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きよの漫画考察日記2445 三国志第7巻

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ねこクッキー


まずは公孫瓚配下の劉備の現状から。

平原の相、相のイメージとしては県知事くらいのイメージでしょうか。そして平原というのは青州にあります。

この青州はさらに9つに分けられ、その内の1つが平原ということになります。そう考えると劉備は相当出世したんじゃないのかな…


さてここでこの人物が登場。

袁術 公路!

同族である袁紹と抗争を繰り広げ、最終的には皇帝を名乗るに至った大物ですね。三国志序盤においてはこの袁術と袁紹がむしろ中心にいるのかとも感じますね、袁一族が退場してから三国志中盤戦が始まるイメージ。

そんな袁術のステータスは統率52武力66知力72政治17魅力44、合計251ポイント(全体459位)。政治17が致命的過ぎる無能君主の代表例といえるステータスです。でも記念すべき光栄三国志第一作目の袁術は武力95魅力95という大変有能な君主だったんです。でもそれはアレかな、君主補正が働いていたのかもな…


一方こちらは呉の孫堅。

先ほどの地図で、中国中央部にある「荊州」の重要性は理解できると思いますが、その荊州はさらにこのように細分化されます。

袁術が治めているのが南陽、孫堅が治めているのが長沙ということです。荊州はこれからも三国志において重要な舞台となりますからね、ある程度の位置関係を把握しておく方が良いのかも。


そんなわけで劉表を攻めようとする孫堅に対し…

孫堅の弟が孫静 幼台。兄である孫堅の死後は甥っ子である孫策・孫権のために使えた良い叔父さんです。当時はやはり年長優先ではなく長子の一族が最優先だったんだなというのがよく分かりますな…

ちな孫静のステータスは統率66武力51知力75政治74魅力71、合計ポイント337(全体152位)。孫一族は役立たずがおらず皆優秀ですな。


さてここで重要人物登場。

ここで三国志における英雄の1人である孫策が初登場。まぁ彼の活躍はもう少し大きくなってからですね、孫策について深掘りするのはその時にしましょう。


さらにこの人物も初登場。

孫権はまだ子供、そりゃ三国志という物語における中心人物にはなれないですよね。曹操や劉備よりも生まれる時代が遅かっただけなんですが、これこそまさに時の運。伊達政宗とかが戦国時代に乗り遅れたように、生まれる時代が少しズレるだけで歴史は大きく変わるんよね…


さて侵攻する孫堅軍、迎え打つのは劉表軍のこの人。

黄祖!

先ほどの地図でいうと「公夏」を守っていたのがこの黄祖。無能な将軍ぽいですが、実際には孫堅を返り討ちにし、敵討ちに燃える孫策・孫権からの侵攻を10年以上も防ぎ続けた名将です。たぶん。

そんな黄祖のステータスは統率74武力65知力57政治44魅力30、合計270ポイント(全体404位)。んー、名将というのは言い過ぎたか…


さてまずは孫堅軍のターン。

この辺りはもはや弓ではなく「弩」ですね。こういった弩は三国志よりもはるか昔、戦国時代から存在していたそーです。武器開発の歴史は深い…


これに対し黄祖のターン。

昔の戦場ってのはこんなんだったんでしょうね。雨あられと浴びせられる矢、こんなのされたらとても馬では近付けないでしょう。あんがい盾を構えた歩兵によって近付いていく戦術が効果的だったのかもなぁ…


さて守りの固い黄祖に対し…

別のところから上陸できないの?という疑問は言いっこなしで。多分ここ以外は全て切り立った崖みたいになってるんですよ、ここしか上陸ポイントはないんですよっ!


さて黄祖を破り進撃する孫堅、ここでこの人が初登場。

劉表 景升!

中国史において非常に重要な荊州という土地を長らく治めていた劉表、おそらく名将なんでしょう。何か少しでも違っていれば、劉表が中国を統一する歴史もあったのかもしれません。まぁ劉表はこの後も何度も登場するでしょうし、その辺りはまたその時に語りましょう。

そんな劉表のスペックは統率53武力31知力71政治84魅力83、合計ポイント322(全体206位)。その高い政治能力と魅力、平和な世界であれば明君、名将となれたのかもしれないな…


そんなこんなで次は襄陽城を攻める孫堅。

こんなの登れるわけなくね(笑)


そんなこんなで優勢だった孫堅ですが、敵を深追いした結果…

大物キャラとしては最初の死亡例でしょうか。ちなみに初平三年は西暦192年、日本ではまだ14代仲哀天皇の頃ですが、そもそも存在自体が疑問視されている天皇の時代です。中国の歴史が深いのは当然なわけですが、その歴史が史実として残っている事が凄いよな…


その頃董卓は郿塢という城を築いて贅沢三昧。

「城内の建物は金玉で飾らせ」うん、別に何も問題ないですけどw


さらに豪華絢爛な郿塢。

15歳から20歳というところにも皮肉を感じますな。結局のところ女性がモテるのはそのあたりの年齢なんだということなんでしょう。今では犯罪として扱われがちですが、結局のところ男は若い娘が好きなんだなぁ…


そんな中、この人物が登場。

王允 子師!

後漢のために動いた忠臣…という評価でいいんでしょうかね。董卓抹殺後の王允の施策が全て良かったかというとそうでもなかったらしいところが若干マイナス評価ポイントですが。

ちなみに王允のステータスは統率27武力5知力73政治78魅力77、総合260ポイント(436位)。武力5は…まぁそうでしょうな。


そして重要なのは王允よりもこっちの娘です!

貂蟬!

三国志に登場する女性キャラクターの代表…というか三国志において重要な働きをした女性なんて貂蟬以外にはいません。ありとあらゆる物を手に入れていたであろう董卓と呂布がどちらも夢中になってしまう美貌…今の世の中で例えると誰なんでしょうね?ちょっと悪女的な部分もないとダメだから…深田恭子あたりでしょうかw


そんな深田恭子貂蟬を董卓に奪われ、納得いかないのは呂布。

この呂布キック、やけに愛らしくないですか(笑)


さてさて董卓を諌めるために李儒はこんな話を。







立派な家臣のようにも思えますが、そもそも暗闇に乗じて主君の嫁に悪戯しようとする馬鹿武将ですけどねw

ちなみに楚の荘王という人は明君で有名で、この人が中国を最初に統一していてもおかしくはなかったのかもしれません。そしたらまた歴史は大きく違っていたんでしょうがね…
















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