さて色々ありましたが甲子園行きの切符を賭けて青道高校が決勝で戦う相手は稲城実業に決定。
因縁のライバルとの対決は決勝戦で、これは野球漫画の王道のような気もしますが…これをあえて外してくる漫画家があだち充です。あだち充は多くの場合決勝戦の前に山場を持ってきて、決勝戦自体は簡略化することが多い傾向があります。
稲実の一番の強みは1.2.5.6番が2年生という事で来季以降も活躍が期待できる点です。強豪校っていうのはやっぱり3年生ばかりのチームは作ってこないんですよ、常に先を見据えてるんだなぁ…
さてそんな稲実、去年の甲子園ではこんな負け方をしてました。
スクイズを予測してボールをウエストする、簡単なようにも思えるプレーですが、こういうところでミスが出ることもよくあります。なぜかというとウエストの練習なんてほとんどやらないからですよ。練習でやらない事を本番でやろうとするからミスも生まれるんですよ…さてここからは現三年生が入学した当時の話へ。
ベストイレブンではなく憧れる選手でということになると、俺の中ではこうなります。
投手ー野茂英雄
捕手ー古田敦也
一塁手ー落合博満
二塁手ー立浪和義
三塁手ー中村紀洋
遊撃手ー松井稼頭央
左翼手ー秋山幸二
中堅手ー飯田哲也
右翼手ーイチロー
秋山をレフトに回してしまっているのはまぁご愛嬌です。
がしかし投手希望の伊佐敷はコントロールが悪かったので…
名門の野球部に入る連中なんて皆子供の頃はエースで四番ですからね、そこからの外野手転向はやはり抵抗があるでしょう。だけど野球もチームスポーツである以上そこには「分業」という概念が生じますからね、受け入れられないのであれば個人スポーツをやるべきなのかもな…