資産家令嬢殺人事件の謎解きから。
この辺りのアリバイトリックはまぁ使い古されてますわな。推理物において「暗闇」は必須だからなぁ…
さてここで蘭を襲った動機が明らかに。
そのためだけに危険な橋を渡ったものです。この証言があってもなくてもそこまで結論に差は生じないからなぁ…
そして今回使われたアリバイトリックがこちら。
うーん。ガムテープが水に浸ることによって粘着力が落ちてしまうのでは?よほど強力な睡眠薬で眠らせてるのならいいのかもしれないけど…
こーゆー事を爺さん婆さんに言われると重みがあります。でもそのうち時代が流れていけば、薄っぺらい爺さん婆さんばかりの世の中になりそうで怖いです。激動の明治・大正・昭和を生き抜いてきた老人と、豊かな時代しか知らない老人とじゃ比較にもならんからなぁ…
次は「外交官殺人事件」。この重要人物が初登場。
服部平次!
高校生探偵、まぁ冷静に考えるとそんな言葉はあり得ませんが、だからこそ漫画にすると面白いんでしょう。ならもっと様々な職業を高校生にやらせてみれば面白い題材になるんじゃないでしょうかね。「高校生パイロット」や「高校生裁判官」「高校生脳外科医」「高校生財務大臣」「高校生PTA会長」とか逆に面白そうですけどw
ちなみにそんな服部の声はウイングマンの広野健太、キャプテン翼のシュナイダー、アンドロメダ瞬、そしてドラゴンボールのベジータと同じなのは言うまでもない。
さて今回の依頼は息子の結婚相手の素行調査。
まぁ分からんではない。自分より優れている人間に嫉妬してアラを探したくなるのは人間なら仕方ないのかも。芸能ニュースや週刊誌なんてその展開だもんなぁ…
さらに息子の恋人に直接会うと…
素敵な嫁姑関係もあるんでしょうが、見てられないほど醜い嫁姑関係もあるんでしょな。身内に新たな同性が加わることへの拒絶反応ってのは女性の方が強そうな感じはしますねぇ。
そしていつものように死体発見。
まぁこの意見も分かるんだけどさ。人間という生物にとって本質的要素でもある「死」という事実から子どもを遠ざけ過ぎるのも逆に過保護かとも思います。
さて殺された外交官、今回は密室殺人。
毒と一口に言っても、大きく分けると「神経毒」「血液毒」「細胞毒」があります。我々が基本的に「毒」と呼んでいるのは神経毒で、神経が麻痺することによって呼吸や心臓の動きも麻痺してしまうということです。毒のメカニズムってのはあんがい我々が想像しているものとは違うんですよね…
さてここで新一復活、服部の推理ミスを指摘。
大胆な犯罪ほど逆に見破られにくい、とはいえそれを人前で実行するにはなかなかの胆力が必要ですよね。だから電車の中で痴漢とかしてるバカは逆に根性あると思いますよ、人前でよくあんな事できるよなぁ…
そんなこんなで見事に推理を間違えてた服部。
心理的密室殺人、これも推理物ではあんがい使われがちですかね。なぜかというと謎解きの過程で物理的密室よりも心理的密室の方が絶対に面白くなるからだろうなぁ…
さて旦那を殺した奥さんの殺害動機は「元旦那の復讐」
貴女に男を見る目がなかったのも原因だと思いますがね。そして20年間貴女が旦那に対して抱いていた愛情は無いんですか?と問いたくもある。まぁ男側が悪いというのがもちろん前提ですが、100%被害者ヅラできるかというとそうでもないような感じがするな…
そして逮捕されておいてのこのセリフ。
いやいや、こんなのあり得ないだろ。息子からするとこの彼女は「父親の再婚相手の娘」だっただけでなく「父親が汚職の罪を着せた男の娘」であり「自分の父親を殺した女の娘」ですよ。逆もまたしかり。そんな2人がこの先幸せになれたりするもんかw
そして事件解決後にこの一言。
「真実はいつも一つ」まぁこれが有名過ぎて異を唱える見解もありますけども。「真実は一つとは限らない」「真実は人の数だけある」「真実は複数あるが事実は一つだけ」なんて言葉も生まれてくる中、確かに「真実は一つではなく人の数だけあるとけれども、事実はたった一つ」という見解が最もしっくりくるかなぁ…
次は「図書館殺人事件」。図書館に行方不明人を探しに来た目暮警部。
2日間行方不明というだけで捜査一課が動くことなんてまぁありえないだろうけどな…
まぁ死体の隠し場所は簡単でした。
一つ前のエピソードで子供に死体なんて見せちゃダメ的な事を言ってましたけどねwでもこんな事言えるのは日本が平和だからに他ならないんだけどね…
次は「雪山山荘殺人事件」早速殺される被害者。
包丁が刺さってるのはちょびっとだけにも見えますけどね。しかも被害者は太ってるし。内臓にまで達する傷には見えないがなぁ…
さて今回の犯人、中原香織が用意していたアリバイ。
あらかじめ色々なつまみを購入しておくというトリックですが…こんなのそのコンビニに裏付け取れば簡単に崩れるアリバイ工作です。ちょっとアリバイ工作としては稚拙過ぎますけどね…