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きよの漫画考察日記2304 美味しんぼ第96巻

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赤ワイン

まずはこの貝から。
アワビ!
貝の中でアワビが一番かというと、俺の中では微妙ですね。牡蠣もハマグリも捨てがたいですもんね…

そんなアワビをこう料理しちゃいます。
アワビのとろろ汁!
こんなの卑怯ですよね。美味くないわけがないもん。


洋食を食べに来た文化部一同、栗田さんがむちゃくちゃ言い始めます。
ノーベル賞をバカにしとんのか(笑)

そしてこの料理。
イタリアンハンバーグ!
ハンバーグにチーズ乗せてトマトソースかければイタリアンハンバーグです。イタリア人には怒られそうですけどね(笑)


次は別れそうな夫婦にプルーンとチーズを食べさせたら和解したという話。
美味しんぼの「全て料理で解決」という手法も、ここまで長期連載になると徐々に厳しくはなってきてますかね…


さて。美味しんぼも96巻まで来たところで、突然大事件が起こります。
なんと岡星さんがうつ病に…
こういう事を書くと怒られるのかもしれませんが、俺はうつ病というものが理解できない。そんなもん気の持ちようだろうがと思ってしまうわけですよ。もちろん気持ちが落ち込む事は誰だってありますが、それを病気として認定してしまうのはやり過ぎなんじゃないのかなと考えてしまうんですよね…

そんな岡星さんに生きる気力を与えるため、この親子の日本料理を食べてもらいます。
西音松&西健一郎の親子、まぁ親子で京料理の料理人というのも重みがありますよね。料理の才能は決してDNAでは決まらないと思うけども、積み上げてきた技術の承継という点ではやはり親子間が最も伝わりやすいもんでしょうしね…

つーわけで究極の料理人による「春の料理」。まずは前菜。

右からフキノトウの味噌焼き、ズイキの寿司、トコブシのカラスミ和え
菜の花の昆布締め、手綱寿司、いさだの山椒煮
つくしのウニ和え、鯛のアチャラ押し、鯛の肝
うーむ、育ちの悪い俺はこういった日本料理の前菜を10秒でたいらげてしまいそうですねぇ…

次はお造り。
鯛の大徳寺納豆まぶし
さよりと京人参、大根の重ね押し
鯛のいとこ漬け。お造りも手間暇かけるとこう進化していくのか…

次は焼き物。
オコゼの田舎焼き
キスの鯛白子焼き
小鯛の卯の花焼き。魚を焼く、そんな単純な料理も極めていけば凄いことになってくんだなぁ…

そして椀物。
蛤の真蒸の吸い物、白子豆腐の吸い物。椀物は日本料理の華だなんていいますが、日頃味噌汁しか飲まない我々にとっては椀物が華になるというのはよく分からんとこですね…

さて次は蒸し物。
桜蒸し
梅肉豆腐
竹の子豆腐
グジの煎り米蒸し。蒸し物にも色んなバージョンがあるんだなぁ…

そして揚げ物。
白魚の磯辺揚げ。やっぱ揚げ物はシンプルにいくのが日本料理ですかね。

次は炊き物。
五目袋煮
大原木煮
蛤の肌煮。まぁ煮物に関しては日本料理は強いでしょう。

ラストにゴマ和え。
若布のゴマ味噌和え
湯葉と嫁菜のゴマ和え

うどとつくね芋のゴマ酢和え
以上が「春の料理」。これはアレですね、見てるだけでワクワクしてきます。こんな日本料理には俺は縁遠いけども、やはり日本人である以上根底には京料理があるのかもねぇ…


1人5万円の料亭で食事した事を自慢していた副部長。
まぁバランスだと思いますけどね。高い物を食べて自慢するのもいいし、質素に暮らすのもいいし。どちらかに偏り過ぎなければね…


次はこんな導入。
2006年ドイツワールド杯ですな。ブラジル相手に玉田のゴールで先制した時は盛り上がりましたけど結局は1-4で完敗でしたね。まぁあの予選リーグ敗退という結果に満足しちゃいけないんだけど、こういう悔しい敗戦を通じて日本サッカーは成長してきたからなぁ…

さてこの敗戦に落ち込むにわかサッカーファンにポーランド料理を食べさせるというのが今回の話。
ピエロギ、そんなもん当然食べたことありません。ポーランド料理、そんなの生涯食べる機会はありません。餃子食べられればそれで十分です。


ラストはこれ。
ラード!
俺はラーメン選ぶ時は背脂の量で決めるくらいのラード好きです。牛や鳥ではダメなんですよね、そう考えると最も価値のある家畜というのは俺の中では豚かもしんないなぁ…


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