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きよの漫画考察日記2325 キン肉マン第59巻

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寿司

さてマッスルスパークをくらってはさすがのネメシスといえども立ち上がることは出来ず。
試合時間64分28秒、そこまで長時間戦っていた印象はありませんがね。ちなみに俺が把握している限りではマッスルブラザーズvsはぐれ悪魔コンビの試合の2時間10分というのが試合時間最長記録です。日が暮れるわ(笑)

さてマッスルスパークにより立ち上がることのできないネメシス。

キン肉族三大奥義という設定も徐々に苦しくなってきましたよね。マッスルスパークはいいんですが、残りのインフェルノとリベンジャーはどう収拾つけるんでしょうか?

つーわけで敗北したネメシス、当然こうなります。

当然そうなってきますよ。とはいえストーリー的にネメシスをここで殺させるわけにはいきませんからね、さぁここからがゆでたまごの腕の見せ所です。

しかし動けないネメシス、介錯に向かうのは超人閻魔。
超人閻魔は不死の命を持ってますからね、こんな考え方にもなるでしょう。こういう展開になってくると俺はダイの大冒険のポップの言葉を思い出してしまいますね。人間の一生は短い、だからこそ懸命に生きるんです。閃光のように…

そんな超人閻魔の前に立ちはだかるのはネプチューンマン。

ロビンやラーメンマンとの戦いを通じてネメシスの心に響くものはあったんでしょうが、やはりキン肉マンとの戦いは別格だということです。完璧超人のみならずバッファローマンや悪魔将軍、ゼブラやフェニックスすら戦いを通じて改心させてしまっていますからね。やさぐれてた頃のラーメンマンやロビンマスクもキン肉マンとの戦いを通じて正義超人入りしてますし、やっぱキン肉マンという漫画の主人公はキン肉マンなんだなぁ…

つーわけでネメシスの処刑を阻止するため超人閻魔と一戦交える覚悟のネプチューンマンでしたが…


さぁついに将軍様が来ました。そりゃそーです、キン肉マンとネメシスの決着がついた以上、もはや余計な問答は不要です。この両者の対戦で全ての因縁が決着します!

そんな悪魔将軍の前に立ちふさがる完璧超人'S。
なんか急に完璧超人の結束力が高まってきたような気がしますね。各々が完璧な強さを求めるが故に孤高だった完璧超人軍ですが、ここに来て変革の時を迎えたということですかな…

つーわけでネメシスの処分は保留。

キン肉マンvsネメシスの100倍ワクワクしますね(笑)それはなぜかというと、どっちが勝つか読めないからです。展開的には悪魔将軍が優勢だとは思いますが、超人閻魔が勝つ可能性も無くはないですからね、この両者の対戦ってのはメイウェザーvsパッキャオ級のワクワク感に満ち溢れていますよ…

さて両者共に決戦の地へ移動します。中野さんはともかく、注目すべきは奥にいるドン・ピカー・デリカオーネですな。キン肉マニアの中でも知らない人もいるとは思いますが、ゆでたまごがキン肉マンよりも前に描いた読み切り「下町戦争」の主人公であり、その後も「あすとろボーヤ」「デスゲーム」といった読み切り作品に登場しております。キン肉マンにおいても地球防衛軍の長官、カレクックに牛丼を奪われた観客、アメリカ遠征編のロバートの父親などなど様々な場所に登場していたんですが、悪魔超人編でのドクターとしての登場を最後に姿を消していたドン・ピカー・デリカオーネ、この新シリーズに入ってからスニゲーターvsガンマン戦でついに復活、そしてこのキン肉マンvsネメシス戦でも描かれるに至りました。オールドファンとしては胸が熱くならざるを得ませんな(笑)

さて移動は穴から行います。
甲子園にこんな穴開けたら阪神園芸に怒られますよ(笑)

そして両者が到着した場所は…まさかのオーストラリア!
キン肉マンの試合の舞台が海外であることは珍しくはないんですが、これほど重要な試合が日本国外で行われるのは初めての出来事ですね…
ちなみに今シリーズでテムズ川に散ったアトランティスと、完璧超人始祖を倒すという大金星を挙げたジャンクマンはどちらもオーストラリア出身です。2人に故郷に錦を飾らせてあげたかったなぁ…

そんなエアーズロック、昔は高く険しい山だったんですが…
実際エアーズロックは6億年前には8000m級の山脈だったそうですが、侵食により消滅してしまったんだそうです。うーむ、あながちウソを言ってるわけでもないんだなぁ…

さてここでミートくんからの豆知識。
我々世代は「エアーズロック」と呼ぶのが普通ですが、今ではアボリジニの呼び方であった「ウルル」と呼ぶのが一般的になってます。マッキンリーも今では「デナリ」と呼びますし、いつの間にやら呼び方が変えられてしまった物はたくさんありますよね。まぁその流れに合わせられるならいいんですが、どうしても呼び名を変えられない物だってあります。俺の中でどうしても変えられない物は…乳母車・チャック・つっかけ・チョッキ・リンス・シミーズ・雨合羽・風呂桶・スチュワーデス・看護婦・保母さん辺りですかね…

つーわけで序盤ペースを握ったのは超人閻魔。


10人いた完璧超人始祖、振り返ってみるとパーフェクトディフェンダーのシルバーマン、ダイヤモンドボディのゴールドマン、硬度10のミラージュマン、アビスガーディアンのアビスマン、緩衝材ボディのペインマン、頭がメチャクチャ硬いジャスティスマン、地球外物質でできたシングマン、体躯鸚鵡返しで技を返すカラスマンと、防御面に突出した超人が多かったようにも感じますね。完璧な強さというものを追い求めると、まずは完璧な防御を求めがちなのかもな…

つーわけで悪魔将軍を圧倒する超人閻魔。


うーむ、この背中を見せられちゃやっぱり勝つのは将軍様だろうなと思ってしまいますよね。それにしてもこの背中の偉大さを見ているとキン肉マンⅡ世に登場してた恐怖の将はいったい何だったんだと思わざるをえません(笑)

さてここで悪魔将軍は地獄の九所封じその一大雪山落とし。これに対して超人閻魔はその二その三スピンダブルアームソルトで返します。
師と弟子の対決、キン肉マンの長い歴史の中でもあまりありませんでしたかね。オメガマンにより実現したキン肉マンvsカメハメくらいのもんです。そうなってくるとやはり次シリーズで悪の手先として蘇ったロビンvsウォーズマンの師弟対決なんていいんじゃないでしょうか?

さらにこの技。
超人閻魔の零の悲劇といえども、さすがに悪魔将軍クラスを人間に変えてしまうことはできないようですが…ちょっと人間バージョンの将軍様も見てみたいような気もしますね…

そして地獄の九所封じラストの超人圧搾機が悪魔将軍に極まりますが…


師匠超えか…確かに人間社会の発展もそこにあったのかもしれませんね。先人の技を学び、それを超えようと努力を重ねた結果が今の人間社会の礎だもんなぁ…

そして将軍様の代名詞が炸裂。

まぁ確かに地獄の断頭台の返し方としてはこれが一番かもしれませんね。ただ超人閻魔の「全然足りーん!」のセリフがイマイチ緊迫感に欠けている感はありますがね…

そして超人閻魔が冥府頭壊手を悪魔将軍に炸裂させますが…
ここでダイヤモンドボディ復活ですか。悪魔将軍はとにかく引き出しの多い超人ですからね、この戦いは長引きそうだな…
















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