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きよの漫画考察日記2324 とある魔術の禁書目録第15巻

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プリン

大覇星祭も終わり、次の展開へ。
原作だと11巻にあたる「アドリア海の女王」編がここから始まります。原作の方は既に40巻を越えていますが、漫画版はそこまで続けられるかね?

そんなわけで大覇星祭を振り返る当麻。
時系列的に見れば当麻は9/19の大覇星祭初日にオリアナ追跡戦を繰り広げ、翌9/20には木原幻生にウィルスを打ち込まれた御坂と交戦、そして最終日の9/25にフォークダンスを踊り福引を当てたわけです。ホント忙しい男ですw

さてイタリアへ行くためには当然パスポートが必要。
俺も齢41にしてついにパスポートを取りに行くこととなりました。一生持たないつもりでいたんだけどなぁ…

つーわけで到着したのはここ。
キオッジア!
Chioggia、イタリア語で読むとキオッジャというヴェネツィアの都市です。
ヴェネツィアという都市はあまりに有名な観光地ですが、結局のところは島です。ヴェネツィア本島の面積は屋久島程度しかありません。それなのに世界中からあれだけの数の観光客を受け入れられるそのキャパシティの深さには学ぶところがありますな…

さてこのイタリアの地でこの娘が再登場。
せっかく海外に来たんだから新キャラを出しちゃってもいいところなんでしょうが、使い所が難しくなってしまった既存キャラを再利用するのも上手い漫画の条件かもしれませんね…

そんなオルソラから当麻へ警告。
日本人の感覚とは違いますな。日本に観光に来ている外国人をわざわざターゲットにしようという悪い輩はさすがに少ないでしょうし、こういう外国人を見かけたら助けてやろうとまず第一に思うのが日本人の国民性だからなぁ…

さてここで天草式と合流した当麻、この重要キャラが登場します。
五和!
とあるシリーズにおいて少なくとも確実に当麻に惚れているだろう女性キャラは今のところインデックス・御坂・姫神・御坂妹・食蜂といったところですが、ここに参戦してくるのが五和です。倍率の高いところに突っ込んできてますが、インデックスとかはヒロイン力が弱いのでね、御坂さえなんとかすれば五和にもまだ期待の目は残されてますかね…

つーわけでヴェネツィア に到着して最初の食事。
イタリアンの美味さはもはや言うに及ばずですからね。ただバブル期の「イタメシブーム」あれが余計でした。あのせいでイタリアンというと「スカしたイメージ」というのが定着してしまった感はありますからね…

さてヴェネツィア に詳しいオルソラ。
ヴェネツィアは車の乗り入れが禁止されています。それどころかバイクも自転車も禁止です。文化遺産を守っていく取り組みとしては非常に優れていると評価できますが…当然デメリットもあります。それは輸送に手間がかかり過ぎるので物価が高いんです。でもまぁそれは致し方ないところかな…

さてヴェネツィア の歴史をよく知らない当麻。
イタリアという国家が生まれたのは1861年、その後1866年にヴェネツィアが併合され、1870年にローマ教皇領が併合されたことによって今のイタリアが完成しています。文化的にはヨーロッパのみならず世界をリードしていたイタリアなんですが、政治的には完全に出遅れてはいたんですね。でもそれもまたイタリア人らしいといえばイタリア人らしいか。

そしてここでお約束のハプニング発生。
オルソラ、間違いなくシリコン入れてますね(笑)

さてそんなヴェネツィア に現れたのはこれ。
アドリア海の女王!
ローマ正教が保有する聖霊十式という高位霊装の1つです。その能力は「ヴェネツィアおよびヴェネツィアから生まれた文明を問答無用で破壊する」という対ヴェネツィアのみに特化した能力です。範囲が限られているからこそ効果は絶大、この辺りのバランスは上手く取れているように感じますね…

そんなアドリア海の女王の効果範囲をヴェネツィア以外にも広げるためには「刻限のロザリオ」という術式が必要となるんですが、この術式は特定の人間の精神を破壊しなければ発動しないんです。
はい、もうこれだけで当麻が戦う理由としては十分です。これがアニェーゼでなかったとしても戦う男ですからね…

さてそんなアニェーゼが修道女になったのにも理由がありました。
さらにシスターアンジェレネにもローマ正教会入りした理由が。

日本ではこういう子供達は施設行きと決まっているわけですが、欧米では受け皿として宗教施設があるわけですな。まぁ子供達の人権や信教の自由との関係では微妙なところもあるでしょうけどね…

さてさてアニェーゼを生贄にしてアドリア海の女王の力を学園都市に向けようとしているのがこの男。
ビアージオ=ブゾーニ!
典型的な小悪党というやつです。ただビショップ、すなわち司教という地位は偉いんですよ。ざっくり言えば教皇→枢機卿→大司教→司教→司祭となるんですが、各支店の支店長が司祭でそれを束ねるブロック長みたいなのが司教という感じです。修道女が平社員だとすれば司教は部長レベルですからね、ちょっと逆らえませんね…

つーわけでなんとか脱出した当麻に再び接近する五和。
しかしここでToLOVEるのようなアクシデント発生。
こういうアクシデント、生涯に1回くらい起こりませんかね?宝くじ当たるよりかは確率高そうな気がしますけどね…

さらにアプローチする五和。
五和は基本的に控えめな女の子という立ち位置です。がしかし激昂した時には豹変するという二面性も有しています。まぁそれが見れるのは原作16巻の後方のアックア戦ですが、とりあえずそれくらいまでは連載も続きそうですからね…

さてローマ正教に叛旗を翻すシスタールチア。ローマ正教の教義に盲目的に動いているように見えたアニェーゼ部隊でしたが、それよりも大切なものがあったということですね。つーか子供の頃から苦楽を共にした仲間の命以上に優先するものなんて世界には無いんだよなぁ…

そして当然当麻も立ち上がります。

当麻はガッチガチの正統派主人公です。当麻がいるからこそ、残り2人の非正統派主人公である一方通行と浜面の良さにも気付けるんですね…

そして無関係の天草式十字凄教のメンバーも動き始めます。

天草式十字凄教は戦闘メンバー総勢52人の世帯ですが、建宮と五和の他にも名前付きのメンバーは6人ほどいます。余裕があれば今後見ていきますかね…

つーわけで三者が手を組みアニェーゼ奪還作戦が動き始めます。
オルソラの語った負の側面、これは後々引き起こされる大問題を暗示しているのかもしれませんね。だいぶ先の話になりますが、オルソラはとあるシリーズの大ボスともいえるアレイスタークロウリーをフルボッコにするという快挙を果たしてしまいますからね…




















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