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改訂版きよの漫画考察日記839 キン肉マン第33巻 後編

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キン肉マン第33巻の考察、その後編です。



さてオメガマンはプラネットマンのような技も使えます。
まぁ超人墓場のセキリュティーは穴だらけでしたからね、脱走を図りたくなる気持ちも分かります。それにしてもなぜこのメンツの中にスクリューキッド?という違和感は残りますね。どうせなら悪魔超人で揃えればよかったのにと思うんですけど。
ちなみにキン肉マンがミスターVTR戦で超人墓場に飛ばされた際、そこにはサンシャイン・アトランティス・スニゲーター・ジャンクマンの姿が確認できます。時系列的に考えると脱走を図ってオメガマンに殺されて再び超人墓場に送り返されたということなのかな…

そしてこの5つの首がジェロニモに襲いかかります。
スニゲーターとアトランティスはOKとしても、サンシャイン・ジャンクマン・スクリューキッドの3人に噛みつかせる意味が分からん。噛みつき攻撃を行うのであればここは迷わずミスターカーメンを入れるべきだったでしょ。ゆでたまごのチョイスは理解できん…

さてここでこの戦いの前にジェロニモが用意していたタムタムの木、この木は異常なほどに成長が早いんです。
さすがロビン、説明があまりにも完璧過ぎるズラ(笑)

つーわけでジェロニモ生還。
解説の「石垣リングの堀から無数の杭が現われ」という表現が引っかかります。これを見て「杭」と表現するのが不思議でならないんですよ。これを見た100人中100人が「これは杭ではなく木だ」と認識するでしょ⁉︎

つーわけで水中でタムタムの種を発芽させていたジェロニモ。
小学生の理科の知識になりますが、植物の発芽に必要なものは①水②日光③空気です。なので基本的に植物は水中では空気が無いので発芽できません。でもまぁ例外的に水中で発芽する植物もあるので、タムタムの種が水中で発芽する可能性もなくはない。なくはないんですが、それならばジェロニモが水中に落ちた瞬間に発芽しなければおかしくなります。植物の発芽と土というものは全く無関係ですからね…

そしてジェロニモ怒涛の反撃。
「ひと声でひとつの山を崩してしまうといわれるほどの破壊力を持つアパッチのおたけび」この解説が真実だとすれば、全宇宙で最も破壊力のある技はアパッチのおたけびで決まりです(笑)だけどそもそもタムタムの木一本すら破壊できてないのに山ひとつ崩せるわけがないですよね、それどころかアパッチのおたけびでこれまでに物理的に破壊できたものって砂超人サンシャインだけですから(笑)
(※Ⅱ世でアパッチのおたけびが携帯電話を破壊したことはありましたが)

そしてここでジェロニモの新技。ウッド・カッター・ハンド!
トマホークチョップとウッドカッターハンド、ジェロニモも良いチョップ技を持ってはいるんですが、やはりブロッケンJr.というチョップ職人がいる以上この領域では輝けません。かといってジェシーメイビアを倒したローリング・クレイドルを使ったところでなぁ…

そんなわけで再びΩカタストロフドロップに捕らえられたジェロニモ、そこにこの超人が登場!
ザ・サムライ!
…冷静になって見てみるとそれほど侍っぽくはありませんな(笑)ネプチューンマンも頑張って侍感を出そうとはしてるんですよ、「拙者」なんて古めかしい言い方をイギリス人であるネプチューンマンがしているのを考えると涙ぐましい努力です。まぁネプチューンマンは基本的に正体を隠すのが好きなんですよね、ヘルミッショネルズ1号の時もそうだったし、そもそもネプチューンマン自体が喧嘩マンの変装だし。

そんなわけで投げ込まれたキン肉アタルの灰、しかしこれをジェロニモは投げ返します。
逆さまになりながらも足で投げ返すこのテクニック、神業です(笑)


そんなわけで試合はオメガマンの圧勝。ここでいきなり奇行に出るフェニックス。
一つだけ断言できる事は、ゆでたまご以上にキスシーンを描くのがヘタな漫画家なんていないということです(笑)


そして当然嫌がるビビンバに対し…
言動がただのエロ親父です(笑)

これで動揺したキン肉マン。
まぁロビンの唇は仮面でがっちりガードされてますからね、キスくらい良さそうなもんですけど。

さてキン肉星の王子候補であるフェニックスはビビンバを嫁にする資格もあると主張。
何か違和感を感じると思ったらフェニックスとビビンバの立ち位置が逆なんですよね。基本的に結婚式では新郎の左側に女性が立つのが基本ですから。ただこれは欧米式であって、日本古来の方式では逆なんですよ。例えば雛人形だと男雛の右側に女雛がいますもんね。右大臣よりも左大臣の方が偉いことからも分かるように日本では右より左のほうが偉いという文化だったんですが、いつのまにかこんなとこまで欧米式に侵食されていたんですな…

さぁ止まらないフェニックス。
キャバクラでつまみ出されるタイプの絡み方ですな(笑)

さてこれに対してキン肉マンは…
ビビンバがお后候補だなんてのはいつのまに決まったんでしょうね?初期のビビンバは単なる押しかけ女房でしたけど。まぁビビンバは超人オリンピックザビッグファイトくらいから悪魔六騎士編までキン肉大王や王妃とずーっと一緒にいましたからね、その時に気に入られたのかもな…

さてジェロニモが破れ3人抜きしなくてはいけなくなったのはキン肉マンチーム大将ロビンマスク。しかしここでフェニックス陣営から3対2の変則タッグマッチの申し出が。これはキン肉マン陣営にとっては最高の条件なんですが…
なぜ断る(笑)
それにこの星取表も意味不明です。キン肉マンがプリズマンに負けたことになっちゃってるんですよ。おかげで勝ち抜き戦としては正しい形になりましたが、キン肉マンを先鋒にしたツケが回ってきている感じです。それなら最初から普通にキン肉マンを大将にしてればよかったんじゃないかとは思いますよね、キン肉マンvsサタンクロスなんて特に対戦させなきゃいけないカードでもなかっただろうに…

そして再びエロ親父モードに入るフェニックス。

何度見てもヘタクソなキスシーンです(笑)それに効果音の「ブチュ」というのがいかにもベタですよね。まぁここで「ズキュウウウン」なんて効果音が出てきても困りますけども(笑)

つーわけでキン肉マンは変則タッグマッチを了承。
まぁキン肉マンのこれまでの全ての戦いが友情のためだったとは思いませんが、少なくともキン肉マンは友情のために戦う時は強い。我々の世代に友情というものの素晴らしさとその強さを教えてくれたのは間違いなくキン肉マンだからなぁ…

さて超人予言書を手に入れたフェニックス、なのでキン肉マンにおける作中最後の戦いはこんな試合形式で行われます。
イリミネーション・ルーレット・マッチ!
キン肉マンの数ある対戦形式の中でもかなり印象深い究極の対戦方式ですよね。勝敗がギミックに左右され過ぎるという批判はあるかもしれませんが、このおかげでロビンvsマンモスマンのあの名勝負が生まれたんだしなぁ…

そしてこの試合の過酷さを教えてくれるマンモスマン。
このカマさ、色の塗り方が逆なんですよね。これだと刃が逆に付いてるように見えちゃうよ…

つーわけでこのイリミネーションルーレットマッチ最初の犠牲者はジェロニモ。
「ジェロ」のようにキン肉マンのキャラクターで愛称がある超人は珍しいです。他には「ブロ」「バッファ」「ステカセ」「マリポ」「スペ」「カナ」くらいのもんですかね…

つーわけでジェロニモ消滅。ジェロニモの腕と脛に生えていた毛のような物はやはりサポーターだったんですね。もしかすると体毛の可能性もあるかとは思ってましたが(笑)



















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