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きよの漫画考察日記2428 キン肉マン第64巻

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表紙でのネタバレが強いんだよなぁw


おにぎり


さてルナイトvsウルフマンから。劣勢のウルフマンに対し…



キン肉マンの親友はテリーマンでしょう。だがキン肉マンの好敵手と呼べる超人はウルフマンなのかもしれませんな。キン肉マンと同い年、同学年の超人というのは実際テリーとウルフくらいしかいませんからね…


つーわけでウルフも火事場のクソ力発動。


この能力が発言しても負けるパターンもあり得るというのがゆでたまごの良いところです。試合前から明らかに勝敗が読める戦いもある一方で、最後までホントに勝敗が読めない戦いもあるんですよね、キン肉マンという作品には。


がしかし、ルナイトも火事場のクソ力発動。

掟破りの合掌捻り!

合掌捻りも相撲においては超レア決まり手で、幕内においては1963年、1965年、2022年のたった3回しか記録されていません。ただ…正確にいうとこの投げ方は合掌捻りではなく「徳利投げ」なんですけどね…


そんなこんなでピンチのウルフの前に彼らが降臨。



彼らはどこへ逝くんでしょうかね?超人墓場だとするともう復活はできないわけですが、そもそも超人墓場が死後の世界という認識はもう読者にはありません。あそこはもう死後の世界ではなく別の次元なだけという感じですし…

それにここでベンキマンやカナディアンマンが死んでしまうと、Ⅱ世の世界との整合性が取れなくなってしまうんですけども。ゆではその辺りどう考えているのやら。


そしていよいよクライマックス。


考えてみると「力士」ってカッコいい言葉よな。「相撲取り」や「関取」って呼び名よりも「力士」が最もシンプルで荘厳な感じがします。


そしてついに決着。


不知火・雲龍投げ!

良い技ですよ。普通ならここは「〜落とし」です、でもあえて「〜投げ」とネーミングするところにウルフマンの超人力士としての矜持が感じ取れますよね。ウルフマンは超人レスラーではあるものの、根っこにあるのは力士なんですよ…


つーわけでウルフマン、会心の勝利!

いや〜これは目頭がウルウルしてしまいました。別に俺はウルフマンファンではない、別にウルフマンの活躍が見たかったわけでもない。だけど…子供時代に夢中になって観てたキン肉マンの登場人物が、なかなか活躍の場を与えられなかったウルフマンが37年の時を超えて勝利する姿に感動しない肉マニアなんていませんからっ!


そして負けたルナイトは自死。


超人って飛べるんでしょ?という疑問を今更言う人にキン肉マンを読む資格はない。超人は飛べたり飛べなかったりするんです。それでいいんです。



そんなこんなでオメガ六槍客との対戦は1勝5敗。ここで舞台は国立超人博物館へ。


こんな博物館があるのなら肉マニアはすぐにでもいきますw


がしかしここで謎の展示物が。

にゃはは爆笑これ展示するのはセンス抜群です。


そこに現れた謎の4人の影。

もう隠す気もないですわな。ここからは運命の5王子かぁ…これはもちろんピッグボディの活躍に期待ですよねっ!


そんなこんなで六槍客vs運命の5王子!

さて楽しみな対戦予想の時間です。まずどう考えても炎属性のマリポの対戦相手は氷属性のヘイルマン、さらにフェニックスは因縁あるアリステラとの対戦、ここまでは決まりでしょう。ここからが問題ですが、カナディアンマンを圧倒的パワーで粉砕したパイレートマンには我らがビッグボディ、そして主人公補正により勝利がほぼ確定しているキン肉マンには色物キャラのギヤマスター。そうなると消去法でゼブラvsマリキータマンかな…


さてまずはマリポ。

マリポvsヘイルマンの戦いの舞台はルーマニア、ブラン城。キン肉マンに登場する舞台もワールドワイドになってきましたが、その理由は簡単でしょう。昔はネットがなかったから海外の資料とか取り寄せるのが大変だったからでしょうね…


次はビッグボディ。


おっとこれはビッグボディ勝利の匂いがプンプンします。ギアマスターのような色モノ超人の2連勝は考えにくいですからね…


次はゼブラ。


ゼブラがマリキータマンか、シマウマvsてんとう虫…う〜む、この対戦は結末が見えぬ。


次は我らがキン肉マン。

キン肉マンvsパイレートマンは意外。キン肉マンは新章に突入してからピークア・ブー戦とネメシス戦の2戦しか戦っていませんからね、主人公キン肉マンと戦えるというのはパイレートマンにとっては相当なステータスです。


ラストはフェニックス。


やはりそーなるわな。問題はここでフェニックスが大ボスを倒してしまうという展開をゆでたまごが描くか否か。前シリーズで大ボスであるザ・ワンを悪魔将軍が倒すという展開をやっちゃってますからねぇ…


そして両雄の対戦場所は…

安土城!

王位争奪戦でラスボスを務めたフェニックス。熊本城・会津若松城・姫路城・名古屋城・大阪城が舞台となったあの戦いの因縁を引きずる両者の対戦の舞台として安土城は確かに最も相応しい。ゆでたまごは何も考えていないように見えて、実は緻密な作家なんだと改めて気付かされましたw


そんなこんなで予想通りフェニックスvsアリステラ。

「あふれる知性で返り討ちにしてやろう」言葉の意味は分からんが、とにかくすごい自信だわw


そんなこんなで運命の5王子(ソルジャー除く)の先陣を切るのはやはりマリポ。


もうアノアロの杖関係なく、炎属性を身に付けた感じなんですな。こうなってくるとマリポーサというキャラクターは「超絶身軽」「1億パワー」「炎属性」「盗人」「偽マッスルリベンジャー」といった要素を兼ね備えた超人レスラーということになります。これって…強い弱いとかじゃなくてゆでたまごが描きやすそうな感じがしますね。今後マリポが活躍する機会もあるっぽいな…










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