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きよの漫画考察日記2344 蜘蛛ですが、なにか?第2巻

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オッドアイ猫

さて上層から下層に落下してしまい、蜂にも襲われ残りHP6で瀕死の蜘蛛子。さらにここにヘビがやってきますが…



地龍アラバ!
RPGゲームの最大のご都合主義は「主人公が弱いうちは弱い敵しか出てこない」という点でしょうな。もちろんそれはそれで仕方ないシステムではありますが、現実はそんなに上手くできてはいないというのがこの地龍アラバの登場により示されていますね…

つーわけで追い詰められた蜘蛛子。
ここで考えることができるのが人の強みですよね。だから俺は人類は未来永劫絶滅はしないと思ってます。なんだかんだで生き残る道を探し出すのが人間ですよ…

さて下層から脱出するため蜂軍団との対決を決意した蜘蛛子、そこにフィンジゴアットの上位種襲来。
ハイフィンジゴアット!
スキルは毒針LV5・飛翔LV7・連携LV1・統率LV1・毒耐性LV3。下位種と比較して「統率スキル」が新たに加わっています。実際昆虫にはこういう役割の奴がいるんでしょうかね?働き蜂と女王蜂との間に、グループを統率するような役割の蜂がいたりしてもおかしくはないですけどね…

さて空を飛び回る蜂軍団に対し蜘蛛子の新兵器。
クモーニングスター!
実際ナゲナワグモなんていう蜘蛛も存在してますからね。蜘蛛といえば巣を張るイメージですが、実際にはおよそ半数くらいの蜘蛛が巣を張らずに獲物を捕らえる種なんです。何気にスペックが高い生き物なんだよなぁ…

とはいえまだまだピンチの蜘蛛子。
人間にはもちろん痛覚があります。哺乳類・鳥類・爬虫類だけではなく、両生類や魚類にも痛覚はあると考えられているのに対し、昆虫には痛覚は無いと一般的に考えられています。そもそも痛覚というものがなぜ存在するかというと、痛みを知ることで生命・身体に対する危険の存在を学習するという生存戦略なわけですよ。つまりは長生きするために痛みという感覚が備わっているわけですね。これに対し昆虫は、どーせ寿命が短いんだから危険を学習して長生きを目指すなんてことはせずに、むしろ痛みによって行動に支障が出るのを防ごうとしたわけです。どんなにダメージを受けようががむしゃらに動き回れた方が種の保存に繋がると考えたんですね…

さて巣を広げながら上層へと向かう蜘蛛子。
我々は蜘蛛の巣を強靭だとは感じませんが、そりゃそうです。身体のサイズが違いますから。もし我々の身体のサイズが昆虫サイズだったらこれほど強靭な物はないでしょうね。それでいて粘着性があるんだから手に負えませんよ…

つーわけで次から次に蜂を始末していく蜘蛛子。
蜘蛛子が生き延びられているのは人間の頭脳があるからです。やはり知恵というものはどんな武器にも勝るのかもしれませんね…

がしかし二度目の登場地龍アラバにより巣は破壊されてしまったので、仕方なく下層を散策する蜘蛛子。そこにまずはこの魔物。
エルローグレシガード!
スキルは斬撃強化LV8・飛翔LV1・暗視LV10・視覚領域拡張LV1・視覚強化LV3という視覚と斬撃に特化したスタイル。カマキリというとカマに目が行きがちですが、視覚に注目しているところはさすがです。あの眼は獲物との距離を正確に測れるんだろうなぁ。

そんなエルローグレシガードを一瞬で捕食する生物がいます。
グレータータラテクト!
蜘蛛子にもスモールレッサータラテクトからレッサータラテクト→タラテクト→グレータータラテクトという進化ルートはあったんですけど。まぁ主人公がこの巨体では物語が面白くはありませんからね…

さらにこんな魔物も。
エルローゲーレイシュー!

HP8・MP3・攻撃力4・防御力4という雑魚中の雑魚。しかし腐蝕攻撃LV5・腐蝕耐性LV5というそのスキルが強烈過ぎて誰からも捕食されないという特殊な魔物です。ちなみに現実にも毒を持ってる生物はたくさんいますけど、彼らは一切捕食されていないんですかね?例えばフグとか、奴らはぶっちゃけ海の中では無敵なのかな?


さてここで称号ゲット。そもそも主人公が毒に特化しているという漫画もなかなかありませんわな。基本的には敵キャラが使うべきものですからねぇ…

さらに下層探索を進める蜘蛛子。
迷宮において人間は無意識的に左の道を選びがちだからあえて右に行くべきというクラピカ理論が有名になりすぎていますからね、あえて左に進むのも手ではあります。まぁ俺は左の壁沿いに歩く事をお勧めしますよ、その方がいざという時に利き腕である右腕が使いやすいですからね。

さてここで鑑定のスキルがレベルアップ。
蜘蛛子が生き残ってこれたのはひとえにこれらのスキルのおかげですな。通常の魔物が5.6種のスキルしか保有していないのに対し、このスキル数は圧倒的です。まぁ目的なく彷徨ってるだけの魔物よりも、目的を持って行動している者の方がより多くのものを得られるということかな…

さてこんな魔物も徘徊してるのが下層。
エルローダズナッチ!
結局蜘蛛子と戦闘になることはありませんでしたが、スキルは毒攻撃LV5・毒合成LV5・射出LV7・暗視LV8・毒耐性LV5。まぁ魚なのに毒持ちって奴は扱いに困りますよね。食べていいのかどうか判断に苦しむんだよなぁ…

さてレベルアップした鑑定スキルにより魔物のステータスが見えるようになりました。
これはその通りでしょうな。通常のRPGゲームのように自分のレベルに見合った敵しか登場しないのならともかく、強者弱者入り乱れて現れる中で生き残るために最も必要な事はその見極めでしょうからね…

一方こんな魔物も。
エルローコホコロ!
スキルは毒攻撃LV1・甲殻LV1・暗視LV5・毒耐性LV1。肉食獣から身を守るために体表を硬質化させるというのも凄い進化だと思います。アルマジロとかよくあの進化の道を見出したもんだよなぁ…

そしてさらに新称号スキルゲット。
斬糸、これはやはり少年心をくすぐります。フィクションの世界における糸使いのほとんどがこの斬糸使いですからね。むしろ蜘蛛子のように粘着性の糸を武器にしているキャラクターなんてほとんどいないからなぁ…

そして問題のこの魔物が登場。
アノグラッチ!
スキルは投擲LV1・命中LV1・立体機動LV1・連携LV5・怒LV8・復讐。この「復讐」というスキルは仲間が殺されると群れで復讐に現れるというスキルなんですが、これによりこの魔物まで現れちゃいます。
バグラグラッチ!
スキルは投擲LV6・命中LV6・立体機動LV6・連携LV6・過食LV1。まぁこいつの恐ろしさはスキルではなく純粋にステータスの高さなんですけどね。蜂のステータスが平均攻撃能力98平均防御能力69平均速度能力106なのに対し、バグラグラッチは平均攻撃能力559平均防御能力531平均速度能力548とケタが違います。弱肉強食の世の中においてはなんだかんだいって強靭な肉体を持つ種族が強いのかもなぁ…



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