さーて。いきましょうか。
イカの肝焼き!
イカも食材として考えると非常に深い食材です。クジラやイルカ、アザラシのような海洋哺乳類はイカばっか食べてるし、当然人間もイカは大好き。そんなイカの世界漁獲量の約1/2を消費しているのが日本人で、日本人が最も多く消費している魚介類は鯵でもイワシでもなくスルメイカ。こう考えるとイカの事を深く知らずに食べてるのが申し訳なくなるくらいの貢献度なんですよね…
次。
サワラの西京焼き!
西京味噌に漬けた魚を焼けば西京焼き、分かってはいてもなかなか家庭での再現は大変な料理ですな。それにしてもネーミングが良いよね、日本料理の真髄は京都にありというのを名前からも伝えてくれる料理ですよ。
さてここでワカコの酒の飲み方。
酒と肴をどちらも美味しくいただこうと思えばこういうローテーションが確かに正しいのかも。ちなみに私は日本酒や焼酎ロックを飲む時はチェイサーにビール飲みます。口の中は基本的にビールの味になっていて欲しいんだよねぇ…
次は家庭料理。
肉豆腐!
基本的にはすき焼きですよね、肉豆腐って。すき焼き食べた翌日に食卓に出てくるってイメージですw
次はこれ。
豚角煮!
豚角煮を食べてると「牛よりも豚の方が格上じゃね?」とも思ってしまいますよね。一度豚料理と牛料理を正面から戦わせてみれば良いと思いますよ、あんがい互角な気がします。
そんな豚角煮にはやはりカラシ。
日本人はあんがいいろんなものにからし付けますよね。豚角煮や焼売や肉まんあたりの中華料理に加え、とんかつやおでん、冷やし中華にもからしは欠かせません。だけど本場中国ではからしというものはほとんど存在していないそーな。西洋のマスタードに匹敵する調味料だと思うんだけどな…
さて今日は焼酎をロックで。
俺も焼酎飲むならロックが良いです。とにかく苦手なのがハイボールでね、ビールの炭酸は大好きなのにハイボールの炭酸は苦手です。ウイスキー苦手なわけじゃないからホント不思議なんですけどね…
はい次。
へしこ!
福井県や京都府あたりの郷土料理です。塩で漬けた後糠でさらに漬け込み、新鮮なら生でもいけるそうです。糠に野菜を漬け込むことはあっても魚漬けようとはなかなか思わないですからね、塩分濃度なんて気にせずに未来に残してもらいたいですよ…
次。
クリームチーズの味噌漬け!
たまに見ますね、洋食の食材を和食にアレンジしたものが。チャレンジ精神はいいんですけど…やっぱりトマトやピーマン、チーズなんかは和食にアレンジしても無理してるなというのをどーしても感じます。子供と同じように無理させないで伸びやかに育ててあげればいいんじゃないでしょーかw
どんどん行かんと終わらん。
げそ天!
イカゲソは胴体に比べ格下の食材、という理由で昔はなかなか食べられていなかったそうですが、そんなつまらない事気にしない山形県では非常に多く消費されているそうです。やっぱ食材に上も下もないんだよな、見栄とか張らない田舎の人はそーゆーの分かってるんですね…
次はちと問題の肴。
とうもろこし天ぷら!
ダメですね。私は好き嫌いほとんどないんですが、唯一とうもろこしだけはダメです。焼いても茹でても揚げてもペーストにしてもダメです。「何で?」と聞かれることも多いですが、私はいつもこう返してます。「とうもろこしなんて豚のエサじゃんか」と。
次は昭和テイストの居酒屋にて。
トリスハイボールとは何のハイボールなのやらよく分からずに飲んでるところもありますよね。基本的には日本の大手ウイスキーメーカーは3社あり、それはサントリー・ニッカ・キリンです。そしてサントリーが販売しているウイスキーの銘柄のうち、角瓶を割ったのが角ハイボール、トリスを割ったのがトリスハイボールです。比べて飲んでみないとまぁ分かんないんだろうなぁ…
そんな昭和な居酒屋でこんな肴。
ツナ缶マヨ焼き!
いやー、こんなの出されたらたまらんよな。ツナ缶にタマネギとマヨネーズのせて炙っただけですよ、缶から出しすらしないんですよ、でもそれがたまらなく良いというのが伝わりますかね?手抜きがいいんじゃないのよ、その飾らない姿勢がたまらないのよ…
逆に次はちょっと高級。
ウニクレソン!
聞き慣れない料理ですが、元々は広島のB級グルメだったそーな。うーむ、このワカコ酒を見てると広島グルメが結構出てきますね、やはり広島は侮れない。
次は暑い夏の肴。
もろきゅう!
Wikipediaによると「長さ10〜12cmの若いうちに収穫された小型のきゅうり自体をもろきゅうと呼ぶ」そうですが…違うでしょ。もろみ味噌にきゅうり付けるから「もろきゅう」でしょ。Wikipediaの情報ってあんがい信用性ないのかねぇ?
さて次はこんなお酒。
ビール党の私にはマッコリを何かで割るという発想はありませんでしたね。マッコリはマッコリとして飲めばいいじゃんかという考え方は、お酒の可能性を狭めてしまっているのかもしれないなぁ…
そしてマッコリの肴にしたのが…
ハツ刺し!
肉の生食に関して改めてまとめてみましょうか。そもそも生で食べてOKと法律で規定されているのは「牛肉」「馬肉」「馬レバー」の3種のみ。逆に生で食べる事が絶対に禁止されているのは「豚肉」「豚の内臓全て」「牛レバー」の3種。なので「牛のレバー以外の内臓」「鳥肉」「鳥レバー」「鳥の内臓」「馬のレバー以外の内臓」等に関しては自己責任で勝手にどーぞというのが法の姿勢です。もちろん焼けば食中毒のリスクは回避できるけど…日本人は生で食べる美味しさも知ってしまっている以上簡単には禁止しづらいですよねぇ…
次。
燻製うずらたまご!
うずらたまごはよく見かける食材です。でも養鶏場は見かけても養うずら場は見たことがない。きっと日本のどこかでうずらを飼育して日本の食文化を支えてくれている人たちがいるんだろうな、感謝感謝。
さてこの店はビールの注ぎ方にこだわりあり。
ビールの泡が特段美味しいとは思わない。思わないが、泡がないビールは楽しくない。何十年もビールを飲み続けてきていますが、泡に関しては未だによく分からないというのが本音ですね。俺が死ぬまでに答えは出るのかなぁ…
さてこの居酒屋では酔った客によるいざこざが発生、しかし…
「酒飲みは酔っぱらいに寛容なのだ」これは良い言葉ですね。だけど逆にいうと「酒を飲まない人たちからすると、酔っぱらいはただただ迷惑」ということにもなりかねんわな。酒飲みと酒を飲まない人たちの温度差、なんとか埋まらないものかねぇ?
次は懐かしの肴。
くじらベーコン!
ジェネレーションギャップが最も顕著に出る食材はクジラで間違いないでしょうな。地域的な差もあるでしょうが、私が小学生の頃は月に3〜4回ほどの頻度でクジラが給食に出てた記憶があります。ただ「クジラ肉の竜田揚げ」「クジラ肉の甘辛煮」がほとんどで、くじらベーコンに給食でお目にかかったことはないと思うなぁ…
次はビアホールにて。
アメリカンドッグ!
酒のつまみになるか否かと問われたらならアメリカンドッグはつまみにはならないですよ、でもそれもいいじゃないかと思わせる楽しさがアメリカンドッグにはありますよね。コンビニで手軽に買えるようになった今ではそうでもないかもしれませんが、昔はアメリカンドッグ食べられる機会なんてお祭りとか野球場とかしかありませんでしたからね。その頃のワクワクした気持ちが蘇るんだろうなぁ…
さらにお酒を飲む場所も重要。
ビアガーデン、もちろん好きです。好きなんですが…東京のビアガーデンってレベルが驚くほど低い。ビールも食事も衛生面も雰囲気も全てがレベル低すぎます。都心部では特に行く意味のない施設かなと思っていますけどね…
ただその場でのワカコの様子を見ていた後輩からは…
楽しければテンションが上がり、つまらないならテンションが下がる。まぁこれが普通なんだけども、中には「テンションは低いけど楽しげに過ごす」これができる子もいますよね、そういえば昔のばーちゃんとか大概そーでしたもん。パリピだとか隠キャだとか、そんな簡単に人間というものは区別はしきれないよな…
次はこれ。
豚キムチ!
豚キムチも鉄板で出されると美味しさ160%くらいには上がりますよね。そう考えると全ての炒め物は鉄板で出して良いのではないでしょうかねぇ?
次は和風。
肉じゃが!
肉じゃがのメインはもちろんじゃがいもですが、やはり豚肉使った肉じゃがに出会うとガッカリはしてしまいます。歴史的に東日本は豚、西日本は牛というのは理解してますけど…やっぱ肉じゃがは牛肉ですよ。ここは譲れないわぁ…
さて肉じゃがといえばここにもこだわりが。
じゃがいもの品種は無限にありますが、日本国内では大きく「男爵」と「メークイン」の二代派閥が主流です。男爵は煮崩れしやすいため潰す料理(コロッケやマッシュポテト)に使い、メークインは逆に煮崩れしにくいためカレーやシチュー、おでん等に使うわけですな。個人的にはやはり男爵が好きですねぇ…
もう少し。
冷奴!
冷奴こそキングオブ酒の肴なのかもしれませんね。大人数での居酒屋ではなかなか頼みにくいところもあるけども、1人で飲むなら冷奴は外せないところありますもんね。キング名乗っても良いと思います。
次はもうホントの大衆居酒屋にて。
こーゆーのでいいんですよね、こーゆーので。こーゆーのが嫌いなブルジョワジーは来なければ良いだけの話です。もちろんこれで高い値段請求してくるならおいおいとなるでしょうけども、大衆食堂、大衆居酒屋というものは本来こういったレベルで十分なんだよなぁ…
そしてここで思い切って選んだ肴は…
目玉焼き!
確かに手軽過ぎて逆に外で頼むのがはばかられる料理No.1は目玉焼きかもね。提供する側も悩むと思いますよ、目玉焼きで利益なんて取るの無理だし。
ちなみに私は目玉焼きには醤油です。塩はともかくソースは考えられんわ…
さぁ頑張っていこう。
ソーセージ!
ソーセージはまぁともかく、ザワークラウトとの組み合わせはそこまで好きにはなれていません。やはりキャベツという野菜がまだ外来っぽさを残していますよね、実際キャベツが日本の食卓に出るようになったのは太平洋戦争以後の事ですし。まだ私の中ではキャベツ文化が日本人にそこまで浸透できてはいないようにも感じるんですけどね…
次はココスで一杯。
ハンバーグ!
ココスのハンバーグ…好きですけど何か。貧乏人で幼稚な舌の持ち主である私にとっては十分に美味しいんですけどね…
そしてココスでさらに一杯。
サイゼリヤのグラスワイン100円は有名ですが、ココスも安いんですな。ちなみにワインなんて高かろうが安かろうが一緒ですよ。ファミレスワインなんて低俗とか言う奴ほど信用できません。Gacktくらいワインに自信ある人なら別ですけどもね。
ちなみにココスが出てきたので、ここでファミレスに関して。今日本のファミレス勢力ランキングというのはこのようになっています。
1位 ガスト
2位 サイゼリア
3位 ジョイフル
4位 ココス
5位 デニーズ
6位 バーミヤン
7位 びっくりドンキー
8位 ビッグボーイ
9位 ロイヤルホスト
ジョイフルとびっくりドンキーとビッグボーイ、恥ずかしながら人生で一度も行ったことがない。でもこのあたりは巡り合いなんでしょう、通学路とか最寄り駅とかにあれば絶対行ってるはずだし、行ったことがないということは縁がなかったんだろうなぁ…
次。
厚切りベーコン!
難しいところなんですよね、これ。食材には「ちょうど良い厚み」というものがあるんですよ。それに私が気付いたのはハムを塊のまま丸かじりした時です、薄切りにすると美味しいハムが塊で食べると全然美味しくなかったんですよ。魚もそうです、フグは薄く切らないと身が締まり過ぎてて美味しくないし、逆にマグロを薄く切ったら美味しくない。じゃあベーコンの理想の厚みはとなると…やはり薄い方が良いというのが個人的見解です。まぁこれはホントに難しいところなんだよなぁ…
次。
マグロの山かけ!
美味いよね、そしてマグロ山かけの美味しさをさらに引き立ててるのはその配色のコントラストだと思うんですよ。マグロの赤、山かけの白、ワサビの緑。赤と白と緑の鮮やかなコントラスト。
そして一言。
良いこと言いますな。確かに上等なマグロであればおそらく山かけにしたりはしないと思うんですよ。味が落ちるマグロをなんとか美味しく提供できないか、その努力の結果がマグロ山かけだと思いますけどね。だからお金持ちは普通に良いマグロ食べてればいいですよ、我々庶民は知恵を使って山かけで食べますから。それでいいんじゃないですかね?
次。
ホヤこのわた!
ホヤか…いや、別に嫌いでもなんでもないですよ。ただ私のような西日本人はホヤを食べる習慣がない。それだけのことです。鮮度の落ちやすい食材でもあるので、やはり東北で食したいものですよね、これは。
あと少し。
土瓶蒸し!
土瓶蒸しはよく分からん。我々日本人は当然日本料理に親しみがあるはずなんだけども、どうもすまし汁系の料理にはそれを感じないんですよね。味噌汁に慣れ過ぎてしまっているというのも原因だとは思うんですが、結局すまし汁系の頂点ともいえるまつたけ土瓶蒸しとかであってもよく分からんというのが結論なんですよね…
もうちょい。
ブリかま!
ブリもいいよねぇ。最近はビニールハウスのおかげで野菜で旬を感じることは少なくなってきたように思いますが、魚ではまだまだ旬を感じられます。春はサワラにタイにシラス、夏はアユやウニやハモ、秋はサンマに戻りガツオ、そして冬はタラにアンコウ、ブリ。魚で四季を感じ取れるなんて、つくづく日本人で良かったと思いますよねぇ…
ラストは再び自宅酒。
こたつ飲み、たまらんよな。こたつだけでもポカポカして眠たくなっちゃうのに、そこにお酒入れたら眠たくなるのは必至です。こーゆー居酒屋あったら流行りそうな気もしますが、客が寝ちゃって商売にならんのでしょうなw
そして家でこんなつまみ。
酒盗、もはやそのネーミングからして酒の肴として合わないわけがない。魚介類が好きな日本人の酒の肴として、塩辛や酒盗はもはや完成系の域に達しちゃってるよなぁ…