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きよの漫画考察日記2413 名探偵コナン第19巻

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義理チョコ


エピソード52「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件②」の続きより。密室殺人のトリックに使用されたのは留守番電話。


ん〜、密室一つ作るにはめんどくさいトリックではあります。そもそも上手くいくのか?


まぁ上手くいくかどうかは別として、このトリックにも問題点はあります。今回の殺人は準備なしの衝動的な殺人にも関わらずこんな複雑なトリックを瞬時に思いついたという不自然さもあるんですが…このトリックの最大の問題点はむしろこっちなんです。


殺害した後、普通にドアの下の隙間からカギを放り投げるだけで良かったんですよ。なのにこんなテープのトリックなんて事を行なってしまったがゆえに決定的な指紋という物証を残すことになってしまってるんですよ。これじゃ意味ないんだよなぁ…


さて恩師を殺害したその動機は…

こんな程度のやり取りで激昂して恩師の後頭部ぶん殴るのはさすがにちょっと。まぁ整形する人なんてコンプレックスの塊なんでしょうから、そこを人から突かれるのは不愉快ではあるんだろうけど…


そんなこんなで黒の組織につながるフロッピーを手に入れましたが…

そんな情報をあえてフロッピーに記録してるって、黒の組織のセキュリティ甘くねえか?



次はエピソード53「ミステリー作家失踪事件」毛利家の食事風景から。

そういや俺も子供の頃は正座してご飯食べてたよなぁ。いつからあぐらなんてかくようになっちゃったんだろうなぁ…


さて行方不明の小説家から送られてくる暗号を解いたのは服部。

まぁ初めの1文字を読んでいくのは暗号の基本ですわな。新聞のラテ欄の縦読みみたいに、暗号というよりかはむしろ隠しメッセージみたいなもんですからね…


そしてこの暗号を解くもう一つのキーワードは…

フランス人は「H」を発音しません。一番日本人に分かりやすい例はブランドの「HERMES」でしょう、これを「ヘルメス」と呼ぶ人はいないですし。

そうなるとフランス語に「H」なんてそもそも要らなくね?という疑問が生じるんですがね。これは理由がありましてね、昔は「U」と「V」を書き分けていなかったそうで、両者を見分けるためにUの前にHを置くようになったんだそうです。んー、そんなことするくらいならUとVを書き分けりゃいいだけだとも思いますがw


しかしこれでも読めない箇所がありましたが…

日本人の英語習得を妨げている要因とも言われるローマ字、そのローマ字には大きく分けて2つの形式があります。それがヘボン式と訓令式。ヘボン式は外国人が日本語を発音するために作られたので、例えば「たちつてと」は「ta・chi・tsu・te・to」となりますが、訓令式は日本人の発音のために作られたので「ta・ti・tu・te・to」となります。どっちがいいかは一概には言えないけどねぇ…


さて今回の事件は作家自身が仕掛けた挑戦でした。

読者としては確かに楽しいんですけどね、こーゆーのも。でも最近はインターネット上でネタバレだ展開予想だというのが氾濫してますからね、作者側としてもむしろしんどいんじゃないのかな…



次はエピソード54「浪速の連続殺人事件」まずはこの人が初登場。

遠山銀司郎!

名前の由来はもちろん遠山金四郎ですわな。でも時代劇が全く放送されなくなってしまった現代の若者に遠山の金さんがどこまで伝わるかは疑問ですね。水戸黄門、暴れん坊将軍、必殺仕事人とかを子供の頃毎日のように見てた世代からすると寂しい限りですよ…


つーわけで舞台は東京を離れここへ。

大阪の良いところは様々あるとは思いますし、観光先としても非常にオススメはしますが、大切なのはこの平次のように自信を持って自分の街を紹介できる姿勢だと思いますけどね。それがどんなに田舎だとしても、自分の故郷を誇れない人にはなりたくはないんだよねぇ…


さてこの大阪観光を手伝ってくれる刑事が登場。

大阪出身で名前が坂田というのはもうそれだけで面白いですわな。でもこれは関西人にしか伝わらない感覚かもな…


さらに続く大阪観光。

サラッピンという表現が懐かしいですな。やっぱこの辺りの関西弁の表現は洒落てて良いですよ、標準語はホントつまらないですもんね…

なのでここで神戸育ちの私が上京しても使い続けている関西弁名詞表現TOP10を挙げてみましょうか。

10位 パチもん

9位 カッター

8位 べべ

7位 おとつい

6位 いらち

5位 押しピン

4位 いらんことしい

3位 ナイロン袋

2位 どん突き

1位 飲みさし

この辺りの表現もそのうち服部平次が使ってくれることに期待しながら読んでいくか…


そして昼ご飯。

観光先ではうどんを食べるというのも良いのかもしれません、それくらいご当地うどんというのもは各地にありますよね。ただ…大阪のうどんがホンマのうどんだと言われたら私は全力で否定しますけどね。これはもう香川県生まれの人間としての当然の義務です。


さらに続く大阪グルメ。

お好み焼きはオカズだからご飯と一緒に食べるというのが関西人だと思われがちですが…神戸人からすると「どっちでもいい」んです。ご飯なんてお好み焼きと一緒に食べようがパスタと一緒に食べようが何だっていいんです。「炭水化物と炭水化物じゃんか」とか言う関東人の口にはお好み焼きとご飯を突っ込んでやれ。


さてここで重要キャラ登場。

遠山和葉!

まぁ女の子の登場キャラクターなんてポニーテールにしてしまえば1人稼げるという良い例でしょうか。

双子じゃんかw

そして和葉の声はエヴァンゲリオンのアスカと同じ。灰原と和葉はレイとアスカということになりますな。ちなみにウォッカが碇ゲンドウだったりもします。


さてここでパトカーの上に絞殺死体が落下してくる事件発生。

パトカーの事をポリ車と俺自身言っていたかどうかは記憶が定かではないですが、警察官の事をポリさんと呼ぶのは子供の頃から変わっていませんね。一応「さん」付けてるから「警察官」と呼ぶよりもよっぽど優しさがあると思いますけど。


さて連続殺人の被害者の共通点を探して一行はここへ。


門真運転試験場!

大阪に2つある運転免許試験場の1つとして大阪在住の人は全員知っているんでしょう。逆に大阪ほどの大都市に2つしかないのも不思議な話です。神奈川在住の私としては県内に1つしかないのも勘弁してほしい話ですが、逆に岐阜は県内に5つもあったりして意味不明です。


さらに情報を調べにここへ。

中之島図書館は2ヶ所ある府立図書館の一つだそうです。ただ図書館というのはホントの地域密着施設だと思うんですよね、図書館行くために電車乗ったりしたくないでしょ。だから図書館というのは小さくてもいいから各町村に設置してほしいというのが希望ですけどね…


そしてこの刑事も初登場。

大滝悟郎!

名前が良いですな。鬼平犯科帳の主人公長谷川平蔵の密偵として活躍した大滝の悟郎蔵というのがモデルだそうです。池波正太郎作品をさいとうたかをの漫画でちゃんと読んでみるのもアリかもな…


さらに舞台は大阪府内を移動してここへ。

箕面の滝、行ったことはないです。まぁ我々神戸市民には布引の滝がありますからね、別に羨ましくなんかないです。日本滝百選の中で大阪府にあるのはこの箕面の滝1つだけですが、兵庫県には4つもありますからね、はい勝ったw

ちなみに日本の滝100選に選ばれている滝が県内に1つもないのは…福岡・長崎・そして香川の3県。ちくしょう、香川に名滝は1つもないのか…


ちなみに今回色々な地元トークをしていますが、私は「香川県生まれ、神戸育ち、東京の大学に通い現在神奈川在住」です。香川と神戸、どっちも私の故郷扱いにしていますが、そこはあしからず。


さて今回の連続殺人の犯人は坂田刑事でした。


3人目の被害者の落下事件はまぁ良いとして、4件目の女性の殺害にこんな手間をかける必要があったのかな?とは思いますけど。服部を時間に深く関わらせて最終目標まで辿り着くという目的があったとはいえ、刑事としての立場を使えば府議会議員ごとき容易に近づけるだろとも思いますがね…

それと今更気付く話ですが、当時は運転しながら携帯電話で話すことが違法でも何でもなかったんですな。警察官がやってるくらいだもんなぁ…


そして犯人特定に繋がったのは…

車運転する前にルームミラーいじるやつなんて世の中にどれだけいるというのか…


さて4件の殺人事件と1件の監禁事件を起こしたその動機は…



父親の復讐か…まぁ悪くはない。悪くはないけど…20年後にそれを果たしたところで誰得?というところもあります。遊び半分で人を殺した人間がのうのうと暮らしているのは許せないという気持ちも分かりますが…でもやっぱ許せないか、これは。父親の名誉がかかってるもんな…


そんなこんなで撃たれてしまった平次でしたが…

桜の代紋、よく聞く言葉ですが…改めて警察の徽章を見てみましょう。


この旭日章が桜の代紋と呼ばれているわけです。これが五角形なので桜の代紋と呼ばれるようになったとWikipediaには書いてありますが…これはウソでしょう。警視庁が桜田門にあるからヤクザがそれをもじって桜田門→桜の代紋って呼び始めたんでしょ。こればっかしはWikipediaではなく後者が正しいと思うけどな…


そんなわけで逮捕された坂田。命を狙われていた郷司議員は激昂しますが…

部下想いなのは良いことですが…貴方の部下は市民を4人殺害した連続殺人犯ですよ?歴史に残る連続殺人犯が警察官だったんですよ?上司もタダでは済まないと思いますけどね…



次はエピソード55「競技場無差別脅迫事件」こんな話題から。


ジョホールバルの歓喜は俺が1997年、俺が大学1年生の時でしたね。今の若者達はあの感動や盛り上がりを体験できないんだなと考えると寂しいもんです。長く生きてる事もそう考えると悪くはない。


さて天皇杯決勝の国立競技場で発砲事件発生、即座にフィールドに降りるコナンくん。

弾丸見てすぐ特定できるのもとんでもないですが、問題はそこではありません。問題なのはサッカー観戦にナイフを持ち込んでいるコナンくんの狂気性ですよ(笑)いったい何に使うつもりだったんだ⁉︎


つーわけで警察到着。

まぁヤクザの使う拳銃=トカレフという印象は強いですよね。トカレフの特徴はフルメタルジャケット弾によりとにかく貫通力が高いという事だそうです。人を殺すということだけを考えれば貫通させるよりも体内で弾丸を留めたほうが良いわけで、貫通力の高さが殺傷能力の高さに直結するわけではありませんが、防弾チョッキ通用しないというのは怖いですよね…


さてこれでテレビ局を脅迫し身代金を受け取りに来た犯人ですが…

佐藤刑事がここで初登場。ミニスカロングブーツからの腕ひしぎ十字固めは素晴らしいの一言です(笑)













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