さて比良戸に3点のリードを許し苦しい南葛、しかし翼くんはロベルトのこの言葉を思い出します。
フィールドのどこにいようがゴールは見えますけどね(笑)
つーわけで翼くんはむりやりロングシュートにいきます。
「TAKE OFFだ!」(笑)
それにしても突然召喚されたこの鳥は…鷹なんでしょーかね?隼は新田、鷲は松山に取られちゃってますからね…
そしてついに…ついにこのシュートが炸裂!
ドライブシュート!
他の必殺シュートとは異なり、ドライブシュートは現実に打つことができます。原理は簡単、要は縦スライダーです。急激に落ちる変化、それがドライブシュートです。
じゃあサッカーボールにどーやって縦回転をつければいいかというと、ボールを目の高さで両手で持って、真下に落としたボールを擦り上げるように蹴ればもう縦回転はかかります。プロの試合を見ててもトラップして浮いたボールを思いっきりインステップキックで捉えた時に凄いドライブがかかっていることがよくあります。つまりドライブシュートを打ちたければ浮き球を蹴ればいいんです。接地してるボールにドライブ回転をかけるのはやっぱ難しいですよ…
つーわけでドライブシュート2連発で2-3。翼くんはさらに3発目のドライブシュートにいきますが、さすがに3連発は次藤くんが黙っちゃいません!
そして追い上げる南葛はこの男が攻めに参加!
キャプテン翼の世界では止血措置なんて言葉は存在しませーん。
つーわけで4発目のドライブシュートは佐野がブロック、そして5発目は次藤がブロック!
がしかし、このこぼれ球に翼くんは6発目のドライブシュート!
次藤くんの身体ごとゴールに押し込み3-3の同点!
翼くんのドライブシュートの特徴はね、凄まじく変化するシュートにもかかわらずその威力も凄まじいという点なんです。このドライブシュートを片手で受け止めたミューラーは本物の怪物ですよ…
さて同点に追いつかれたところでこの男が本気になります!
佐野の前髪が開いた時とカルツが楊枝を捨てた時は要注意なんですが…こーなった佐野は若島津と区別がつかんのです(笑)
つーわけで次藤のパスを受けた佐野がこのシュート!
キャプテン翼=オーバーヘッドキックみたいなとこはありますが、誰でもできるというわけでもないんです。来生や滝、反町あたりのオーバーヘッドは記憶にない。翼・三杉・岬・日向に次ぐ5人目のオーバーヘッドキッカーなんですよ、佐野ってのは。
さて攻めに回る南葛でしたが、翼くんはドライブシュート6連発の反動でダウン。仕方がないので来生と滝に任せます。
ちなみに南葛中学からは他に翼がサンパウロ、石崎はジュビロ、井沢はFマリノス、高杉はサンフレッチェ、森崎がエスパルスに入団しています。7人がプロ入り、そりゃ全国三連覇なんて楽勝です。
そんなわけで突き進む滝&来生。
キャプテン翼世代の間では「南葛シルバーコンビ」と呼ばれています。これに井沢が加わればご存知「修哲トリオ」さらに高杉と森崎を加えると「南葛五人衆」です。
そんな南葛シルバーコンビの前に立ちはだかったのは次藤。あっさり叩き潰すのかと思いきや…
「股を抜く」という技はもちろんサッカーには存在します。だけども実際に股を抜けていったのは滝だけじゃないでしょーか(笑)それにしても次藤くんは作者の都合次第で頻繁に巨大化するなぁ…
そんなわけで滝からのラストパスが来生へ。
来生「元修哲の点取り屋来生哲平、今は南葛の…」
つーわけでここからは準決勝、東邦学園の対戦相手はかつて日向や若島津が所属してた明和FCのメンバーが中心の明和東中。つーわけでゴール前のこぼれ球に対し懐かしい技を見せてくれます。
小学生時代ならこーゆー技もよかったんですがね、中学三年生にもなって「発進だァ!」はちょいと恥ずかしいかな…
さてもちろん勝ったのは東邦学園。そして準決勝もう一試合、南葛の対戦相手は…
松山光withふらの中!
この試合、ふらの中はマネージャーの藤沢美子ちゃんが作ってくれたハチマキを巻いて試合に挑むんですが…たぶん現代なら審判から外せって言われちゃうでしょーね(笑)ヘアバンド程度ならOKなんやけども、後頭部でヒラヒラ揺れるハチマキはoutだろうね…
さてもちろんこの試合の見所は翼vs松山。
これが松山のフェイントタックル!
いくら下が芝生とはいえ、半ズボンで片膝ついて回転したら火傷しちゃうぞ(笑)
そして松山がボールを奪い、残りの選手達はひたすらこれに徹します。
なだれ作戦!
……まぁ現代サッカーは全てがなだれ作戦だといえるのかもしれませんがね。全員で攻め、全員で守る、これが現代サッカーの常識です。
つーわけでなだれ作戦の要は松山。松山くんがボールキープしてる間に全員が攻め上がるというこの作戦、松山くんがボールを取られちゃうと終わりなんです。
まぁキャプテン翼の選手を天才型と努力型に分けるんであれば、そりゃ松山くんは努力型でしょう。でも翼や日向が天才型かといわれるとそれも疑問。真の天才型と呼べる選手は…やはり三杉くんとファン・ディアスの2人ですかね…
さて試合は松山くんのシュートでふらのが先制、だけど翼くんのオーバーヘッドで同点。このオーバーヘッドで翼くんは体勢を崩して頭から落下しますが…
爽やか。松山はホント爽やか。松山、岬、三杉の3人をその頭文字から「3M」と呼ぶんですが、3Mは全員爽やかです。シトラスミントの香りが漂うイメージです(笑)
ちなみにこの3Mに森崎くんを加えて4Mにしてあげてもいいんじゃないのかと考えている日本人は俺くらいだろうなぁ…
さて試合の方はというと、翼くんのセンタリングに対してこの男がとんでもないゴールを決めます!
これが物議を醸した伝説の「井沢5mダイビングヘッド」事件です(笑)想像してみてください、車の駐車場の縦の幅がだいたい5mですから。あなたなら飛び込めますか?