つーわけでメネシスの猛攻が始まります。
おぉ…キン肉ドライバー的な技までも使いやがるのか!
……と思ったが、ちょっとロビンがアゴを上げれば簡単に外れる技でしょうよ(笑)ロビン、気付いて~!
そんなネメシスドライバー、誰でもできる技ではないようです。
つーわけでネメシスドライバーをまともにくらったロビンでしたが…
ロビンマスク「え…選ばれし者だと…?な…何度言えばわかる?私たちとおまえたちの間にあるのは主義主張の違いだけだと…おまえたちには「害虫」どもでも…私にとっては皆最高の仲間…そ…その素晴らしさをおまえに知ってもらうためにも…」
このネメシスvsロビンはね、とにかくロビンが立ち上がり続けます。これほどまでに立ち上がり続けたのは悪魔将軍戦でのキン肉マン以来じゃないかと思えるほど立ち上がり続けます。しかも立ち上がるその理由がさ、ネメシスに仲間というものの素晴らしさを分かってもらうためだというのがなんともロビンらしくて泣かせるじゃないか…
がしかしここでロビンの反撃!
ついにネメシスも出血しました。完璧超人は背中に一つたりとも傷が無いはずですからね、このロビンの一撃は意味ある一撃です。
がしかーしネメシスはものともせず、ついに「完肉」の必殺技を披露!
ネメシス「ロビンよ、きさまほどの自尊心の強い男がら自慢の必殺技を返され、マットに這いつくばらされ、何度やってもこのオレに反撃の糸口すら見出せぬまま空振りを続けるのみ。このまま試合が進めば進むほど、下等超人の無力さを世に知らしめることになるだけだぞ?」
ロビン「私の自尊心…だと?フッ…そんな狭量なプライドはとっくの昔に捨て去ったわ…あそこで見ている…」
あれからもう10年近く経ってるのか……それにしてはミート君成長しねえなぁ(笑)
ネメシス「ハハハ、きさまからプライドを取り除いたら一体何が残るというのだ、くだらぬ虚勢はやめろ!」
ロビン「いや…あの日に私はそれまでのプライドを完全に砕かれた…しかしその後、私はそれと引き換えに新たなプライドを手に入れた。」
突然ウルフマンが出てきてビックリした(笑)ウルフ…再登場しねえかなぁ?ゆでたまごはウルフの事をどう思ってるのかなぁ?
ロビン「そしてそんな過去を経てきた私だからこそ、おまえのようなヤツに負けられない。」
二世でケビンマスクが発揮したロビン王朝版火事場のクソ力「メールストロームパワー」ですな。その詳細はここでは語られませんでしたが、キン肉マンの火事場のクソ力といいバッファローマンの超人強度といい、今回のキン肉マンはこの辺りの「苦境に立たされて初めて発動する力」が物語のキーポイントになってるのかもね…
つーわけでネメシスにだけは負けるわけにはいかないロビン。
ネメシス「ハハハ、何を言いたいのかさっぱりわからぬわ!」
ロビン「ならば今ここで告白しよう。」
ここからはロビンの昔話です。無敗のまま超人オリンピック王者となったロビン、自分より強い者はいない、ならば自分より弱い者の意見に耳を傾ける必要もないと、今のネメシスみたいな考え方の時があったんです、ロビンにも…
ロビン「しかしそんなある日…」
第一印象でそこまでボロカスに思えればたいしたもんだ(笑)
そんなこんなでキン肉マンに負けちゃったロビン。
ホントやさぐれてるなぁ(笑)ところでアリサはどこ行った?
そんなわけでキン肉マンとの再戦を果たしたロビン、しかしその結果はご存知の通り。
ん?「当面は戦えない体」だと?ゆでたまごも上手く言ったもんだ(笑)キン肉マニアならもちろん知ってる事ですが、当時のロビンの発言を振り返ってみましょうか。
「二度と」リングには立てない体になってしまったはずのロビンがその後リングで暴れ回ったのは周知の事実。キン肉マンの読者なら一度はツッコんだであろうこの有名な矛盾点を、ゆでたまごは「当面は」と言い換える事によって闇に葬ろうとしているのです(笑)
そしてロビンはウォーズマンという逸材を発見し、キン肉マンに3度目の挑戦。しかし結果はご存知の通り。
ロビン「三度目だぞ?三度も挑んだというのに私は結局たったの一度すらあやつに勝てなかったのだ。」
ロビン「だがな…その時の心境はむしろ爽やかで清々しくすらあった。」
ロビン「それが「リスペクト」という概念!自分以外の他者に敬意を払い、認め合うことの清々しさ!そしてその心からの反省が私にそれまで以上の新たな力の萌芽をもたらしてくれた!それがまさに…」
3回敗れてやっとこさ友情パワーに目覚めたロビン、やっぱプライドが高かったんですよ。普通の超人なら1回負けた時点で友情パワーに屈してますから。ラーメンマンもブロッケンJrもウォーズマンもバッファローマンもネプチューンマンも、1回負けた時点でもう友情パワーにどっぷり浸かってましたから。魔界の王子アシュラマンくらいのもんですからね、2回目まで粘れたのは…