そんなわけでいよいよ後藤とのラストバトル。
勝ち目のない相手にも果敢に立ち向かう、少年漫画では当たり前のことを実際に行おうとするとどれほど高いハードルかということですね。自分よりも強い相手に出会った時には逃げるというのが生物のDNAに刻まれてる本能ですからね、それを意志の力で抑え込むのは大変ですよ…
そんなこんなで色々ありましてミギーも帰還し後藤を倒した新一。ミギーからトドメを刺すかどうかの判断を委ねられます。
考えさせられる問題です。全ての生物の命が平等だなんてのはやはり偽善者の意見でしょ。むしろ人間の命は他の生物の命よりも尊いという考え方をしてる奴の方が素直な考えのようにも思えます。いや違うな、人間という種の生命を尊いと考えてるのではなく、自分自身の命こそが最も優先されると考えるのが生物として最も素直な考え方なのかも。
そんなこんなで1年後。結局パラサイトの立場に立つ事もパラサイトを理解する事も出来なかった新一。
そんなわけで平和な生活に戻った信一の前に浦上が登場。
一理ある意見かもしれませんわな。現在の人間社会が抱えている問題である人口爆発の原因、それは一次的には医療の発達・普及なんでしょうけども、ここにも原因があることは否定できないでしょう。とはいえ今の世の中で人間達が本気で争い始めたらそれはもう種の絶滅まで行っちゃいかねないもんなぁ…
一理ある意見かもしれませんわな。現在の人間社会が抱えている問題である人口爆発の原因、それは一次的には医療の発達・普及なんでしょうけども、ここにも原因があることは否定できないでしょう。とはいえ今の世の中で人間達が本気で争い始めたらそれはもう種の絶滅まで行っちゃいかねないもんなぁ…
ミギーの「心に余裕(ヒマ)がある生物 なんとすばらしい‼︎」このセリフも深いですよね。我々人間は人間という種をなかなか客観的に眺めることはできませんからね、人間の良さに気付きにくいんですよ。人間以外の生物の命に想いを巡らすことができるのは人間の心に余裕があるから、たしかにこれは素晴らしい事なのかもなぁ…
そんなわけでラストカット。