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きよの漫画考察日記2160 食戟のソーマ第11巻

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ステーキ

さて秋の選抜準決勝、審査員はこちらの5名。
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新キャラが2人いますね。角崎タキ木久知園果
{30CA07DD-7168-4799-9444-04DF475EA4CC}乳房お化けってのはいい響きの言葉ですね(笑)

さてビーフシチュー対決、創真がメインに選んだのは…
{20A09D07-1C7A-460C-A3EF-F81DEBAFF447}テールスープ、あれは美味いもんなぁ。ただビーフシチューにテール肉というのは見たことありませんね。もちろん欧米でもテール料理はあるんでしょうが、テールは韓国風に煮込んで食べるのが一番美味しいですよ。

これに対し美作はベーコンを用意。その用途は…
{C70E6A71-C2A8-4447-9F4D-660490AFE20D}付け合わせってのにも色々ありますわな。パセリみたいに色彩的意味合いしかない付け合わせもあれば、絶対に欠かせない付け合わせもありますね。まぁ付け合わせでごまかしてる感のある料理もありますけどね…

さてアレンジを加えていく美作、ベーコンの燻煙材として使ったのはメスキート{B790EA2C-BB56-4FE9-9C1D-42027E011B46}どんな分野にも高い能力を発揮する美作、実は最強の料理人なのかも。人の真似ってのは案外難しかったりするものですからね…

さてここで創真はアドリブで牛タンを調理。
{2FA6D72D-E3E9-4BE4-93B0-F904B683012B}俺は高校生の頃焼肉屋の厨房でバイトしてたので、タンの皮は何百本と剥いてきましたね。ホルモンの下処理と並んであれは手間のかかる作業だったわ…

さてまずは美作のビーフシチューの試食リアクションから。
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牛肉と豚肉が一皿にまとめられてるとやっぱ破壊力はありますよね。合挽き肉じゃダメなんですよ、一つの皿に牛と豚がそれぞれ別の味付けでまとめられてるとパンチ力があるんですよね…

これに対し創真のビーフシチュー。
{E60F633E-3E7B-431F-9166-92437318CE30}ゆきひら流ビーフシチュー 秋の選抜スペシャル!
テール肉をメインにタン、ヒレ、頰肉、ハラミ、ハチノス等を煮込んだ一皿。ビーフシチューでありながらモツ煮込みの旨さも兼ね備えておるんでしょーな。しかもハラミが入ってるのが嬉しいですよね、焼いてあんなに柔らかくて美味しいんだもん、煮込んだら激ウマなのは分かりきってますもんね…

さて創真のビーフシチューのリアクション。
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{8639450D-5A6F-4682-8D38-AF256BE1281F}肉の様々な部位を一度に味わえるのは楽しいんですよね、それが遊園地的楽しさと同じかどうかは別として。日本でステーキハウスよりも焼肉店の方が広まった要因はこの辺りにもあると思いますよ、一種類の肉を食べるだけじゃアミューズメントとしては物足りないんですよね…

さてこのビーフシチューにはモデルになった料理がありました。
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筑前煮が他の煮物と違う点、それは「煮る前に炒める」ことだそうです。そーだったのか、俺はそのまま煮込んじゃってました。シイタケ・サトイモ・タケノコ、この三種類の野菜が入ってれば筑前煮かなと勝手に思ってましたね…

そんな筑前煮も極めれば凄いようです。
{E24E3962-1579-47D4-81A1-9ACAF04AB541}素材を別々に煮込む、これは家庭では絶対に作れませんね。茹でるとアクが出るゴボウやタケノコを別に煮るくらいはできても、全部別々に煮るなんて手間はかけられませんわな…

つーわけで改めて創真のビーフシチューのリアクション。{34F4458A-AEA0-4516-B2AD-3B9A567D8635}

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堂島さんは毎回ギャグ要因になる運命なんですな…

つーわけで満場一致で創真の勝利。
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{6EBB70EC-99D1-4977-A15F-9A6554A71B38}料理人ってのも大変な職業なのかもしれませんね。常に高いレベルで批判に耐えながら料理を作り続けなきゃならないのはやはりプレッシャーですよ。そう考えるのであれば我々客としても美味しい美味しいと言うだけではなく、料理人のさらなる努力を促すため積極的に批評を加えていくべきなのかもしれませんね…

そして創真のビーフシチューを食べた美作のリアクション。
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乗っているのはコーヒーカップなんでしょうが、コーヒーカップの中にあるあのクルクル回すやつを凄い勢いで回す奴は殴りたくなります(笑)気持ち悪くなるだけだもんな…


そんなこんなでここからは準決勝第2試合。
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黒木場vs葉山!
さすがにここは葉山の勝利でしょと予想してましたがね。どちらも負けを記録させるにはもったいないキャラクターだけどなぁ…

さてお題は「洋食のメインの一皿」。鴨を主題に選んだ葉山に対し黒木場は…
{4BA93251-5A8A-4386-9A45-B81A1018F484}ウナギって欧米人も食べるんですね、意外でした。中国人もインド人も欧米人も食べるっていうんじゃ、そりゃどんどん数が減っていくのも納得ですね…

さて黒木場がウナギで作ろうとしてる料理はこれ。
{5767EBF9-9C53-4EC7-B314-566E89C4E52C}鰻のマトロート!
マトロートっていうのはワイン煮込みだそうです。正直日本人は蒲焼き以外のウナギ料理を知りませんから、ウナギを赤ワインで煮込もうという発想が出てきませんね。それにこのウナギのマトロートが非常に美味しかったとしても、結局日本人は蒲焼きに戻ってきちゃうだろうしなぁ…

これに対し葉山が作り出したのは…
{281E070A-716D-451B-A760-65E6CAE84BF1}鴨のアピシウス風!
「17世紀 ローマの美食家アピシウス氏が愛したと言われる品」とありますが、これは間違いです。アピシウスという人は帝政ローマ時代、1世紀くらいの人物です。彼が書いたレシピ本が現代にまで伝わっているそうです。

さてこの鴨のアピシウス風のリアクション。{316D4AFA-78C1-4F30-8FCE-F7746535528E}
日向子さんは以前にも鴨でリアクションさせられてましたよね…

さらに新キャラ2人もリアクション。
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審査員が5人中4人も女性だったのはこういう理由があったんですな(笑)

つーわけで葉山は怒涛の香りコンボで黒木場を攻撃。{A8DED3D5-B992-4CD0-9022-B11D633B5EBC}

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そういえば遊戯王もジャンプ作品でしたからね、やっぱ同じ雑誌に掲載されていた作品をオマージュするのはハードルが低いんでしょう。コナンくんとかは使いづらそうだもんなぁ…

これに対し黒木場も反撃。
{8212E311-9F6C-447B-95EF-3AF7CA7819A1}ウナギの中にすももを仕込んでました。こんなの日本人には発想不可能ですよね。仮に美味しくても日本人に受け入れられるには100年かかるでしょう。じーちゃんばーちゃんは絶対認めてくんないよ…

つーわけで鷲に例えられた葉山に対し黒木場は虎。
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食後のリアクションも色々考えてますな。脱がすだけではネタが尽きちゃうし、なにより有害指定されちゃいますからね(笑)

そんなこんなで葉山と黒木場の対決は決着つかず。つーわけでこういう展開になりました。
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なるほど、最初から否が応でも盛り上がる展開に持ち込むつもりだったわけですな。格闘漫画ではさすがに三つ巴にするわけにはいかないけども、料理バトル漫画ならこの展開を使えるわけか…

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