第311話「THE SILENT ARMY」
今回の舞台はここ。
レバノン!
もーね、レバノンといえばこれ一択で良いと思います。
レバノンと聞いてビバノン想像できない人にはなりたくはないものですw
さて今回はレバノン内乱がモデル。
レバノンは国民のほとんどがアラブ人なのに宗教はキリスト教とイスラム教で二分されているという不思議な国家。やはりそういう国家内で権力闘争が起きないわけもなく、さらに悪いことにその内紛の最中にアラファト議長率いるPLOがレバノンに乗り込んできたんですよ。PLOを排除する力のなかったレバノンは国土の一部をPLOに乗っ取られていたわけですな。そんなPLOが目障りで仕方のないイスラエルがレバノンへ侵攻し、PLOをレバノンから追い出したというのが大まかな流れです。結局どこまで行ってもキリスト教とイスラム教、ユダヤ教は和解はできないということなんですよね…
さて殺された仲間の敵討ちをゴルゴに依頼。
まぁビジネスにおいても何においても基本となるマナーわな…
ゴルゴが殺した人 1
増刊30話「邯鄲の夢」
さて今回のゴルゴへの狙撃依頼は…
毛沢東の中国国内での評価というのはよく分かりませんがね。歴史上最も有名な中国人の1人であることは間違いないと思いますが、指導者として世界レベルで評価した場合に毛沢東ってのはどの辺りに位置するのかね?
つーわけで舞台はここ。
陝西省!
中国には22の省があるそうですが、全く覚える気になれませんね。そもそも「せんせいしょう」と読める人の方が少ないでしょう。もう陝西省には長安があったと覚えておけばそれで十分だと思います。
ゴルゴが殺した人 0
第312話「種子探索人(ブラントハンター)」
舞台はまずここから。
メリーランド州!
中国22省は覚える気にならんと言いましたが、アメリカ50州は一般常識として押さえておきたい知識ではあります。でもアメリカの州は不思議で、歴史のある東海岸の州ほど日本人の記憶に残りづらいんですよね。メリーランド州とか歴史もあるし、ワシントンD.C.の隣だし、経済的にも裕福な州のはずなんですけど、印象が弱いんだよな…
そして舞台は一変、アジアのこの国へ。
チベット!
チベットを国と見るか、中国の一部と見るか、まぁ考え方は色々あって良いんじゃないでしょうか。もちろん世論は中国に厳しいのが大半だけども、中国には中国でチベットを手放せない理由があるわけで。とはいえ個人的な中国の定義としては「漢人が住んでいる地域」これで良くないかと思うんですよね。チベット人が住んでいる地域はチベットという国でいいんじゃないのかな…
そんなチベットで植物の原種を探すプラントハンター。
自然の草を食する情熱は欧米人にもあると思いますがね。ハーブとかパセリとか、完全に草でしょ。
そして舞台は隣の国へも。
ネパール!
インドと中国という超大国に挟まれる形のネパール、それでありながらその独立を維持し続けてこれたのはやはりヒマラヤ山脈が強烈なんでしょうな。あれを越えて侵略戦争起こすとか、相当大変そうだしな…
その頃ゴルゴはオランダに。
シーボルトの名前が出てきましたが、シーボルトが何をした人なのかってのはよく知らないですよね。ざっくり言えば鎖国時の日本で蘭学を教えた人です。偉人なのかと聞かれると…そこまでとは思ってしまうよな…
そんなこんなでゴルゴが狙撃したのは鳥使いでした。
鳥葬、人の葬り方としてはSSSクラスですなw
でもまぁチベット的には合理的な方法らしいですよ。森林の少ない地域では火葬するには燃料が足りないし、寒冷な地域で土葬にすると微生物による分解が十分に行われないそうですし。多くの動物の肉を喰らって生きてきた人間、最後にはその肉を他の動物に与えるという葬り方もアリっちゃアリなんだよな…
ゴルゴが殺した人 1
第313話「メディアコントロール」
こんな出来事から。
第40代アメリカ大統領、ロナルド・レーガン大統領が38度線を視察していたというのは知りませんでした。当時私は6才、さすがに記憶には残らんか…
さて今回の主題はメディアによる情報操作。
確かに。湾岸戦争に関して流されていた映像は我々が思い描いていた戦争の風景とは全く違ってましたね。まさにテレビゲームかのように敵拠点を破壊する映像は、戦争への忌避感を相当やわらげたもんなぁ…
さらに続く情報操作。
原油まみれの海鳥の映像も、当時飽きるほど流れてましたな。確かにあの映像によってイラクやフセイン=悪という印象が我々日本人にも刷り込まれたといえるかもしれない。まぁあの当時はインターネットが普及していなかったから、今ではそう簡単に印象操作はできないのかもしれないけどな…
そんなこんなでゴルゴが向かったのはここ。
コロラド州!
コロラド州の特徴は「アメリカで最も平均標高が高い州」これで良いでしょう。日本でいうところの長野県的位置で考えておけばまぁなんとかなるんじゃないでしょーかね。
そんなこんなでこの山岳地帯をヘリで移動するゴルゴを防衛部隊が待ち構えていましたが…
ヘリから飛び降りての無事着地(笑)そしてそこから即座に反撃。
いや、ゴルゴ強すぎでしょw
ゴルゴが殺した人 16人