手の心臓を穿つというその一撃必殺の性質上、なんだかんだ理由をつけて回避されてしまい全く当たることのなかった悲しい宝具でもあります(笑)…と言われてもやはり日本人には馴染み薄い名前ですわな。俺はクーフーリンという名前を小学生時代に女神転生で知りましたが、興味ない人は生涯聞かない名前かもしれません。だけどもアイルランドにおいては誰でも知ってる名前なんですよ、日本で例えるとヤマトタケル級なのかな…
さてランサーは撤退し、ここで凛ちゃんから今回の事件の概要が語られます。
さてさてそんな聖杯戦争ですが、今回が5回目。
1〜3回目の聖杯戦争は失敗に終わり4回目の聖杯戦争がFate/zeroの物語だったわけですが…3回目の聖杯戦争の時にアインツベルンがアベンジャーを召喚してしまったことで聖杯が汚染されてしまったわけですな…そしてFate/zeroの話へ。
聖杯と融合してしまったアベンジャーは第4次聖杯戦争における勝者衛宮切嗣の「世界から争いを無くす」という願いを「争いが起きなくなるまで人口を減らし、人類が最終的に切嗣の家族だけになれば争いが起きない世界になる」という歪んだ形で実現しようとしたため切嗣とセイバーによって破壊されたわけですが、その時に溢れ出た泥によってもたらされたのが冬木の大火災だったわけです。この辺りを理解するためにはやはりFate/zeroを観とかないとダメかな…
聖杯と融合してしまったアベンジャーは第4次聖杯戦争における勝者衛宮切嗣の「世界から争いを無くす」という願いを「争いが起きなくなるまで人口を減らし、人類が最終的に切嗣の家族だけになれば争いが起きない世界になる」という歪んだ形で実現しようとしたため切嗣とセイバーによって破壊されたわけですが、その時に溢れ出た泥によってもたらされたのが冬木の大火災だったわけです。この辺りを理解するためにはやはりFate/zeroを観とかないとダメかな…
そして士郎と凛ちゃんの前にはこのマスターとサーヴァントが登場。
さてここで10年前にタイムスリップ。間桐家に引き取られてきた桜ちゃんの前にお爺ちゃん登場。
さてこの第4次聖杯戦争において間桐陣営の結末は…
間桐臓硯の正体は500年を生き全ての聖杯戦争を見てきたマキリ・ゾォルケンその人。まぁこの第4次聖杯戦争においては完全に様子見に徹したためその正体は明らかになりませんでしたけどね…
第4次聖杯戦争にマスターとして参加した間桐雁夜は肉体の限界を超えて死亡、雁夜の兄の間桐鶴野は切嗣によって手首を落とされるという惨敗っぷり。まぁバーサーカーを召喚した陣営はタダでは済まないということですかね…
そして迎えた第5次聖杯戦争ですが…
前回から残ったマスターがどうやって二体のサーヴァントを有するに至ったのか、柳洞寺のサーヴァントがなぜ早々に反逆したのか、まぁこの辺りの設定ももちろんあるんですが…そこまでは詳しく明かされないだろうなぁ…