さて聖帝軍に単身立ち向かうシュウ、まずはこの技。
敵の身体を切り裂きながらシュウの履いているブーツには全く損傷が無い。ということはシュウの素足が鋭いのではないということですよね、それならブーツが痛むはずですから。つまり真空波的なもので切り裂いているか、もしくはブーツ自体がめちゃくちゃ鋭いのかのどちらかだという事です(笑)
そんな南斗烈脚斬陣の動画もありました。
身体は回らずに脚だけ回してたんだ(笑)そんなシュウでしたが、人質がいる以上サウザーに手が出せません。
そして復活したケンシロウ、その前に立ちふさがる聖帝軍兵士。
いやいや、聖帝十字陵デカすぎます。これスカイツリーくらいあるでしょ(笑)しかもこれを子供達だけで作ったっていうんだから…
多くの子供達の未来のためにはここでサウザーを倒しておく事が正解です。そう理解はできていても目の前の命を捨てられないのがシュウという男なんです。仁星、ホント悲しい星ですよ…
いやいや、聖帝十字陵デカすぎます。これスカイツリーくらいあるでしょ(笑)しかもこれを子供達だけで作ったっていうんだから…
そして最後の頂をシュウに運ばせるサウザー。
つーわけでパッと見推定2トンはあるであろう巨石を運ぶシュウ。
「たとえこの力尽きようとも このわたしの魂で支えてみせよう」これもまたシュウらしさに溢れた名言です。北斗の拳に登場する漢達の多くは力尽きた後も魂で戦うもんなんですが、その中でもシュウはこういうのが似合います。まぁ俺の中での「魂で戦った男ランキング」1位はシャチなんですけどね…
点睛をかく、カッコいい言葉ですよね。ちなみにこの言葉の元となっている「画竜点睛」すなわち物事の一番大切な部分が欠けているという意味の言葉ですが、これほとんどの人が読み間違います。これは「がりゅうてんせい」ではなく「がりょうてんせい」と読みます。世紀末の世から学べる豆知識ですな。
「たとえこの力尽きようとも このわたしの魂で支えてみせよう」これもまたシュウらしさに溢れた名言です。北斗の拳に登場する漢達の多くは力尽きた後も魂で戦うもんなんですが、その中でもシュウはこういうのが似合います。まぁ俺の中での「魂で戦った男ランキング」1位はシャチなんですけどね…
シュウと共に南斗聖拳を学んでいたリゾ、彼が現在聖帝軍に属しているのもまぁ不自然ではありません。ユダが南斗108派の内23派を率いていましたからね、サウザーは南斗60派くらい率いていてもおかしくありませんから。南斗双斬拳のベジ&ギジも聖帝軍でしたからね…
そんなリゾの声はスラムダンクの安西監督と同じだそーな。
そんなこんなでついにケンシロウ到着。
さらに現れたのはラオウ&トキ。
そしてついにシュウは頂上に到着。
お…がばっ‼︎」うん、素敵な断末魔です(笑)
北斗の長兄と次兄、ちょっとこのタッグを止めるのは無理ですね。ケンシロウ &レイのコンビも良かったけれども、やはり本当の最強コンビはラオウ&トキかもしれません。剛と柔、水と油なのに何故か噛み合うんよねぇ…
改めて見てみると、この三兄弟にケンカ売れるサウザーも凄ぇなぁ…
「南斗は天帝の星として輝かず‼︎」この表現には違和感が残ります。「天帝」というのがサウザーの事を指しているというのなら分かりますが、北斗の拳には別に天帝が存在してますからね。それにそもそも南斗六聖拳とは皇帝の居城を守る六つの門の衛将という位置付けだったはずですが、その「皇帝」というのが天帝の事なのかどうかも微妙なところですし。
つーわけでいよいよシュウにも最後の時が。
随分前に盲目になったがゆえに成長したシバの顔が分からないシュウが、ケンシロウにシバの面影を重ねるのはおかしかろうというツッコミは当然あるでしょう。しかしここは考え方を変えるべきではないでしょうか。ケンシロウの顔に息子シバの面影を重ねたのではなく、成長したケンシロウの姿を見たことによって、成長を見ることが叶わなかった息子シバの成長した姿がシュウには見えたんですよ、きっと…
つーわけで最後まで熱く生きた仁星のシュウ。
このシーンには小学生時代に衝撃を受けたのを覚えてます。漫画には色々な死に様というのがあるとは思いますが、味方キャラが「圧死」するというのは相当珍しい事じゃないでしょうか。まぁこれが男塾のキャラクターであればこの状態からでも復活できるんでしょうけど(笑)
このシーンには小学生時代に衝撃を受けたのを覚えてます。漫画には色々な死に様というのがあるとは思いますが、味方キャラが「圧死」するというのは相当珍しい事じゃないでしょうか。まぁこれが男塾のキャラクターであればこの状態からでも復活できるんでしょうけど(笑)
今見ても心が熱くなってしまいます。南斗聖拳伝承者は皆熱いんだよぅ…
さてここでこの聖帝編における重要キャラが登場します。
原作ではただの一発キャラですが、アニメ版ではレムという名に。そして北斗の拳イチゴ味においてサウザーの天敵として大出世することになる伝説の少年です。イチゴ味ではいかなる状況においても的確にサウザーの足を刺し続けるにとどまらず、リゾやケンシロウ、ファルコ 、羅将ハンの足すら刺す始末(笑)その効果か35周年を記念して行われた北斗の拳国民総選挙ではあまたの猛者達を押し退け16位という順位を獲得、上位20名だけに許されたビックリマンチョコとのコラボにもその姿があります。そしてついにはフィギュアまで販売される始末。
間違いなく北斗の拳イチゴ味における最強キャラの1人としての地位を確立しています。恐ろしい子です。
そんなターバンのガキに対してサウザーはこの一言。
「愛ゆえに人は苦しまねばならぬ‼︎愛ゆえに人は悲しまねばならぬ‼︎」このサウザー編はホント名言ばかり出てきます。シュウとサウザー、正反対のキャラクターといえばそうなんですが、どちらも魅力的で言葉が魂に響いてくるんですよね…
先代南斗鳳凰拳伝承者ですが…ある意味この人がサウザー暴君化の原因とも言えます。オウガイが優し過ぎたが故に、サウザーは師の死という事実を受け入れられなかったのかもしれないしなぁ…
そんなオウガイ、サウザーに殺されちゃいます。
そんなわけで愛情と決別した男サウザーに対し…
北斗神拳の一子相伝とは異なり、南斗鳳凰拳の一子相伝は新伝承者が旧伝承者を殺害することで初めて継承される、まさにこれこそ真の一子相伝という厳しさです。ただこのシステムは伝承者に何か不慮の事態が起きた場合簡単に継承が断絶してしまいますからね、南斗鳳凰拳を後世に繋いでいくという観点からすれば改善点だらけです。
会話の掛け合いが最高ですよね。「帝王に愛などいらぬ‼︎はむかう者には死あるのみ‼︎」のサウザーに対し「ならばおれは愛のために闘おう‼︎」と返せるケンシロウの言葉のチョイスが抜群です。
後編に続く…